けむりだま

これを書いてる
2023年7月29日に四年ぶりに隅田川花火大会
が行われて、予想来場人数が95万人と言う
もはや意味がわからない数字が出ている

実際にどのくらいの人が来たり、
その予想の人数はどうやって出て来たのかは
全くわからないが餅屋は自宅でちらっと
テレビ東京の隅田川花火大会の中継を見て

借りて来ていた映画を見ていた。

かなり話がタイトルから逸れたが
タイトルにある、けむりだま。
ゲームソフトのポケモンの道具であった気が
するが今回は違う花火の煙玉である。

夏が差し迫った時期くらいなると
近所のコンビニで小学生がプールに
持って行くような先端が絞れる縦長のビニール
にこれでもかと花火が入ってるものや
後ろに画用紙のような紙が入れてあり

そこに色とりどりの手持ち花火が入っている奴が売ってる中に、3色の紫、黄、橙。
みたいな色分けがあり、着火する紐が出てる
球体でサイズ的にはゴルフボールくらい。

火をつけると瞬く間に煙がモクモク立ち昇る。

小学生高学年に差し掛かっていたくらいの時に
それをコンビニで買い、自宅前で真っ昼間に
仏壇に置いてあったマッチで火をつけて

ゆっくりと煙が出て来て、それぞれの
玉の色と同じ煙が出てきたまでは良かったが
そんなタイミングで風が吹いて来てしまい

バカな小学生の餅屋は一切気にせず
むしろマッチの火が消えないように
空いた手で風除けを作りつつ着火したら

モクモクと出てくる煙が風に吹かれて
すぐそばのマンションのベランダに
大量に洗濯して干してあった衣類やタオルに

狙ったかの如く煙が吸い込まれていくかの様に
どんどんと洗濯物へ
一度火がついて対処方も無く考える頭も無く
ただただ、「あぁ、〇〇君が住んでる
マンションの誰かの洗濯物が煙玉の餌食に」と
漠然と見ていて、煙が出切ってから

はっと我に帰りやばいとなり慌てて
自宅に逃げ帰ったのが 夏の花火の思い出。

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