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天幕のジャードゥーガル

天幕のジャードゥーガルとは、トマトスープという漫画家が描く歴史漫画です。

モンゴル帝国の第二代皇帝オゴタイの第六皇后ドレゲネの側近として仕えた実在の女性ファーティマ・ハトゥンを主人公としています。13世紀のユーラシア大陸を舞台に、奴隷から後宮に上り詰めたファーティマの過酷な運命と復讐の物語を描いています。

題名の「ジャードゥーガル」は、アラビア語で「魔女」を意味します。主人公のシタラは、モンゴル帝国で魔女として恐れられながらも、知恵と意志で生き抜いていきます。
主人公のモデルとなったファーティマ・ハトゥンは、実在の人物です。
彼女は、モンゴル帝国の第二代皇帝オゴタイの第六皇后ドレゲネの側近として仕えました。
彼女の最期は、史料によって異なりますが、一説によると、ドレゲネの死後、オゴタイの息子グユクによって処刑されたと言われています。

2023年度の「このマンガがすごい!オンナ編」で第一位を獲得した人気作品です。
歴史物が同ランキングで一位を獲得したのは初めてのことです。
作者のトマトスープは、この受賞について「本当に驚きました。歴史物は、男性向けのイメージが強いので、女性にも読んでいただけるというのは、とても嬉しいです」とコメントしています。
現在、秋田書店のWEBコミックサイト「Souffle」で連載中で、単行本は既刊3巻です。

を読んでみませんか?

天幕のジャードゥーガル 第1〜3巻

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