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懐古厨の桃鉄令和定番攻略④〜桃鉄で勝つための基本セオリー〜


目的地を目指すのは基本。しかし最優先ではない

特に序盤では、資金集めの方法として目的地を目指すのは良い方法です。しかし、最終的に勝つためにベストな方法かというと、決してそんなことはありません。お金が欲しいだけなら、それこそ房総半島の宝くじ駅に数回も止まれば目的地到着分のお金程度は手に入ります。まとまったお金が欲しい理由は収益率の高い物件や収入系イベントが発生しやすい物件、そしてそれらを含む駅を独占したり、優秀な歴史ヒーローを味方にできる駅を独占したり、強力なカードを購入したりするのに必要だからであり、目的地を目指すのはまとまった資金を得るための手段のひとつに過ぎません。よって目的地を目指すこと自体にリスクが付きまとう場合は無理に目指す必要はなく、ましてやメリットよりもリスクが上回るような場所であれば、目的地を目指すのは他プレイヤーに任せ、自分は有用なカードの収集や収益率の高い物件の確保に専念した方が良いまであります。もちろん目的地に選ばれた駅に上記のような優秀な物件が固まっているなら何をおいても目的地を目指すべきですが、あくまで最優先にすべきは有利な物件を確保すること。
ただし、貧乏神をつけられてしまっては本末転倒なので、目的地を目指さないにしても、「目的地から最も遠いプレイヤー」にはならないように適度に目的地に近づくことは必要です。

貧乏神を避ける立ち回りを

貧乏神の攻撃を受けない立ち回りは、桃鉄で勝つための最優先事項と言っても過言ではありません。目的地に到着することよりも、貧乏神をつけられないように立ち回る方が優先度は上です。貧乏神の攻撃は1回1回はさほど凶悪ではないことが多いとはいえ、長時間受け続けると無視できない被害になりますし、キングボンビーに変身されてしまうと致命的です。
以下のような対策で、貧乏神に無縁なプレイを心掛けたいものです。

目的地に近づく

積極的に目的地に近づくようにすれば、結果的に貧乏神をつけられにくくなります。目的地を目指すことに積極的でない場合でも、適度に目的地に近づくようにして、「目的地から最も遠いプレイヤー」は全力で回避しましょう。

孤立しない

孤立したタイミングで貧乏神をつけられてしまうと、他プレイヤーになすりつけることが困難になります。貧乏神をつけられてもすぐになすりつけることができるよう、できるだけ誰かの近くにいるようにしましょう。具体的には、所持している中で最も効果が強い移動系カードの平均値以内で到達できるくらいの距離を保ちたいところです(急行:7マス、特急:10マス、新幹線:14マス、のぞみ:17マス、ロイヤルEX:21マス、リニア:28マス)。

孤立している時は目的地に入らない

上記2項目と関連しますが、自分ひとりだけが目的地に近く、他3名が目的地から遠い場所にいるような時は、たとえ目的地に入れる目が出てもあえて入るのを見送るのも手です。ここで目的地に入った結果、次の目的地が誰かの近くに設定され、あっという間にゴールされた挙げ句自分に貧乏神をつけられてしまい、なすりつけることができないといった事態になることを防ぐためです。
自分ひとりだけが目的地に近い場合は、他のプレイヤーがある程度近づいてくるのを待ち、その間に周辺の優良物件を買い占めてしまいましょう。ただし、そうすると他プレイヤーも別の地域で優良物件を買い始めたり、強力な急行系カードを蓄えてから一気に目的地を狙ってくるといった対策を取り始めることが予想されるため、タイミングの見極めと駆け引きが肝心です。

すぐになすりつける

それでも貧乏神をつけられた場合は、極力すぐに他プレイヤーになすりつけるようにします。そのためにも、急行系カードはできるだけたくさん所持しておきたいところです。また、なすりつける際にはなるべく相手と同じマスに止まるようにするか、引き込み線(進行方向が行き止まりになっているルート)に逃げることを心がけましょう。こうすると貧乏神を移し返されるリスクを下げることができます。
自分と相手の急行系カードの枚数や効果を比較して、自分のカードパワーの方が圧倒的に勝っているなら、強引になすりつけて追いつけない距離まで逃げてしまうのも効果的です。他プレイヤーを強制的に接近させることができるテレポートカード、サミットカード、ぴったりカード等も有効です。

ハマリに要注意

どちらに進んでもマイナス駅を避けられないような状況をハマリ、あるいはレッドゾーンなどと呼ぶことがあります。桃鉄においてマイナス駅に飛び込むメリットは原則的になく、特に冬の赤マスは致命的です。前の自分のターンの時に止まるマスをよく確認しておけば防げるとはいえ、思わぬ形でハマることは少なくありません。確認したつもりが急行系カードを使って大きめの目を出したらハマリだった、牛歩カードやうんちカード等の妨害を受けてハマリの状況を後から作られたといったケースもよくある話です。このように赤マスを強制的に踏まされることにならないよう、止まる先でハマリになるケースがないか、確認しておくことが大切です。

横手駅の隣接マスが赤マスに囲まれているため、ここで1を出すとハマってしまいます。急行カードを使えば1が出ることはないため、使うのも手です。
釧路駅周辺も赤マスが多く、要注意エリア。1か2を出すとハマります。
引き込み線は基本的に逃げ道がないため冬は特に危険です。スペシャルカードがなければ近づかないのも手でしょう。目的地が魅力的でなければ無視する判断もアリです。

多額のお金を持っている時はスリの銀次に注意

スリの銀次はプラス駅・マイナス駅・カード駅・ナイスカード駅・カード売り場に止まると出現する可能性があります
このスリの銀次ですが、旧作と比較すると相対的にかなり凶悪になっています。旧作だと、プラス駅やカード売り場に出現することはなかったので、単純に遭遇する対象マスが多くなっているというのが1つ。そして旧作では所持金の半分を盗られる確率が最も高く、全部盗られるのは非常にまれだったのですが、今作では所持金の1/4、半分、全部を盗られるそれぞれの確率は体感ほぼ均等です。さらには物件価格や収益率のインフレが進んだことで多額の現金を持ち歩く機会は非常に多くなっているので、それだけ遭遇した時の被害が大きくなりやすいということでもあります。
スリの銀次の被害を防ぐ、あるいは被害を少なくするための方法としては、以下のものがあります。

パトカードを常備する

パトカードを持っていれば、スリの銀次の攻撃を1度だけ防ぐことができます。しかしパトカードはレア度が高いカードのため、運良く入手できたら優先的にダビングしたいカードの候補でもあります。もちろん、他プレイヤーが入手した時に刀狩りを使うべきカードとしても有力です。
50年目以降になると知床、佐多、高輪ゲートウェイのカード駅にて購入できるようになりますが、基本価格が10億円(この時期にはカード価格の値上がりを2回迎えているため実際には1枚40億円です)とかなりの高額です。手に入りやすくなるとはいえ決して安くはないので、引換券カードを持っているなら有力候補になるでしょう。

対象駅を避ける

スリの銀次が現れるのは上記の駅に限られます。逆に言えば、物件駅やヘリポート、宝くじ駅、ダビング駅、周遊駅、空港やフェリー乗り場等には現れることはありません。多額の現金を持っており、スリの銀次に出会いたくない時には、極力上記の駅に止まるようにしましょう。
ただし、銀次の当たり年には物件駅にも現れるようになる点には要注意です。

所持金を減らす

多額の現金を持っており、スリの銀次が怖い時には、積極的に物件駅に止まり、できるだけ所持金を物件に換えておくのがベストです。所持金が少なければスリの銀次に遭遇しても被害は最小限に抑えられますし、物件駅を渡り歩いていれば銀次に会うこともありません(当たり年には襲われるので要注意)。
そもそも多数の物件を所有することは桃鉄で勝つための基本中の基本なので、方向性としても間違っていません。ただし、あまりにも現金を減らしすぎると不意の災害系イベントに対応しきれない場合があるため、その点は考慮しておきたいところです。

移動は陸路推奨

次の目的地までの距離が遠く離れている場合、海路や空路を用いた方が早く着ける場合があります。しかしその場合でも、今後のことを考えるとなるべく陸路で目的地を目指した方が良いことが多いでしょう。理由はもちろん、物件です。海路や空路には物件駅はないので、目的地を目指す道中で立ち寄った駅で収益率の高い物件を買うことができません。特に日本海は赤マスが多いことで歴代シリーズでも有名で(本作では舞鶴と小樽を結んでいます)、無対策で大量の赤マスを踏まずに日本海を渡ることはまずできません。
海路や空路を使わずともヘリポートがありますし、そもそもぶっとびカードや物件飛びカード、強奪飛びカード、地方へ!カード、6大都市カード、銀河鉄道カード、千載一遇カード、テレポートカード等、目的地に効率的に近づいたり、長距離を素早く移動したりする手段には困りません。前述のとおり、勝つために重要なのは収益率の高い物件を多数確保することであり、最短で目的地を目指すことはたいして重要ではありません。沖縄や離島、ホノルル等、海路や空路を使わなければならない目的地を目指す場合でなければ、多少移動距離が多くてもなるべく陸路で目的地を目指し、物件を買っていった方がベターです。

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