お金持ちは満月の夜に財布を振らない
スピリチュアルにはまったことがあって、引き寄せとか新月の願い事とか願望ノートとか試したことがある。
半分あたるし半分あたらないというのが私が試した結果の感想だ。
引き寄せの法則というのは、あると思っている。だから引き寄せ自体は信じている。
ではなぜ半分しかあたらないと思っているのか。それは、私自身の本当の願望を自分で明確に自覚していないからだと思っている。周りの情報に流されて、自分の願望ではなく、世間一般に考えられている「しあわせなこと」「評価されること」を望んでいると勘違いしてしまっているのだ。
すごくわかりやすい例は高級ブランドのバッグだ。私は本当にセリーヌのバッグが欲しかったのか。セリーヌのバッグ好きだけど、心から欲しいと望んでいるかはわからない。誰かください。
満月の夜に空にしたお財布を満月に向かって振ると、そのお財布にどんどんお金が入ってくる、というおまじない(儀式?)がある。
それを知って、やってみよー。と思ったものの、満月の夜になると面倒で一度もやらなかった。やらなかったことになんだか罪悪感を抱いていた。
お金持ちになりたいのなら、お金持ちだったら自分はどんな行動をするかイメージして行動しよう、という引き寄せ界の方法がある。お金持ちになりきって行動しているうちにお金持ちが引き寄せられるのだ。貧乏だと思って貧乏な行動している人にくらべたら、ずっとお金持ちに近づくだろう。
「お金持ちになりきったときに、お金持ちの自分は満月に向かってお財布を振ることはしない、だから満月のおまじないはしていない」とある人がSNSでいっていた。
私はすごく腑に落ちた。
満月に向かってお財布を振ることを否定しない。それでお金が入るようになったという人もいた。引き寄せに限らず、そういったおまじないに対するスタンスの問題なのだと思う。心から信じていれば効果を感じるのだろう。
ただ、満月に向かってお財布を振っている自分をイメージするとなんだかバカっぽくて、それでお金が入ってくるとは思えなかったのだった。
(月に一回お財布の中身を全部出すのだから、お財布の整理にもなっていいよね、と思っている)
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