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テーラーカラー上衿の「ドレイピングと製図の整合性」インスタライブテキスト

こんにちは!
オンラインパタンメイキングレッスン「Studio di Felice」主宰の坂元です。
今回の「note」は2022年4月15日(金)20:00〜インスタライブにてテーマの「テーラーカラー上衿のドレイピングの整合性」
の配信「テキスト」として投稿致しました。
インスタライブは今回もアーカイブに残りますが、インスタライブでは配信に使っていますiPad一台のカメラでしかアングルセットが出来ませんので、併せてご覧頂けましたらより伝り易いかと思い作成致しました。
※通常の私のオンラインパーソナルレッスンでは3台のカメラを適宜アングルを切り替えてレッスンをしています。

そして今回より「note」インスタライブ用のテキスト投稿はインスタライブ活動費に充てたいと思い、有料記事とさせて頂くことをご理解頂けると助かります。
※Instagramはユーザーネームstudio_di_feliceで検索頂くか、プロフィール欄ホームページよりお入り頂き、SNS&リンクのInstagramから入れます。



有料記事の最後に「質問ID」を記してあります。
Studio di Feliceのホームページにある公式LINEの友達追加を頂き、公式ラインよりIDを添えてこのテキストに関するご質問を頂きましたら、個別にお返事をさせて頂きます。
※少しお時間を頂く場合がありますので、予めご了承願います。

2022年4月15日(金)20:00〜インスタライブテーマ

今回のインスタライブのテーマは「テーラーカラー上衿のドレイピングと製図の整合性」となります。
上衿は「月腰(越し)」切り替えを入れる前段階の一枚続きの上衿をドレイピングにて作成したものをパタンメイキングからのアプローチとしても整合性が取れているのかというチェックを致します。
ドレイピングにて出来上がった上衿が求めるイメージ、また意図した作図と一致している場合はこの限りでは有りませんが、もし「パタンメイキング」からのアプローチとの整合性を前提、もしくは
「見た目は良いと思うんだけれど、これでいいのなかな?」
という場合のチェックや「意図して作った」という確認にもなるかと思います。
では、早速進めてまいりましょう!
下の衿はドレイピングにて作りミシン組み立てをしたトワルです。
※見返し等はつけていない一枚の状態です。

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一見すると、ラペル返り線から上衿返り線のつながりは悪くないと思います。
そして、マーキング後にパターンにしたものが下の製図ですが、皆さん如何お感じになりますか?

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そして、下の写真は向かって左側「右身頃」がドレイピングで作成した上衿、向かって右側「左身頃」がドレイピングで作成した上衿を「整合性を確認」しながら「修正」した上衿を後中心で繋いだ状態で組み立てたトワルになります。
※身頃ラペルは同一です。
違いを感じられますか?

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では、ここから製図としての「整合性」の確認をしてまいります。

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