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いたストGK攻略11 海底都市解説

海底都市

初期2000G/目標20000G 運の要素:3
初出:2
再録:GK・3・30th(DLC)・スマホ(DLC)

エリアの数はスラリンやクローバランド等と同等ですが、全体的にマスが密集しているため、非常に圧迫感のあるマップです。分岐点は銀行からそれぞれ2マスのところにある休日・ラッキー・カジノマス。銀行や4箇所のマークは分岐点ではないので、分岐点で進路を定めたら、四隅のエリアを踏破して戻ってくるまでは、直進しかできません。そのため高額店舗の回避が難しい構造になっており、後半は激しい買い物料合戦になります。
エリア考察に移ります。まずは銀行周辺のトリトンセンター。このエリアはお店価格が低く、分岐点からも近いため、単体で買い物料を上げても容易に避けられてしまいます。しかしこのエリアは他のエリアと複合することで主導権を握るポテンシャルを秘めているため、優先的に狙うべきエリアです。このマップは全体的にお店価格が高めの環境で、中盤以降、特定の四隅エリアを回避するためには、必ずこのエリアを経由する必要があります。このエリアを押さえておけば後半の安全がある程度担保されるうえに、逆にこのエリアに増資して、高額店舗を「壁」として立てておけば、より買い物料の高い「本命」の四隅やマーク周辺エリアの高額店舗に誘導することができるため、非常に強力です。ただしこのエリア自体のお店価格が低いため、4軒独占して増資しない限り、「壁」としては機能しないことに注意が必要です。左(右)半球のインドに近いポジションと言えるでしょう。
次に四隅のエリアですが、最優先で狙うべきは右上のマリンファクトリーです。四隅のエリアはどれもお店価格が高めなので有利度にそれほど差はないのですが、このエリアには中央に証券取引所が含まれています。銀行以外でも株が買えるチャンスが増えるのは大きなアドバンテージとなるためおすすめです。1等地がこのマップで最も高い900Gなのもポイントが高いです。ただし、このエリアはいわゆる一点集中型で、1等地以外のお店価格が安く、切り崩されやすいという弱点も抱えています。3軒以上揃えることに成功したら、まずはお店価格の安いお店に増資をし、守りを固めた方が良いでしょう。分岐点から遠いため、回避は難しいですが自力で揃えるのも難しいため、交渉や5倍買いを上手に活用して揃えたいところです。
そしてそれぞれのマークを囲むように配置された4つのエリアは、いずれもお店価格が平均的なため切り崩しに強く、分岐点から近いため四隅のエリアよりは2~3軒目を狙って買いやすいエリアになっています。しかし揃えやすい代わりに分岐点からの進み方次第では回避もされやすいため、四隅のエリアに比べて取り扱いが難しいと言えます。トリトンセンターを4軒独占することで、マーク周辺エリアすべてと複合することが可能になるため、高額な買い物料を取れる確率が格段に上がります。マーク周辺エリアを有効に活用するなら、トリトンセンターは確実に押さえましょう。
中盤以降、各地に高額な買い物料のお店ができてくると、どうしても避けたいエリアも出てくるでしょう。銀行を経由することで、四隅のうち2箇所は行かなくてもすむようにできるため、四隅・マークエリアのうち2箇所とトリトンセンターを3軒以上揃え、株と買い物料だけで勝負できる流れに持っていければ安定して勝てます。自由度が低めの分、左(右)半球のインド以上に銀行周辺の重要度は高いので、序盤の周回時にも最短ルートを通るよりも銀行を経由しつつマークを集めていき、同時にトリトンセンターのお店を狙っていきましょう。

プレイレポート

だいたい3周目くらいの状況。さきが左上のオクトファーム、ドナルドが左下のドルフィンベイ、私が右下のボセニアタウンを自力で3軒揃え、さらによしきがクラブ周りのマゼランラインを自力独占という乱戦の状況。そんな折、さきが私と2:2で持ち合っていたダイヤ周りのコーラルラインと、スペード周りのアトランラインの2:2交換を申し出てきたため、承諾。互いに独占とします。まだ中盤に入ったばかりくらいのこの展開で承諾した理由は、各プレイヤーの占有エリアの位置関係で判断しました。この交換でさきはコーラルラインを独占、さらにオクトファームを半独占としましたが、これによってさきのお店は左上に固まってしまいました。左上はさきにとって絶対の安全圏ですが、左上だけを周回し続けることはできません。一方、他プレイヤーは銀行を経由すればここを回避することは可能です。また、ドナルドのドルフィンベイとよしきのマゼランラインはどちらも左下であり、互いに噛み合っている位置関係です。左下に進めば、もう一方の対戦相手の独占エリアは避けられません。一方私は右上と右下に分散して1エリアずつ占有できたことになり、長期戦になれば、どちらかに誰かが入ってくる確率が高いと踏んだためです。私は価格の安い銀行を経由する限り、左上と左下に行く必要はないため、サラリーを諦めれば安全に周回し続けることができます。有利度は歴然でした。銀行を経由して99株買い、さきが持っていたボセニアタウンの4軒目を5倍買いしたうえで(さきがボセニア4軒目の空き店(100G)を購入した際「あんた、この店を高く買わないか?」とか言ってドヤ顔で煽ってきたので、遠慮なく5倍(500G)で買ってやりました)右下、右上の順に矢継ぎ早に増資して買い物料を上げていきます。

さっそく回避しきれなかったよしきが直撃。これで右上のマリンファクトリーの2・3軒目が1等地込みで売りに出たため購入し、さらに勢力を拡張します。
続いてドナルド。マリンファクトリーの4軒目と銀行周辺トリトンセンターの1・2軒目が出ます。買わない選択肢はありません。
さらによしき、さきがなけなしの資金で増資した一点張りの店舗950Gにハマり、トリトンセンターの3・4軒目を手放す。購入して独占、これで怖いものはありません。
破産が見え始めていたドナルドの高額店舗にさきがつかまります。これによってドナルドが息を吹き返し、一転してついにオクトファーム・コーラルラインを手放さざるをえなくなったさき、破産が見えてきました。
マハラジャの援護もあり、ついに目標金額突破。なお、この直前によしきも同じお店にハマっており、さきともども破産寸前の瀕死状態となっています。(ああ、このお店ですよ、さきがドヤ顔で「あんた、この店を高く買わないか」とか煽りながら購入したお店。いらん挑発しなければこんなことには……まぁ、ならなかったということはないでしょう(笑))

銀行に戻れば優勝だったんですが、さきかよしきのどちらかがすぐにでも破産しそうな状態だったため、どうせならどちらかに破産してもらおうと思って(外道)、どちらかが破産するまで周回していようかなぁと考えていたところ、結局そのターン中にさきがハマって破産、銀行の2マス手前で試合終了となりました。
圧倒的なエリア占有率での優勝となりましたが、まだ資産の少ない2周目でドナルドが早くもドルフィンベイを3軒揃えた時にはヒヤリとしました。しかし、その序盤にしては高額な店舗群を無事回避し、さきとの交渉を駆使して右上と右下を揃えた時点で、勝利は8割手中に収まったと感じていました。トリトンセンターを独占した段階で、優勝がほぼ確定した感じでしたね。

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