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❣️生まれた赤ちゃん、 母乳確立に最短コースの奮闘レポート4日間❣️

人騒がせな人災❓コロナと天災台風8号!

昨日の夏空と、うって変わって、
今日は、曇り空で、日差しがゆるい

待ちに待って、
やっと生まれてきてくれた赤ちゃん❣️

大器晩成を『地(じ)』て生き始めた
男の子のエネルギッシュな誕生から 
一週間を振り返ってみたい。

🌼妊娠中からマイペースで、充分成長する迄、産まれる気配すら感じさせず、予定日を大幅にオーバー。

🌼出産のマイペースのプログラム。
母と対峙すること1/4日、即ち約6時間。
その内訳は、
❶ゴク軽い陣痛が5時間40分。
❷中位の強さの陣痛が15分。
❸ベビーな辛い陣痛は5分間。

 もし、このタイミングで生まれて来られるないようなら「別の部屋に移動しなくては
ならない」という施設側の事情をキッチリ
とクリアした❣️

胎児の世界では、
予定日前後(前三週間以内、後二週間以内)に産まれて来れる事を「予定&実践」と云う。   
  (注意❗️この解釈は、助産師     
      前田弘子の産婆感覚で、   
      見つけた定義風な解釈です。
    個人的な意見に基づく表現です。
             悪しからず)
この世界で一般的には
『有言実行」と云うのに当たるのかなぁ⁉️

🌼子宮のから生まれ方も『母への負担』を最小限にしたポーズをとり、充分な体重を確保して、期限ギリギリを全てチェックしての白昼堂々の登場と云う生まれ方。さすが❣️

🌼母乳育児へのトライも、並でない。普通お産当日の最初の授乳は、なかなか上手くいかない事も多いのだが、これもまた、母の身体回復を進める事と母乳の分泌を促す事の
バランスが絶妙だった。

🌸産後二日目にして
①赤ちゃん自身「満足感を得られるところ」まで母乳が飲めていた。(直接授乳8g\回)
勿論、
②母の身体への貢献も忘れず❣️実に❗️
上手く拮抗する母体バランスを調整させた。③母の「産後の身体回復」と「分泌機能」のバランスは、赤ちゃんの協力無くしては、
完璧に達成できないのだから❣️

🌼産後のママの経過については身体と乳房と二つの観点から観る。

[ポイント]  拮抗する両変化なのに赤ちゃんが存在する事で、その二つのポイントが、
相乗効果を発揮し、両方ともが上手くいく!と云う不思議な素晴らしい体験をする。

○観点❶乳房は『分泌』が、
始まり何年も継続する事が可能になる。
「出産に伴う劇的な変化が[開始し軌道に乗るまで]と云う時間に伴い変化する。特殊な機能を持つ内分泌液を栄養として赤ちゃんに与える。

○観点❷母乳(母の身体から分泌される
赤ちゃんの為にだけに準備された栄養液)
それは、母乳。

母乳とは「赤ちゃんを最適に育てる母の身体からつくり出される唯一無二のモノ」。
母乳分泌に関しては特に『最初が肝心』❣️

🔴この母乳育児を始めるにあたりこの時期は、ストレスが大きく、結構、シンドサを感じるママがおおいのですが。
ひと言で言い当てると、
兎に角、
肝心なのは、初期ケアです。なので
『初心肝心プラン』という名前を
つけました。
そして、
この『初心肝心プラス』については、
後日、別にまとめたいと思っています)

○観点❸子宮について 
母の身体の回復(主に子宮の回復状況)は、
赤ちゃんが母乳を吸おうと繰り返し吸啜(吸いつこうとする行為)行動を試みる赤ちゃんとそれを寝食を忘れたかのように支えるママの『三つ巴の関係』が大きく関与する。

🟢母体=母胎=子宮
こかからは、直接 観ることができない
母の身体の中の話、そして、子宮から生まれ出たばかりの赤ちゃんについて。🟢印

🟠赤ちゃんとして登場した子、或いは、母体内にいる胎児に関する話は、🟠印

🟠赤ちゃんの動き、行動を支えようとするママの根気の良さ。何回も何回も根気良よく手助けしようとする行為が赤ちゃんが上手にオッパイを飲むコツを覚える「タイミング獲得」に大きく左右するのだ。

🟠また、
赤ちゃんが、乳房乳首を吸おうとすればするほど、母へはプラスの影響を与えること。しかし、その行動が、上手く調整出来ないと効果が効かない。か、効き目が出にくいのだ。

一方、赤ちゃんは⁉️と云うと。

🟢トツキオトウカという特別な九ヶ月間『子宮』という大人の女性の身体の一番安全な場所(人の芯の位置になる)。人間の身体内でもっと奥の最も安全で、安定した場所に、受精から七日間で到着する。

🟢子宮に根付き(着床、チャクショウという)に始まる生命維持装置にあたる『胎盤』というコレまた特別な臓器を創り上げる。

🟢観点❶胎盤は、もの凄く精密で綿密なプログラムに則って「ヒトの子を育てあげる」保育器のようか役割をする特殊な臓器でトツキオトウカの為だけのために突如、造られる臓器なのだ。赤ちゃんの誕生の後、体外に剥がれ落ちて出て来ると役割を終えるのだ。

🟢胎盤の果たす役割は、単に成長に必要な栄養を供給すらだけでなく、内臓臓器にも頭の中のDNAレベルにまで働きかけ、情緒の元を豊かにしたり、果ては、母の体外の音にまで反応できる能力をつけたり。

🟢観点❷母が不調になっても、胎児にまで影響が及ばないような要塞的な役割をも果たしつつ、赤ちゃんとして、現世に登場できるようになるまでの胎児の成長発達に関わり胎児を育むのだ。

そして、
更に、
🟠まだ、不十分な手足、頭の不足部分を残したまま、誕生し、母乳という、これ、又又、身体を提供してくれた女性の乳房に刻印して生まれ出て来る。
それは、もし、「早産など特殊な栄養を必要とする成長度が、不十分な赤ちゃんが生まれても」適応可能な唯一の栄養源となるのだ。

🟠受精卵から数える事280日間で、身体の大きさは2000倍にも成長発達する
(まだ、この時期は、大きさ的にも内容的にも、成長過程にあり、不十分なことは十分、証明されていりにもかかわらず、宿主である妊娠中の母のサイズ的条件によってヒトノコ胎児は、全員が『生理的未熟児』のままこの世に登場してくるのだ。

🟠実際、このトツキトオカ=280日という人間の妊娠期間では、まだまだ、不完成な状態ではあるが、もうこれ以上、体格的に成長すると胎児にとって一番大きな身体の部分『頭』が骨盤通過できなくなる直前に(一般的には「子宮から出られなくなる」と表現するいうかもしれないが)なると。

🟠なんらかのタイミングで胎児側からはたらきかけて『陣痛』という筋肉のリズミカルな連続的な収縮を母体に起こさせて、この世に登場する。

🟠身動きも取れないような、狭い子宮内、更に、生まれ出る時は、その子宮など身体の臓器を支える骨盤という、難しい形状の骨のトンネルを身をよじり、くぐり抜けなければならない❗️。

🟢さて、
陣痛は、寄せては引く波に例えられるような波で表現される、何時間も、中には、何十時間もに渡り、繰り返す波のような陣痛。

🟢繰り返しの「痛み」と「子宮筋の収縮」からなる陣痛に寄って、女性の体内から外界、地球上に押し出されて来る。

これを生命の誕生、いわゆる、出産という。

🟠こんな苦難に耐え、苦しみ抜いて誕生する赤ちゃんなのだが、実際の陣痛には、瞬間、瞬間で休みが入る。息のできないぐらい強く圧迫される時間帯もあるのだが、それでも、お産の最中、ママになる母体は、周囲の人、多くは医療関係者、医師、助産師などと会話できるのだ。

🟠命を育み心身の成長発達をさせる環境として生きてきた場所、子宮の中で、もうこれ以上は、狭くてここ(子宮)にはいられないなぁと思い描くようになると陣痛を引き起こす胎児とは、イッタイ、どんな生命体なのか⁉️と

🌼そして、この世に誕生した事を立会人全員に知らせるが如く、その元気な『産ぶ声』を聴くと全員が、安堵するのだ。

🟠神業的な登場を遂げると『赤ちゃん』は、次に(直後と言っても、良いようなタイミング)で空腹を訴える。

産ぶ声が『登場ラッパ』なら、
次は、お腹が空いたよ!ご飯ちょうだい!の『催促ラッパ』と言ったところか⁉️

🟠子宮の中で、既に授乳に困らないよう、指吸い練習をしているところは、現代医学のエコー映像で確認されている。3D.4D機能を使えば、その動きを動画としてリアルに観ることができるのだ。

🟠生まれてから一時間以内に元気な赤ちゃんは、オッパイにありつき、まだ、準備不十分な母の乳腺を力一杯、刺激し、お乳の催促をする。
(同時に、母の身体回復を促す行為でもある授乳は、哺乳類固有の自然界がもたらしてくれた母体の産後回復機能なのだ)

🟣こうして、
一つの身体から生まれ出た赤ちゃんとママは、二人の個別の人間となるのだ。
(或いは、双子の赤ちゃん.三子ちゃんの場合は、三人、四人という、母体プラスの人数での、個々それぞれとの関係が始まるのだ)

🟣二人は、母と子の絆を深めつつ母はママ役割を身につけ、赤ちゃんは、母を回復させつつ、一方で、母から母乳という自分だけのオリジナルブランドのオッパイを頂戴し始め、成長するのだ。


さて、話が大きくずれてしまつているが、
本題に戻ろう。

今回の大器晩成タイプになるかも知れない
『男の子の話』

🌸産後三日目は、ママの我慢と努力の賜物だった。よくよく頑張ったネ❣️

乳腺活動が、暴走を始めやすい時期に入って、何か一番影響するかと言うと、それは、『水分の摂取量』なのだが、彼女は、第一子の時の教訓を、しっかり意識していた。

苦手だった右乳房からの授乳を試みようとしている、余裕あり。

🟣母乳の分泌量を左右するのが、母の水分摂取なのよ、とひと言の助言で自己管理出来た。母の身体的な事は、🟣印

自主的に元々、水分を良く摂る自分を意識して、ペットボトル2本までに決め、乗り切ることにした。が。

🌸三日目の未明 午前4時,オンコールで、
5時から、張り過ぎのオッパイの圧を少しだけ抜き、乳腺の開通を促すケアをさせてもらった。昨日の計18g/回の母乳量を測定出来たことが支えとなっている。

元々、分泌過多気味だったので、限界直前でケアが出来た。母乳分泌があり、赤ちゃんが飲める量とのバランスは、半々ぐらいになりつつあると、判断出来た。

🟣出産後、当日から一日目にかけて。
観点❶出産直後からホルモンの交代により「母乳分泌スイッチ」がはいると。
まだ、表面的に感知出来ないところで、分泌活動が始まる。
観点❷一日目には、未明時間に当たる時から分泌活動がズンズンとペースがアップする。まだ、無音のことが多いが、熱感が少し湧いて来る。油断ならない時間帯に入る。
観点❸二日目に入ると少し音が分かるようになる。パキパキと音か聞こえ始める。熱感知が可能になってくるので、水分摂取を控える、食事を腹七部に控え、母体の血流を刺激しない事を心がける。

普通、
観点❸二日目から三日目にかけては熱が出る程、母乳分泌活動がアップする。

一方で、
赤ちゃんの吸着行動、吸啜能力、乳首の咥え込みと舌の使い方、舌状態など赤ちゃん側の要素が大きく関わってくる。

観点❹三日目は、まず、ママ一人で乗り切ることは難しい。乳腺、乳房の緊張、充満がピークに達する。
○母側では、水分摂取と合わせ食事量・カロリーの摂取も影響すると考えられる。乳房、乳首の形状、亀裂の気配などここ二日の不調分が辛さに変わる。精神的な支え、声かけも必要、意識の持ち方を確認、やりたい、逃げたい、ダメだ、などなど。
○赤ちゃん側では、個々の哺乳意欲の強弱、口周囲の状況。赤ちゃんの体重も影響する。

○特に、
未明時間帯が一番辛い状況下に入る。

🌸四日目には、ほぼ完母❣️

○ママの母乳育児体制は、ほぼ整った。
体調回復は「良好」サラシ補正有効なり。
精神面も安定。排尿、排便コントロールにはプルーンが有効か⁉️
自己管理、水分摂取、食事、カロリー調整。直接授乳量は(Lが16g Rが4g)20g\回を確認出来た。乳腺開通良好となっている❣️

○赤ちゃんは、皮膚黄染軽度観られる。全身状態も安定している、開眼し泣き声も良い。
吸着意欲強く、根気良く練習中。のけぞり飲みはしない。オシッコ、うんち問題無し。

🌸五日目の朝、メールにて経過報告あり。
自信がついてきている様子、自分で頑張ってみたいとのことで、メール報告あり。

(四日目夕方から、自立可能と判断)
以下にママからのメール原文
[おはようございます!
今日の夜中も気付いたら
約4時間程寝てくれていました。
飲み終わった後に
少しすっきりする感じや
母乳が生産されている感じ、
繰り返し繰り返しなんとかやれています]

🌸六日目の朝。(産院にて定期チェック前)
産婦人科外来の定期チェックに夫同伴。
ママは、身体回復良く、肩凝り、頭痛無し。
赤ちゃん皮膚黄染、ミノルタ黄疸計にて12.3mg/dl
(検診結果、問題無しとの報告あり。午後)

🌸短期決戦の有効性🌸
初期対応によるケアの必要性が高い事を証明出来る事例だと考える。
KHプログラムの原案としたい。前田弘子






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