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サスティナブル×クリエイション

先日6/3、私が副代表を務めるファッションブランドサークル「AFA(AOYAMA FASHION ASSOCIATION」がアディダスとコラボしたイベントを開催いたしました。

内容は「プロギング」と呼ばれる、ランニングをしながらゴミ拾いをするというものでした。ただゴミ拾いをするのではなく、プロギングにファッションブランドサークルである私たちの団体の強みであるクリエイションを融合させたイベントでした。具体的な流れは、プロギングをしながら拾ったゴミの写真を使ったグラフィックを完成させ、Tシャツにプリントするというものでした。事前の定例会議で当日写真を当てはめるだけでグラフィックが完成させることができるようにフォーマットを作り、当日、そのフォーマットに拾ったゴミを使った写真を挿入し、それらをTシャツに印刷するというものでした。

協力いただいたアディダス様には、当日のファシリテーションや約90名の参加者者へのTシャツの提供などをして頂き、日頃からお世話になっている株式会社豊島様には、即席でグラフィックの印刷ができるプリンターを提供いただき、この企画を実施することができました。

学んだことは、大きく分けて2つあります。まず1つ目は、自分(自分たち)
の強みを活かして、サスティナブルにアプローチできるということです。ファッションに関心が強い集団であるAFAのメンバーが皆で自分のクリエイションをグラフィックというアウトプットの仕方で、ゴミというものを使ってメッセージを伝えることができるかに挑戦しました。どの班もレベルの高いグラフィックができ、ゴミ問題にグラフィックという形で関わり、考え直すきっかけとなりました。2つ目は、とりあえずやってみるということです。ランニングしながらゴミを拾い、グラフィックをTシャツに印刷するというこの一連の行動で大きく地球が変わるかと言われればそうではないかもしれません。しかし、このイベントによって、ゴミ問題について考えるきっかけになり、関心がさらに深まったことは間違いありません。今回はグラフィックというクリエイションを使ったアプローチでしたが、アプローチの仕方は人それぞれ好きなスタイルでいいので、まずは好きなことと絡めてでもやってみることが大切であると感じました。

最後に、私は普段、完璧にサスティナブルな行いができているとは言えないと思います。しかし、自分の好きな分野でサスティナブルに繋がるかもしれないということは楽しみながらでもやるべきだなと思いました。ファッションが好きな私は、長くいいものを着ることやリメイクされたものを着てみることなどといった一見、ただの服好き故の行動かもしれないことで安価な商品の大量消費・大量廃棄の問題には少し貢献できているのではないかと思いました。何事も人にやらされたり、無理やりやるものは持続性に欠けるので、自分にできそうな取り組みからやってみること、自分がクリエイションをする側ならば、消費者が自然に環境問題に貢献できる製品(長く着れるいいもの・リメイク、サスティナ生地使用など)を生み出すというアプローチをすることも必要であると感じました。

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