13.失敗から学ぶ:蕎麦つゆの不思議
いつも使用している混合削り節の使用量を間違えました。
具体的には、
いつもより混合削り節の量を半分に間違え、蕎麦つゆをお客様へ提供したら、
いつもと違う!
今日の出汁は美味しいですね!
えー!
おかしいと思いながら、製造履歴を調べたら、混合節の量が少ないことがわかりました。
さて、どうしましょうか?
従来通りにすべきか?
間違えた通り混合節の量を減らすべきか?
混合削り節のメーカーさんにご相談しました。
答えは?
「味の世界。こればかりは30%の人は美味しいとか、30%は美味しくないとか」と別れるものです。
同じ味に慣れてくると何かの変化を求めます。
美味しいお料理でも毎日食べると飽きてしまいます。
いつもと違うように何かを変化させたら美味しいと感じることもあるのでしょうか。
味の極意とは飽きさせない工夫なんでしょうね。
味は好みの世界です。
苦味だって旨味なんだそうですね。
ここは迷わず、提供者自身のこだわりが大事だ、と信じてて従来通りにしたいと思います。
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