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私が薬膳にハマった理由(前編)


人って、いつどこで何に出会うかわからないね!


私が薬膳を知ったのは、24歳の頃。

会社の女先輩達に誘われたことが始まりでした。


当時は新卒入社で勤めていた整骨院業に夢中の日々を過ごしていました。この整骨院事業のある会社を選んだのも、マッサージや健康になることに関心があったから。昔から母親の肩もみをしていたことが大きいかも。大学時代に関わった、バスケ部の選手陣のケアを思うようにしてあげられなくて、もどかしかったのもあるかもしれません。

整骨院業もすごく楽しかったけど、やっぱり患者様に来ていただいてなんぼの世界。しっかり施術効果を出して、通院意欲の向上を図らないと、患者様は来て下さらない。なんてったって、コンビニよりも整骨院の方が多い時代だからね。まさに施術者と患者様の二人三脚でないと、筋肉の症状改善維持は難しい。そんな風に施術回数を積んで荒波に揉まれている最中、薬膳にハマる前に、まず私は施術者スランプにハマっていました。

治療効果が上手く出せない(患者様との治療相性もあるけど)、知識不足、治療のマンネリ化、新規継続率の低下…誰でもあるあるの、スランプ。目に見えない突破口を探すにも出口が見つからなくて、きっと周りから見たら、モチベーションも落ちてるように見えたのでしょう。。


そんな時に本社勤務の先輩達から

「薬膳鍋食べに行こうよ!」と誘われました。


(おお、薬膳…?なにそれ?普通の鍋かな。)


というのが率直な感想。当時はインスタもバリバリ流行ってたけど、まだ今みたいに「JKの間、女子の間でバズってる話題の○○」みたいな感じでもなく。感覚としては、Twitterとインスタでその日の出来事を写真付きで投稿する程度だったから、薬膳の「や」の字も聞いたことがありませんでした。でも、普通にお鍋食べるのだって、美味しいものね!


そんな私が 薬膳に感動するなんて、

この時は1ミリも思っていませんでした。


【後編に続く】


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