果たして、単独犯で集落全員を皆殺しにできるのか？

という疑問が
まず合理的な事由として
考えられます。

まぁ、たまたま
一人の青年が発狂して
それで人殺しに走ったとして
それで集落の全員を殺害することは
可能でしょうか？

結論としてはムリです。

包丁やら日本刀で斬り殺すにしても
仮にヒト一人を殺害するとして
それで斬られてる間に
他の家族なり兄妹やらは
逃げだすし
逃げ出した彼らの
少なからぬ人数は
生き残るわけです。

では、
銃、鉄砲なりを凶器として
選んだ場合は
どうでしょうか？

銃声をきいて
逃げたす住民が
必ず出るので

何人かは生き残ります。
全員殺害する、というのは
物理的に不可能です。

あるいは毒殺やら放火で
殺害するというやり方もありますが
果たして発狂した人間に
そこまで合理的な行動が
できるでしょうか？ムリです。

それに毒殺やら放火したとしても
なんらかの形で
生き残る人間はでてきます。
全滅させるのは不可能ですね。

そもそも
単独犯で集落全員を殺害
したのであれば
近隣に住む血縁者たちが
犯人の名前を
語り継いでいないと
おかしいし

犯人の血縁者らも
それなりに
社会的制裁を受けていないと
おかしい。

だが、それはない。
なぜか？

では、杉沢の皆殺しの話は
荒唐無稽なウソなのか？

それも違う。
たしかに集落全員が死亡し
地図上から抹消される事件は
起きた。

ここからが
ノンフィクションの
世界なわけです。