いたストGK攻略10 太陽系解説
太陽系
初期2000G/目標20000G 運の要素:2
初出:2(2では「たいようけい」表記)
再録:GK・3・スマホ(DLC)
名称変更:カンダタ遺跡(Wii)
太陽と9つの(準)惑星で構成されるマップです。ムーンシティー同様、マップの上下と左右がループしています。4本のラインそれぞれにマークが1種類ずつあるため、4本のラインすべてを踏破すればサラリーです。分岐点は銀行からそれぞれ3マス目のところにある4箇所のチャンスマスで、ラインに入ったら反対側のチャンスマスまでは直進するしかありません。銀行は分岐点ではなく、ぴったり止まらない限り突き抜けるしかない仕様です。見た目こそ異なりますが、構造的には左半球に近いものがあります。
エリアの考察です。銀行周辺の「たいよう」「すいせい」はお店価格が低く、分岐点からも近いため買い物料を上げても簡単に避けることができます。この2エリアは銀行を中心に上半分が「たいよう」下半分が「すいせい」という構造のため、エリア独占を狙うには最低でも2回以上このエリアを通過する必要があり、狙って揃えるのは案外難しいです。よってこのエリアが育ち始めるのは中盤以降になることが多く、意外にも序盤は価値が低いエリアです。中盤以降、各ラインが揃い始め、高額な買い物料の店舗が増加して自由に移動するのが難しい段階になってくると、それらのラインと複合してどちらに逃げても買い物料が取れるゾーンを形成できます。また、株の購入のために銀行を通過することも多くなるため、中盤以降はじわじわと存在感を増してくるエリアと言えます。「たいよう」「すいせい」を押さえておかなければ後半の安全が担保されないため、2周目以降は積極的に狙っていくのが良いでしょう。そして「たいよう」の独占・半独占に成功したなら「めいおうせい」の空き地を、「すいせい」の場合は「てんおうせい」の空き地を税務署かコンビニ(もちろん増資必須)にしておくことをおすすめします。この2つは見事に「たいよう」「すいせい」とマッチしており、驚くほどゾーンとして機能します。
4ラインのエリアですが、狙い目は「どせい」です。1等地のお店価格はラインの8エリアの中で最も低いですが、4軒すべてのお店価格が平均的で、株価も手頃なので株でも買い物料でも勝負でき、極端に安いお店がないので切り崩しにも比較的強いエリアです。そして注意しておかなければならないのが「もくせい」。チャンスカードにはこのエリアに飛ばされるカードが含まれています。よってこのエリアを優先的に狙いましょう。揃えることができずとも、最低限このエリアの空き地だけでも押さえておきたいところです。もしこのエリアにワープするカードを自分で引いたとしても、空き地を押さえておけば、ヘリポートでさらに好きなマスにワープするもよし、税務署で総資産の5%を受け取るもよしと、有利に進めることができます。1ターン目で7を出したなら、まずはこの空き地を押さえるのがおすすめです。
ちなみにラインの8エリアはすべて、そのエリアの1等地が分岐点から最も遠い距離に配置されており、高額な買い物料を分岐点で回避するのは難しくなっています。エリアが揃い始めて株を購入したら、まずは1等地に増資を行い、高額な買い物料を取れる確率を少しでも上げることをおすすめします。構造上銀行を経由することで、4ラインのうち2ラインだけをぐるぐる回り続けることができるので、何とか2つのラインにわたって3軒以上の半独占エリアを手に入れ、後半は築き上げた安全ルートを周回しつつ株と買い物料だけで勝負できるようになれば勝利は固いでしょう。
余談ながら、準惑星である冥王星がエリア名に含まれていますが、冥王星が準惑星に分類されたのは2006年であり、それ以前は太陽系第9惑星に分類されていたため、太陽と惑星で構成されているこのマップのエリア名としては、当時の基準では正しいことになります(いたスト2発売は1994年)。
プレイレポート
終盤なつひこが「かいおうせい」に198株増資を仕掛けて猛追をみせるも、何とか逃げ切り。もっとも「かいおうせい」は半独占状態であり、増資もあと1回が限度だったため、追いつかれることはなかったでしょう。銀行の3マス手前のチャンスカードで13を引けば目標を割り込むところでしたが、無事回避しゴール。ちなみに1~2周目はなにげになつひこが「めいおうせい」に建てた宿屋に苦戦しました。序盤に宿屋+お店で200G以上の出費が確定するのって結構痛いんですよね。高額店舗よりも宿屋を避ける動きが多かったのが印象的でした。
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