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満月〜❣️

妊娠中、必ず、お世話になる
妊娠カレンダー(マタニティカレンダー)

日本では、
カレンダーに
和暦と西暦の二つの暦が
印刷されていることが多い。

最近は、
西暦が、一般的になっているとは、
思いますが。

私も、基本的には西暦を使っています。

しかし、
過去の記憶を呼び起こしたり、
昔話をする時、
昭和の時代は、のんびりしていた。
とか。
令和になって、もう四年目だとか。

和暦のほうが伝わりやすい場合もある。
要は、和洋混雑しているのですね。

この、和暦(旧暦)と西暦の両方を
使っている国は日本だけだとか⁉️

さてさて、
ここで、
和暦の話をする訳は。
和暦を活用する時が、
意外な所にあるのです。

それは、
出産に関係があります。

産科診療では、
分娩までの経過を数えるときは、
七進法で、
7日ごとに繰り上がり、
更に
妊娠月は、
均等に四週毎にカウントする❣️

即ち、
トウキトウカ=280日とは、
7日❌40週
妊娠の満了する日=出産予定日とは、
妊娠11ヶ月0日になるのです。

妊娠中には、
妊娠週のカウントが
「七日刻み」となります。

和暦の刻みの方で、
1週6日の次から、妊娠第2週となり、
妊娠第2週6日の次の日から
妊娠第3週0日となる。

そして、
3週6日で、
次の日には、
妊娠第4週0日となりますを

次の週に繰り上がると同時に
妊娠第二ヶ月になるのです。

例えば、
妊娠第二ヶ月(妊娠4週0日から)は、
妊娠4週0日から始まり、
4週1日、
4週2日、
4週3日、
4週4日、
4週5日、
4週6日と7日数えると
次の週になる。(妊娠5週)

この様に、
「妊娠カレンダー」は、
4週毎に、妊娠第何月、第何月と
進んでゆくのです。

妊娠35週6日までが、妊娠9ヶ月。
妊娠36週0日からが、妊娠10ヶ月となる。

今は、
スマホに
『最終月経の始まり日(生理が始まった日)』を入れて『出産予定日』をポチンとすると
お産の予定日が出てくる。

が、分かりにくい〜❣️
七進法で、数えるのには
多くの人が、慣れていない。

また、
生まれる前後になると、
月の満ち欠けや、
海の満干潮も、
何やら関係あると
考えてみたくなる。

実際、
3000件の自然出産の方の出産時間を
(その多くが助産所での出産)
コンピュータに入力して、
潮の満干潮の時間との相関が
無いかを調べてみたことがある。

特定は、
出来なかったが、
一日の中に二回、
出産時間が集中する時間帯が、
あった事までは、確認しました。

残念ながら、
潮の満ち引きとの相関は確認出来なかった。

という訳で、
こんな今の時代に⁉️と
言われるかもしれないが、
妊娠、出産、子育ての中では、
和暦や旧暦の四季折々の用語、
二十四節気などを
用いることがあります。

又、
子どもの成長にも
季節毎の慣習を重んじる
祝い事の目安と
子どもの成長を願い、
祝う慣習も地域毎に沢山ある。

生後100日めには、
『お食い初め』として祝い

初節句では、
男の子の健やかな成長を願い、
女の子には、
器量良く育つ事を願うなど
様々な通過儀礼。

初までのお誕生日には、
しつがり歩ける子になるよう
また、
一生、食に困ることのない様に
との願いを込めて
一升モチを背負わせるなども
子どもの幸せを願う『通過儀礼』
の一つです。

まぁ、面倒がらずに
和暦も使い慣れたいものですね。

産婆の独り言でした。

それにしても、
満月🌕は、神秘的な美しさ❣️


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