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アルキメデスの大戦

『アルキメデスの大戦』は、三田紀房による日本の漫画です。

主人公は数学の天才・櫂直で、海軍に入って戦艦「大和」の建造計画を阻止しようとします。
その過程で、航空機や潜水艦などの先進的な兵器開発にも関わります。
実在の人物や出来事を織り交ぜながら、日本の技術戦略と人間模様を描いたフィクション作品です。

この漫画は、作者の三田紀房が『ドラゴン桜』執筆以前に構想していたもので、国立霞ヶ丘競技場の改修問題がきっかけで再び思い出したそうです。

作中に登場する軍隊用語や造船用語には、専門家の監修が入っていて、ネームもコピー用紙に描くほど丁寧に作成されています。

作中で櫂が開発に関わる航空機や潜水艦などの兵器は、史実に基づいていますが、一部は実際よりも先進的な技術を盛り込んでいます。
例えば、櫂が設計した艦上戦闘機は、九九式二〇ミリ機銃や20mmイスパノ型モーターカノン砲を搭載していて、史実では数年後に登場する兵器です。

この漫画は、ヤングマガジンとヤンマガWebで連載されました。
単行本は全38巻で、最終巻は2023年9月に発売されました。

また、2019年に菅田将暉主演で実写映画化されました。
映画では、櫂のライバルとして源田大尉が登場し、櫂との空中戦が描かれました。

『アルキメデスの大戦』を読んでみませんか?

アルキメデスの大戦 全38巻

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