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田舎暮らしで裕福でもないけれど、しあわせを感じる秘訣は?

世間では、思い立ったが吉日といいますよね。わたしの人生で、一番自分に助けられたことは、「すぐに行動できたこと」でした。

わたしは、68歳からYouTubeを始めて、50本の動画を出しました。

「やりたい」そう思ったときに、やってみて良かったです。なぜなら、70歳のわたしには残された時間が少ないからです。動けるうちに、行動してきて良かったなと心から思います。

今年の4月、夫に病気が見つかり、手術。無事に退院したものの、現在も通院が続いています。わたしも病院へ付き添っています。夫との時間を大切にしたい。そんな想いもあり、YouTubeの活動は、現在休止しています。「やりたい」そう思っても、いつでもできるわけじゃないんですよね。それを実感した出来事でした。

動ける60代のうちにと。少しずつ大型家具の処分を進めて参りました。ドレッサー、ブリキの衣装ケース、サイドボード、婚礼タンス、次々と処分したのは、天国へ旅立つ前の準備です。それと、同居している息子夫婦に迷惑をかけたくない思いもありました。家具の処分って、大変ですからね。

家具がなくなったのは寂しいけれど、60代の元気なうちに動けて良かったな。古舘伊知郎さんが、『伝えるための準備学』のなかで、こんなことを書いていました。準備とは、未来を生きることだと。終活を進めていくなか、それを実感することがありました。

婚礼タンスを処分する様子を動画にして、YouTubeにアップロードしたんです。お陰様で、いつでも婚礼タンスを見返すことができます。5000回再生を超えたので、わずかながらお金も入ってきました。

わたしは田舎では珍しく、車を手放しています。移動のメインは市営バス。先日、70歳のお誕生日を迎えました。そのお祝いで、夫と共にバスに乗り駅前デートをしたんです。

稲庭うどんを食べて歩いていると、ピンク色のハスの花を見つけました。車で移動していたら、駐車がおっくうで、立ち寄れなかったかもしれません。

ハスの花は泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせます。わたしも、70歳からの人生は、美しい花を咲かせたいと思いました。


振り返ってみると、

・68歳でYouTubeを始めたこと。
・婚礼タンスを60代のうちに処分したこと。
・それをYouTube動画にしたこと。
・夫と過ごす時間を増やすために、活動を控えていること。

どの選択も、未来をより良く生きるための選択でした。

「わたしなんて……」そんな弱気な自分が顔を出すこともあったけれど、行動してきて良かったです。

現在、活動を控えているからこそ思えること。

それは、「行動してきた自分にありがとう」。
70歳のわたしから68歳のわたしへ伝えたいです。

もし、このnoteを読んだあなたへ一つだけ伝えられるなら、「やってみたい」そう思ったときが吉日! ぜひ、行動してみてください。後でやろうと思ってもタイミングが合わなくて、できないと後悔すると思うから。

そして、人生を楽しみましょう。田舎暮らし、70歳の良子より。

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