55歳になった記
はっぴばーすでー オイラ〜
いわゆるゾロ目の数字を迎えてしまった。
コント55号という芸人コンビがいて、
55ってのは、なんとなく特別な数字と思ってきたが
まぁそんな昭和な発言はさておき、
『誕生日といえばプレゼント』がつきものではある。
だがしかし、
三姉妹がまだ学生の頃、
一生懸命考えて選んでくれたであろう『誕生日プレゼント』は、一度も使わずに捨ててしまったオイラが通ります。
いや、申し訳ないとは思うが、やはり使わない物を贈られても使わない。
愛娘たちといえどそこは譲れないのだ……
そもそも、オイラは欲しい物が無い、思い浮かばない。
欲しいと思ったタイミングがきたら自分で買う。しかも速攻で(笑)
なのであいまいに、誕生日プレゼントに欲しいモノはないのー?
っと聞かれても無言にならざるを得ない。
マジで、ママのために何かしようと思ってくれるだけでいいのだ。
無駄な出費など必要ないと毎年言い続けてきた。
そんなスタンスで55歳になったので、今回も誕生日プレゼントは無いと思っていたのだがしかし
三女がはにかみながら渡してくれたのは
バイトで稼いだお金で頼んでくれた可愛いアレンジブーケだった。
ああ、これこれ、これじゃん!
親のすねをかじってる時に買ってくれた誕生日プレゼントなんて【無】だ。
だがしかし頑張ったバイトの対価を、
自分のためじゃなく誰かのために、
しかも、ありきたりじゃなく三女のセンスで作ってもらったブーケが
誕生日プレゼントの場合は【有】だ。
やっと、オイラが心から嬉しいと思えた誕生日プレゼントに巡り会えた気がする…
具現化してくれた三女、君は素敵だ。
イイ年になるぜ!
55歳に乾杯! ヽ(´▽`)/ うぃぃ
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