同居する身内がコロナった話


コロナだよ!家から出られまてん!開催決定!
ということで暇が過ぎたので事の次第や感想なんかをダラダラと書き記す事にする。
濃厚接触者という事で1週間の隔離期間を言い渡されたが、筆者自身はPCR検査は陰性でとっても元気いっぱいである。
なのに外には出られないし、要するに暇。
いややりたい事は沢山あるので大体はそちらに時間を割いてはいたが、いくら8割インドアのオタク陰キャの筆者でも限界はある。
こうでもしねぇとやってらんねぇぜ的な謎のテンションで筆を取った次第である。
無駄に長いし文才のカケラもないやつがぽちぽちスマホで打った文章なので期待はしないで欲しい。
暇潰しとでも思ってくれたらいい。
あとは身内にコロナ感染者が出た場合の流れやどんな感じで過ごしているかを知りたい人とかが読んでくれたらいい。
数あるコロナに纏わるお話の1つのケースで、地域自治体によっても対応は違ってくるのでこれが全てであるとは思ってほしくないので、そこは心に留めておいて頂きたい。
あとなるべくふんわりぼかして書いてはいるが身バレ特定なんかは避けたいのでそこら辺は突っ込まないで貰えるとありがたい。

我が家の構成人数は3人。
身バレ防止の為詳しくは言わないがとっても説明が面倒。
人に家や家族について聞かれると困る。
頑張って説明するとへぇー変わってるね、なんて言われるのが常である。
朝早い仕事の筆者、学生の①君、夜勤の②君、と3人それぞれで生活パターンもバラバラなので一般家庭のように食事を一緒に食べることもなければ一緒に寝たりすることもない。
個人的な感覚としては一軒家バージョンのシェアハウスといった感じだ。
時間が合えば一緒に食事したりおかずだけ作ったりするが基本は各自で行動している。
(住んでいるのは母の実家。始めは筆者と祖母で暮らし、家主だった祖母が他界してからはそのまま筆者が1人で暮らし、その後①君や②君が移り住んできたが故の謎の家族構成である。)

そんなどうでもいいことはさておき、本題に入ることにする。
事の発端はとある日の①君の体調不良。
その日の朝、登校に向けて準備する①君が風邪のような症状があると話す。発熱は無し。
休日でぼけーっとしていた筆者は若干むむっ?と思ったがとりあえず送り出した。
が、しかし。
昼過ぎに発熱があると早退して帰宅。
検査を受けに病院行ってくると即行動。
これはワンチャンあるな????と内心ざわざわし始める筆者。
①君は割と短時間で帰ってきた。
検査を受けたはいいものの、連休終盤で検査件数が増え始めているのもあって結果が出るまでかなり時間がかかると説明されたそう。

とりあえずの措置として家族それぞれマスクをして接触を控えるように指示。
みんなで自室に引き篭もり決定。
そわそわとしたまま時は夜7時まで流れる。
①君の元に検査した病院から連絡が入り、検査結果は陽性。
明日保健所から電話で指示があると思うのでそのまま自宅待機してくださいとのこと。
すぐに3人でやり取りしたい時のグループLINEにその情報を流してくれた。

ギョエーーーーーーこれってもしかしなくても私濃厚接触者ってやつ?????マ??????
なーんて心の内でどったんばったんしながら、表面上冷静におわぁ…どうしよ…とりあえず職場に連絡…とリビングでうろうろしている所にたまたま休日だった②君も合流。
2人で相談しつつとりあえずそれぞれの職場に連絡。
保健所からの指示があるまでどうなるかわからないが大事を取って明日は仕事休みにするとの結論で終了。
①君への心配やらドタキャンで仕事を休んだ罪悪感やら食材や生活用品は足りるか、これから1週間以上仕事に穴を開けるかもしれないetc…一気にメンタルが死んだ。つらみ。
それはそれとしてお休みは嬉しいな。
盛大な矛盾である。
だって仕事忙しいんだもん…久しぶりの連休…。

翌日。
とりあえずいつも通りに起床。
接触を控えるために①君には自室に篭ってもらったが、食事をどうするか、ということにはたと気づく。
LINEで食事のリクエストを募ったり持ってきて欲しいもの等の連絡をとりつつ準備。
結果的にお盆に食事を乗せて部屋の前に置くという事になった。
雛鳥に餌を運ぶ親鳥の気分である。
若しくはホテルのルームサービス。
とりあえず考えても仕方ないので休日を楽しもうと推しのライブを観たりradikoで星野源のANN聴きながら刀の付喪神様と花札集めたりツイステッドな学園で授業を受けたり…とっても楽しい。最高。

なーんて呑気に過ごしておやつ時も過ぎた頃。
①君の元に遂に保健所から連絡が来た。
要約すると
・病状軽いからそのまま10日間自宅待機してね
・同居してる人は濃厚接触者だよ
・その人たちは1週間隔離期間だよ
・支援物資送るけど3、4日かかるよそれまで頑張ってね
・PCR検査やってる所教えるから自分で連絡取って予約して検査受けてね
という事である。
デスヨネーーーー(死んだ目)
いやそもそも同じ家に住んでて自宅待機隔離って無理がないか??????
1ミリも安心感ないが?????
隔離施設的なのに移ったりしないのか…
沈み切った心で職場に連絡を入れる。
1週間…ドタキャンで1週間も仕事に穴を空ける…。今思い返すだけでもストレスで死にそうだ。やめよう。
かくして1週間のお家引き篭もり軟禁生活が始まったのである。

最初はまだよかった。
だって普段仕事が忙しい分出来ていなかったやりたい事見たいもの読みたいものは幾らでもある。
ソシャゲの周回だってしたいし。
イベントいっぱいあるし。
家の掃除とかもしたかったし。
やりたい事しながら①君の食事用意したりこまめに換気したり消毒用アルコール持ちながら家中拭いたり。
しかしある壁にぶち当たる。
人の食事3食毎日用意するの面倒過ぎない??
自分の分だけならある程度適当でも満足するしなんなら抜いたって構わないくらいに思っているが、人に向けて用意するとなると違ってくる。
ましてや相手は自室から一歩も出られない状態で、気晴らしもクソもない生活をしている。
食事とかしか楽しみなくない???ということでちょっと頑張ってはいた。
しかし料理のレパートリーなんてそんなに沢山あるわけじゃないし、なにより今ある食糧で3人分の1週間は足りるのか問題もあったので、使える量は限られるし…。
支援物資はいつ届くかもわからんし内容もわからんのであてには出来ない。

世の家庭を支えて効率的に回す人々に感謝の気持ちしかない。特に母親。
筆者の実家では共働きで父親も料理はするし他の家事もしている方だったが、やはりメインで動くのは母親だった。
母よいつもこんな感じで毎食用意してたんか…いや筆者も出来る時にはやってたけど…自分がメインで考えて動くって大変…と改めて思った。
自由時間なのに完全に自由じゃないってとってもストレス…まぁこれは筆者が人に時間を拘束されるの大嫌いというのも大きいと思うが。

1週間の隔離引き篭もり生活も折り返し地点を過ぎた頃。
この生活が始まった時と変わらずとっても元気なままだ。
一通りのやりたい事もやってみたしドラマ観たり本読んだりお昼寝したり周回したり…楽しいし好きな事だから特に苦は無かった。
しかし、流石に連日家の中に篭って外に一歩も出ない生活となると違ってくる。

換気として窓を空けているので外の風は浴びられるが、出来るならもっとちゃんと日光も浴びたいし天気がいいならお散歩したいし、なんならカラオケとか行きたいし本屋とか買い物にも行きたい。そして圧倒的運動不足感が凄い。
割と身体を動かす仕事をしている筆者なので、日々の運動量はそれなりにある方だ。
それがほぼゼロに近くなって数日を過ごすのは意外とメンタルに来るものがある。
日照不足と運動不足と自由に身動きが出来ないというストレスは精神衛生上あまりよろしくないものだ。うーん人間って面倒。

いつも欠かさずにしているストレッチをし、掃除や家事でなるべく身体を動かして生活する。
そして推しのライブを観ながら会場の観客と一緒に跳んで腕を振って歌う。
これがなかなかに楽しい。推しは偉大である。
そして意外としんどい。
まぁマスクしながらトランポリン無しでぴょんぴょん跳ねているわけなので、結構疲れるし汗もかく。
(ライブ参戦した時よく最初から最後まで跳び切ったなと改めて思った)
一軒家の強み。多少どったんばったんした所で響かないし迷惑にならない。
筆者オススメのリフレッシュ兼運動法である。
正しいかどうかも知らんし身体にいいかも知らんのでやってみたい人だけやってくれ。
というか最早これくらいしかやれることがないんだ…。

さてそんなこんなでなんとか1週間を切り抜けた筆者である。
コロナに罹患した①君も軽症で、最初こそ発熱喉の痛みダルさ等を訴えていたが2、3日でほぼなくなり、降って湧いた休みに嬉々としてゲームをしながら生活している。精神的にどうだろうかと心配していたがまぁ楽しそうでなにより。インドア派オタク大勝利である。

この生活を振り返ってみて思う事は沢山ある。
増え続ける患者に対して各機関の対応が間に合っていない+連携もあんまり…といった具合なので結構放っておかれる事が多い。
結果待ち、指示待ちで確証のないまま仕事を休まざるを得なかったし。
そして何よりも自宅での待機、隔離でそれぞれ頑張ってねと丸投げされたことが結構キツかった。
同じ家にいる以上感染の危険性は常にあるし、部屋に篭ってもらっているとはいえ流石にトイレや風呂は共用だし…。
LINEでやりとりしながらなるべく短時間で使ってもらって、その都度筆者が換気と消毒をめちゃくちゃした。疲れる。

支援物資は結果的に3日後に届いた。
内容としては
・レンジでチンのパックご飯(3個入りを2袋)
・レトルトの親子丼や中華丼、麻婆丼
 (合わせて5食くらい)
・インスタント味噌汁(10食分)
・鯖缶(味噌煮と醤油各一個ずつ)
・ウィダーinゼリー(色んな味で5、6個)
・500mlのアクエリアス(5、6本)
・soyjoy(色んな味で5本くらい)
・ハンドソープ
・手指消毒用アルコール
・除菌用アルコールシート
 (何故か詰め替え用だった、開けた後どうすんだよ笑)
・マスク(5枚入り)
・ゴミ袋と思われる透明の大判の袋
 (尚住んでいる地区では指定の有料燃やせるゴミの袋でなければゴミ出し不可)
・おしりセレブ(ダブル、4ロール入り)
・カシミヤの箱ティッシュ(1箱、謎にデカい)
くらいだったと思う。

正直に言ってしまうとなんとも言えない絶妙なセンスとラインナップ。
いや貰えるだけありがたいので何も文句は言えない。だが思うのは自由である。
ラスト2個に至っては高級品すぎて困惑した。
一般庶民である我が家には手が届かない品をサラッと送られて?がいっぱいだった。
これが感染者1人に対する1週間分の食糧なのか家族3人に対する1週間分なのかわからないが、全体量的に前者ではないかと思われる。
直前に運良く買い物行けてて良かったね…これがもし買い物行く前のカツカツの食糧と生活用品だったらと思うとゾッとする。

しかし、流石に1週間びっちり家にいる生活では食糧が耐えられなかった。
筆者の実家が車で来られるくらいの距離にあるので、隔離期間終盤に買い出しをお願いしたりもした。
窓からお金を渡して買い物メモをLINEで送り、玄関に置いてもらって回収した。
また、常に自分で用意した食事をする生活にも飽きてきたし面倒になってしまったので何回かデリバリーも利用した。もちろん置き配だ。
ピザ最高。ドミノピザは水曜日曜がお得だぞ。

まぁ色々あった1週間だがどうにかなった。
周囲の支援が得難い人は結構大変だと思う。
食糧難がやばい。
家に篭るのはまぁいい。
元がインドア派オタクなので大ダメージではなかった。天気良かったからちょっとお外出たくなったけど。お散歩したくなったけど。
そういった部分や仕事休んだこと等精神的にマイナスはちょこちょこあったがそれを補って余りあるくらいにはやりたい事やったのでプラスです。

推しは偉大である。(2回目)
大変お世話になりました。毎日ライブ観た。
家事しながらCDかけた。
あと実況者さんにも大変お世話になりました。
動画みて笑ってラジオ流して笑ってとっても楽しい。
周回もいっぱいした。
ツイステッドな学校で勉強してデイリーをこなし、刀の付喪神様と前半は花札集めして後半は江戸城で鍵集めしてます。無事にどちらもノルマクリアしました。
やる時間なさすぎて離れてしまっていたお馬の美少女育成も久しぶりにやった。

アニメも観た。
タイバニはいいぞ…。
正式名称は『TIGER&BUNNY』です。
シリーズ2作目のタイバニ2、Netflixさんで独占配信中です。
全25話中の前半戦13話までを配信してます。
シリーズ1作目のタイバニと映画2本も是非観てください。
こちらは各配信サービスでも観られると思います。
10年前の作品が時を越えて新シリーズ作成、放送ってどういうことや…いっぱいちゅき…。
いつまでも星の街の住民で居るよ…。

そんでドラマ観た。
いや最早これに至ってはほぼ日常生活と一緒だが…。MIU404はいいぞ…。伊吹推しです。
観てくれ。アマプラさんとかの配信が終了してしまって悲しい。新規さんが気軽に覗き込める間口が減ってしまった…。
paraviさんでちょっとお金払えば観られます。
2週間の無料体験もあるので。是非。
放送版とディレクターズカット版があるので両方観て欲しい。
主人公の凸凹バディ2人がペアルックで爆走する所まで観て。お願いします。
放送版を観たあとディレクターズカット版を観ると世界が変わる。最初観た時もうめちゃくちゃびっくりした。
ちなみに放送から2年経った今でも劇中使用車の車、通称"メロンパン号"で日本の色んな場所で移動展示会をしている。
行ける人は行ってみてくれ。とっても楽しいと思う。
Twitter公式アカウントもあるので調べてみて欲しい。

タイバニもMIU404も公式がめちゃくちゃサービス精神旺盛でオタクに優しいし、そのファンも本放送から幾ら年月が経とうとも変わらず熱さで活動している。
とっても優しい人々が沢山居るので気軽に覗きに来て欲しい。ご新規さん歓迎です。
あわよくば一緒に沼に定住して。

閑話休題。
推しへの愛が強すぎて布教が始まってしまった。
推しは偉大である。(3回目)
ここまで読んでくれた人はどれだけいるだろうか。
こんなクソ長いダラダラとした素人の文を最後まで読んでくれた人は心がとっても広いかとっても暇な人なのかな。ありがとう。
とりあえず書きたい事は書いたし推しの布教もできたしそろそろ終わることにする。
隔離期間も明け、追加のPCR検査も陰性。
引き篭もり生活ともおさらばである。
遂にお仕事が始まってしまう…(絶望)

たった1日仕事行っただけでめちゃくちゃ疲れた。1週間篭りきりの運動不足のダメージはデカい。
帰宅してご飯食べてお風呂入って後は寝るだけとだらりとしていた所に②君からLINE。
熱が出てきた。喉痛い。
は??????
これってもしかしなくても①君の時と同じじゃね????????
もう速攻で職場に連絡した。
もうマジほんと弊社君申し訳ない。つらい。
②君は自ら保健所に連絡して次の日にはPCR検査受けに行った。結果は陽性だった。

マ???????
もう一回遊べるドン!!!!(無慈悲)(絶望)
かくして1週間の隔離期間は始まる。
もうどうしたらいいのかよくわからなくなってきた。
冒頭の導入部分で言ったこうでもしねぇとやってられないぜの気持ちが分かって頂けただろうか。
やっと1週間の隔離期間が終わったと思ったら1週間の隔離期間が始まったのである。

家庭内でのコロナ罹患、自宅待機、隔離。
色々な辛さと難しさを知った。
あまりにも無力だ…。
これを読んでくれた人々にとって少しでも参考になると嬉しい。
なる時はなるし、うつる時はうつる。
最早仕方がないとしか言いようがない。
そうじゃないと心折れそう。むり。つらみ。

絶賛追加の隔離期間中の筆者であるが今でも元気いっぱいなのでご心配なく。
何が起こるかわからないので気は抜けないけど。 今日も元気に推し活してます。
では、読んでくれた皆様もどうかお元気で。

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