見出し画像

【モダン:マリーザ_07】ダイヤ5攻略_どこで稼ぐキャラなのかを考える

【前段】

なんとなくダイヤに入ってからキャラ対策もうっすらと考えていきましたが、「キャラ個別の対応を覚えつつ、しかもそれを実戦で出来るようになるにはものすごく時間がかかるな」と思いました。

また「どう考えても、お前マスターサブだろ」みたいな相手も多く、ダイヤ4とダイヤ5の間には大きな隔たりがありました。魔境と言って申し分ないと思います。

そうした中で、「ランクを上げるだけだったら、キャラ対策をこれ以上進めても効率悪いかも」
「だったら降格のストレスがあるダイヤ帯はさっさと抜けて、マスター帯にいってから思う存分研究しよう」と考えました。
「MRがいくら下がったってマスターはマスターだもんな!ガハハ!」というのが自分の感性です。

なので「シンプルで勝ちに直結する部分をもう一度洗い直そう」と再度マリーザというキャラに向き合ってみることにしました。

結果としてこれは効果があったと思います。
2ヶ月くらいは停滞しましたが、徐々にLPが上がり2024年7月末に、何とかマスターに上がることができました。

そこで考察したことを記述できればと思います。

【目次】

◆6強Kとエンフォルドのクソ2択をかけまくろう
◎ループ性の高い2択をかけまくれ
◎魅惑の36Fダウン
◎燻銀の42Fダウン
◎膝ラッシュからの2択
◆中Pをどう当てる?
◎マリーザの象徴:中Pタゲコン
◎小技固めにぶち返せ!
◎フォロー2中Kへの対策
◆うるせえ、とにかくインパクトだ!
◆マスターに上がった際のプレイ時間や勝率


◆6強Kとエンフォルドのクソ2択をかけまくろう

◎ループ性の高い2択をかけまくれ

最終的には全てがここに収束するのかな、と考えているのですが、マリーザは何らかの状況から

①6強K>弱グラディウス|発生14F:約1900ダメージ
②エンフォルド|最速発生13F:2000ダメージ

この2択をかけまくるのが強いキャラだなと思いました。発生フレームが近しい強攻撃とコマンド投げの2択なので、まあ普通に考えてそら強いですよねと思います。
上記2つをもう少し紐解いていきましょう。

●①6強K>弱グラディウス

6強Kの発生が14Fで、弱グラディウスも含めると1900ダメージのコンボになります。威力がものすごく高い訳ではないですが、この連携には優秀なところがめちゃくちゃあります。

・ゲージを使わなくて良い
・技術的に超簡単
・連ガになっている
・ガードされても相手のDゲージを1本削る
・ガードされても大体の場合、確反無し
・コマ投げとの対になっているのでビビった相手が勝手に喰らってくれる
・ヒットしたらグラディウスでの36Fダウンから再び2択
・弱グラからSA3に繋がるのでリーサルもあり得る
・6強K>キャンセルラッシュでヒット確認しながらの再2択もある

ざっとこんな感じです。
思ったより良い連携ですね。マリーザの打撃にしては安いものになりますが、取り回しの良さは随一だと思います。

まずゲージを使わなくて良い。これは大きいです。安いと言いましたが、スト6において約2000ダメージというのはDゲージ3本払ってもまあ良いか…というダメージです。
ケンやキャミィなどの中足ラッシュから、コンボが入ったりパニカン投げを喰らった時くらいですね。それがノーゲージなら悪くないんじゃないでしょうか。

あと技術的に超簡単です。
モダンの場合だと特に簡単で、「6強>必殺ボタン」でオッケー
クラシックでも楽勝で出せるコンボです。

更に連ガになっています。またこの連携はガードされてもDゲージを一本削ります。余計な割り込みを気にせず、状況確認も必要なく、ガードも上等でとりあえず出せるというのは大事なことです。グラディウスはガードされても距離を取るので、大体の場合確反が無いのもそれに拍車をかけています。

また、これはこの連携そのものではなくて、この裏にあるコマ投げによる強さですが、コマ投げを恐れた相手がジャンプやバクステをする事もよくあります。特に駆け引きなく、なんとなくで打撃が通るというのはめちゃくちゃなことです。

かつ、それでヒットした時のリターンもしっかり見込めます。
まずこのコンボで約1900ダメージ、SA3も含めると約4000ダメージ。

さらに優秀なのが、グラディウスのダウンフレームです。
普通にヒットしていた場合、36Fのダウンを取れます。
ここに前ステ(22F消費)を入れると、再び6強Kとエンフォルドの完全2択です。ゲージ無しで。けっこう堪ったもんではないと思います。

ゲージを使えばなお優秀です。
6強Kにキャンセルラッシュをかけることでヒット確認をしながら、打撃かエンフォルドをしかけることができます。
ヒットしていれば中Pタゲコンが間に合いますし、ガードされていても暴れ潰しのエンフォルドをしかけることができます。

●②エンフォルド

コマ投げの強さは言わずもがなですね。
またエンフォルドのダウンは18F。
「ラッシュ>2中P」が綺麗に埋まりますし、壁が近いのであれば2中Pからインパクトも悪くないでしょう。展開が早いため、返しにくいインパクトの一つかと思います。

もしインパクトで壁に押し付けることができた場合は、
「6強K>ODファランクス>溜め4強P>強グラディウス」で約3000ダメージです。
もちろんグラディウス締めのコンボなので、ダウンフレームが36Fです。前ステ(22F)から、再び2択ですね。

打撃がヒットしても、エンフォルドがヒットしても問題なく高期待値の起き攻めを継続できるのがマリーザの最大の強みかと思いますが、その強さが端的に現れているのが、この「6強K/エンフォルド」の2択だと思います。

◎魅惑の36Fダウン

グラディウスや中ディマカイルスでダウンを取った時は、このダウンフレームになります。
これが実に優秀です。上にも書きましたが、前ステ(22F)を挟むだけで14F有利の状況を作り出すことができ、そこから

①6強K
②エンフォルド※1Fだけ遅らせる必要有り
③シミー
※画面端限定
の3択に移行できます。
マリーザの持つ最も優秀なフレームのひとつでしょう。

●6強Kに関して

ヒット確認できる人なら別だとは思いますが、自分の場合は出来ないので「弱グラディウス」を入れ込んでいます。ヒットすれば再び起き攻め、ガードされてもDゲージを削りながら仕切り直しになるだけなので、出し得技ではないでしょうか。

リスクを冒してでも、ダメージを取りに行く場合は、「6強K>強ディマカイルス」のコンボにいきましょう。SAも加味すれば3000〜5000のコンボダメージを叩き込むことができます。

●エンフォルドに関して

一点エンフォルドに関して補足をします。
このゲームはダウンからの起き上がり1Fに「投げに対する完全無敵」があります。そうじゃないと、起き攻めの投げをジャンプやバクステでかわせなくなるからです。

さて36Fのダウンを奪うということは、そこの起き上がりに1Fの投げ無敵がついて「37Fの投げに対する無敵」がつくと思ってください。

・ダウンしているから相手を投げられない36F
・起き上がりの仕様上投げられない1F
が合わさって37Fの投げに対する無敵です。

で、件のエンフォルドですが、この37Fの中に攻撃判定が綺麗に収まってしまいます。

正確に言えば、
→36Fダウン+起き上がり1Fの投げ無敵(計37F)
→22Fの前ステップでのフレーム消費
→13〜15Fのエンフォルドの攻撃判定(22F+15F=計37F)
ということですね。

ので、グラディウスや中ディマカイルスの36Fダウンから、前ステ(22F消費)を挟んでエンフォルドをかける時は、1〜3Fくらい遅らせて入力してください。

「できるかボケ」と思うかも知れませんが、訓練したら意外とできるようになりました。人間って不思議なもんですね。

※ちなみに「強Pタゲコン」は「35Fダウン」を取るので、前ステからの最速エンフォルドでぴったり投げることができます。

●シミーに関して

さて、この36Fダウン、シミーをするにも大変優秀なフレームです。
マリーザは足が遅いキャラですが、14Fの猶予があれば流石に投げ範囲外まで後退することができます。
さらに素晴らしいのは、投げの範囲外に下がりつつ逆択の中足を防ぐ事も可能な点です。

少しシビアですが、前ステから即後ろ歩きを入れつつ、投げ間合い外でしゃがみガードをすれば、「投げぬけ/中足/無敵暴れ」をケアするシミーが可能です。
一切ゲージを払わずにこの3択に移行できるなら文句無しでしょう。意識的に使っていきたいフレームです。

◎燻銀の42Fダウン

ご存知詐欺飛びのフレームです。ファランクスでダウンを取った場合に、この42Fダウンになります。そして、ここからも「6強K/エンフォルド」の2択にいくことが可能です。

●6中P(31F)消費で、11Fの有利を取ろう

まあこれまんまなのですが、ファランクスで42Fダウンを取ったあと、6中Pで31Fを消費したら、11F有利が取れるのでやはり以下の2択(3択)に移行できます。

①6強K
②エンフォルド
③シミー
※画面端限定

●画面端じゃない時の起き攻め

・前ステ(22F消費)>Dラッシュ(11F消費)>2中P(発生:8-10F)
├ヒット時|+9F:4強P/中PTC※距離が離れていると透かる
└ガード時|+4F:投げ範囲

これが優秀かなと思います。念の為。

◎膝ラッシュからの2択

超単純ですが、「6強Kからキャンセルラッシュ」をかける事で、やっぱり下の2択をかけることができます。

①6強K>弱グラディウス|発生14F:約1900ダメージ
②エンフォルド|最速発生13F:2000ダメージ

この場合は膝ラッシュを知ってる人でないと、エンフォルドをかわすことはほぼ出来ないので、無条件でコマ投げに行って良いと思います。

◆中Pをどう当てる?

◎マリーザの象徴:中Pタゲコン

ご存知中Pタゲコン。
まあ良くも悪くもマリーザを象徴する技かなと思います。

自分の場合はですが、とにかく中Pをブンブンする癖がついていました。その時に考えたことは2つです。

①リスキーでもある中Pをできるだけ振らない立ち回りを覚える
②めんどくさいので中Pを当てる方法をこのまま考える

で、自分の場合は②を選択しました。
立ち回りを矯正するのはものすごく大変だからです。

◎小技固めにぶち返せ!

結論ですが、これかなと思います。
自分から振りにいってもあんまり当たりませんが、至近距離での打ち返しにはめっぽう強い技だと思いました。

密着状態から弱Pなんかを2〜3回刻まれて固められることはよくあるかと思いますが、ここに中Pで反撃します。

中Pをぶち返す時のコツですが、小技を刻まれる中で「相手の弱Pは届かないが、こっちの中Pは届く」という距離になった瞬間です。体感的にここでのヒット率がすごく高いです。

戦闘中の心理なのですが、「とりあえず小技で固めて、様子見るか、歩き投げにでもいくか…」となる事が多々あるかと思います。そこに中Pがよくブッ刺さります。

◎フォロー2中Kへの対策

そしてそんなマリーザの中Pが、相手の小技固めのフォローで出した2中Kに潰されることもよくあります。

以下のような相手からの2択になっているという事ですね。
①小技固め>様子見→マリーザの中Pが刺さる
②小技固め>2中Kで隙潰し→マリーザの中Pが潰される

ここに関してはけっこう癖が出る部分かと思います。2中Kをとりあえず置いておくという締め方は、ローリスクでひとまず自分の安全を確保できるやり方だからです。

これに対する考え方は至ってシンプルで、「ガードしておけば良い」のです。
大体のキャラの2中Kがガード時に、「-5〜6Fの不利」を背負うようになっています。
そこに対して差し返せる技があるかは、キャラや状況によるでしょうが、覚えておきたいのは「相手の2中Kをガードしたら、こちらのターンが始まる」ということです。

近い距離であれば
・弱P:発生6F
・2弱K:発生5F
なんかで確定反撃が取れますし、離れた距離であるならばガード前提で殴り返しながらラインを上げていきましょう。

◆うるせえ、とにかくインパクトだ!

ランクが上がるにつれ、返された時のリスクの大きさからインパクトは減っていきます。あとインパクトに頼らなくても戦う方法を覚えていくというのもあるかと思います。

そんな流れで徐々に意識から消えていくインパクトですが、やっぱりそれでも
・意識していないと返すのは難しい
・壁ドンから2000〜3000ダメージ以上が確定
なので、擦る価値はある行動だと思います。

特にマリーザの場合は、エンフォルドの項で上述した
「6強K>ODファランクス>溜め4強P>強グラディウス」で約3000ダメージです。

そこに更に起き攻めがついてきますし、SA3も含めると5000ダメージでリーサルです。インパクトの26F(約0.4秒)に反応できなかった時のお仕置きとしては十分すぎるのではないでしょうか。

◆マスターに上がった際のプレイ時間や勝率

●各種数値メモ

・ランクマ:250時間
・6072試合/2692勝
・全体勝率:44%

●昇段メモ

2023/12/12:ブロンズ1到達
2023/12/21:シルバー1到達
2024/01/02:ゴールド1到達
2024/01/20:プラチナ1到達
2024/01/24:プラチナ2到達
2024/01/27:プラチナ3到達
2024/02/18:プラチナ4到達
2024/02/23:プラチナ5到達
2024/03/15:ダイヤ1到達
2024/04/09:ダイヤ2到達
2024/04/14:ダイヤ3到達
2024/05/09:ダイヤ4到達
2024/05/31:ダイヤ5到達
2024/07/20:マスター到達

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?