君の膵臓をたべたい読了

この前半年ぐらい掃除をしていない友達の部屋を掃除して
その対価としていくつかの本をもらいました
そのうちの一つが君の膵臓を食べたいでした
恋愛感情を取り戻すためにも読みたかったのでちょうど良かったです
どうやらこのタイトルは同物同治的な意味合いと他者の一部を自分の一部として取り込んで変わりたいという意味合いのようで最初と最後に出てきました
最初は桜良のことはオタクに優しいギャルかと思い都合がよすぎると思い
萎えましたが物語が進むにつれ心情の描写が増え感情移入してしまい終盤の
描写でそういうことかと泣きそうになりました
主人公である春樹は最後に一回しか名前が出ずにそれまでは○○なクラスメイトと書かれていてヒントは所々にありましたが自分は当てれませんでした
最後に名前が出たときに桜良と春樹の名前の並びがやりたかったのかと
気づき感動しました
夕暮は余命が決まっている作品に弱いので終盤は精神にダメージを受けすぎて頭痛がしました
自分の脳内映像では僕の心のやばいやつが投影されていました、想像力がなさすぎて
結果としてすでに死んでしまった恋愛感情は復活しませんでしたが
素晴らしい作品でした
感想で２０００文字とか書いている人はどうやって書いているんだろう