standFM放送内容

2021年6月2日（水）

今日はお天気で洗濯物もスッキリ！
梅雨入りは気圧の変化で体調への影響がありますよね。
体調はメンタルにも関連しているので、気分転換できる時間だったり、ゆっくりできる時間を作ってくださいね。
（配信ではきてくださった方を紹介しつつお話ししております）

膣ケアの話を何回かしておりますが、
（教員の方が遊びにきてくださいました）
中学の先生へ、学校の性教育についての話に…。
中学って思春期に入る時期。性についての興味の度合いは高くなり、経験をする子も出てきますね。
日本の初体験の平均は19歳くらい。世界の平均は17.2歳。
経験が早い方がいいとお思っている傾向、なぜでしょうね。
「平均値が高いのは、教育が行き渡っている証拠」（リスナーさん）
確かに、そういう見方もありますね。
これは、実は人間関係が浅くなっていて、若い子のsex離れを表している数字でもあります。
傷つくのを避けている若い子の意識が強くなっているんですね。
ますます少子化に拍車をかける気がしています。

爆弾発言かもしれませんが、個人的な意見として学生の頃に結婚して子どもを作ってしまった方がいいと、子どもたちによく言っているんです。
若い子には子育てはできないと言いますが、それって1人で育てる前提なんですよね。
そして、その話をした我が家の次男坊は
「そんなことをしたら退学になるよ」
というんです。
なんなら、高校生でもいいと思っているくらい。
家族や周りの協力があって子育てをする環境がもっと良くなったらいいとおおっています。
なぜか？
妊娠出産に関わる間、キャリアをストップしなければならない。
最近のニュースでも、オリンピックの出場が決まって卵子凍結を決断したスポーツ選手のニュースがありましたが、タイミングを考えるが故に、後回しになってしまう。高齢出産のリスクや必ずしも妊娠できるかどうかはわからない。
早いうちに出産しておけば、キャリアをストップしなくてもいいですよね？
そうやって産んだ子供が成人した頃はまだまだ40代。バリバリに働けるんですよ。

話題は変わって、【性的同意】年齢って知っていますか？
同意がある無しに関わらず性的行為をした場合、犯罪になるというライン。
実は13歳です。とても低いですね。世界的には、15歳が多い様です。
どう思いますか？
（リスナーさんもびっくり）
同意があれば犯罪にはならない。
とても意外な年齢ですよね？なぜなんでしょう。
低くてびっくりしました。実は110年ぶりに改訂しているはずなんですけどね…

逆に、中学からの性教育で仕組みだけを教えるのはどうなの？
っていう話です。

もっと具体的なお話をしていきます。
最近性に関する相談室のLINEがあちこちで立ち上がっています。
それまで腰が重くて相談できなかった人たちも相談出来るようになり、びっくりするような質問も寄せられているんです。
例えば、妊娠したかもしれないという相談が寄せられることも多いらしいんですが、その中身が問題！
通常なら、検査薬があるので確認してみましょうという流れになると思うんですが、いつ性行為をしたのかという問いに、「？」な回答。ではなぜ、妊娠したかもという心配をしたのか？
「生理がこない」というのです。ネットの情報で生理が遅れているのは妊娠という細切れの情報で、その心配をしているんです。
それとは反対に、臨月まで妊娠に気が付かずに経過してしまった事例もあるんです。

性教育を受けているのに、そういうことが起こるんです。
押し目と雌蕊がくっついて
とか、
カブトムシが重なっている映像を見せられても、自分と置き換えて考えられない。想像力の欠如とも言えるかもしれませんが。
「中学の娘がいるから心配」（リスナーさんコメント）

そうですね。
家庭でできることって言うと、なんでしょうね。

これは海外の（確かイギリスの）例なんですが、初潮を迎えた時に、親が産婦人科に連れて行くという習慣があるんですって。
体のことを相談できる場所を確保すると言う意味では、産婦人科の診療をうけるというハードルを下げることにつながる。親に相談できなくても、守秘義務があるから安心して相談できる場所ができると言う意味でも、とてもいい習慣ですよね。
「産婦人科ってsexした人がいく場所」になってしまっているのは、問題ですよね。
ストレスが原因で生理不順の子が多いので，そういう相談もちゃんとできる様になりますよね。

「授業で女性の先生が女子生徒を連れて産婦人科に訪問するっていいかも」
（リスナーさんのコメント）
それも面白いかもしれませんね♪

女性のクリニックはあるけれど、男性クリニックってないんですよね。
男性の性に関する（男性ホルモンに関わる症状の）「科」はバラバラで、お医者様でなく、海外から輸入した商品を販売するためのクリニック的なものはあるけれどね。
で、先日初めて知ったんですが、鹿児島に男性クリニックできたんだそうです。AGAとかEDとか、前立腺の病気だとか。かなりプライバシーに配慮した病院の作りになっていて、良さげでした。

性的同意年齢といい、性教育といい、モヤモヤすることというか、おかしいと思うことがたくさんあります。

まず、性教育の一番根本的にあるものというのは、自分を大切にする。
自分を大切にするということから始まります。
その中の一つに、プライベートゾーンというのがあって、人に見せびらかしたりせず、自分にとってとても大切なものってウノを教えてあげる。
大切にする方法として、清潔にする方法をトイレやお風呂で教えてあげる。
それは、集団生活を始める前の段階で知っておく必要がある。

そこが理解できるようになると、自分以外の誰かも大切な存在なんだな。って思えるようになるわけです。

「異性の子どもにどうすればいいのか親として理解できていないところが多い」（リスナーさんのコメント）
あるある。我が家の例でいうと、息子の「痛い痛い事件」の話。
外性器を清潔にするのと、真性包茎を仮性包茎ぐらいの状態にしておいてあげるのは親の役目だと言われたんです。外性器の成長にも関わるので。
女の子は、お股の清潔にする方法も、浴槽に入る前に、お湯で洗い流してあげるんだよ。とか、トイレで拭く時には前から後ろにチョンチョンと優しく拭くんだよ。などと言うことも…

こういう話は自分の体を大切にする方法をしっかり教えてあげるのも、ご家庭でできる性教育。

昔は自分より下の子どもの面倒をみていた。親戚や兄弟のね。
そう言う経験がないまま親になる。子どもも0歳だけど、ママやパパも0歳なんです。
だから、先に言ったように、若いうちに産んで、たくさんの人の関わりの中でする子育てが大事なんですよね。

みなさんはどんなふうに感じましたか？
みなさんのコメントでいろいろと展開していきますので、
脱線してしまうことも多々ありますが）それも楽しんでいただければと思います♪

https://stand.fm/episodes/60b7a2f955ceb5512fa4c4c1