見出し画像

いたスト3 ぶっ壊れチャンスカード紹介

いたスト3は歴代いたストの中でもかなりぶっ飛んだシリーズで、良い意味でも悪い意味でも(8:2くらいの割合で悪い意味で)運要素が強く、幸運に恵まれた1人か2人だけが圧勝してしまうような展開になることも多々あるシリーズでした。これはチャンスカードにも同じことが言え、歴代シリーズの中でも特に効果が強力です。
今回はいたスト3でのみ登場したチャンスカードおよび、いたスト3が初出で現在も残っているチャンスカードのうち、特に効果がぶっ壊れているものを、ピックアップして紹介したいと思います。

【いたスト3限定】

87 無料で999Gまで増資


増資限度額の範囲内で、999Gを上限として、1度だけ無料で増資することができます。単純に増資チャンスが1回増えるだけでも強力ですが、たとえ株をまったく持っていなくても、無条件で最大999G資産が増えるという効果が許されて良いわけがありません。

89 好きな空き店の購入を予約


予約されたお店に他プレイヤーが止まっても、購入することができなくなります。73と違って直接購入することはできず、後からそのマスに止まって購入する必要はあるんですが、この予約効果は永続なので、例えば序盤で現金が足りなくて欲しいお店が購入できないという場合に予約をしておけば、無理なく購入できるようになるまで他プレイヤーに先を越される心配がなく、非常に凶悪です。自分が狙っているエリアの3軒目や4軒目を押さえておくことが多いでしょうが、例えば他プレイヤーが独占を狙っているエリア(特に1店舗のお店価格だけが突出して高いタイプ)の1等地を予約してしまえば、もはやそのエリアはほぼ使い物になりません。この場合、なまじ買ってしまうとチャンスカード79や5倍買いなどで強引に買い取られてしまうおそれがあるため、あえて買わないことでそのエリアを永続的に機能不全に追い込んだ方が効果的な場合もあるでしょう。

93 増資効果が2倍


要するに増資をすると、その倍の金額を増資したことになるという効果です。つまり999G増資をすると、1998G分増資をしたことになります。まずこれだけで、単純に増資した金額分得をしていることになります。87と類似した効果ですが、あちらは無料で増資1回分の効果、こちらは1回の増資で2回分の増資効果なので、大量の株を持っていればこちらの方が強力でしょう。もちろん株価の上がり方も通常の倍となるため、大量の株を持っていれば一発でゲームエンドになることも珍しくありません。SPの最凶スフィアであるリミットブレイクレベルのぶっ壊れです。これも二度と復活してはならないカードと言えます。

102 好きな空き店を2軒購入


いいですか?好きな空き店を原価で購入できる73でさえ十分ぶっ壊れなんですよ?その効果を2回発動できるなんて、そんなことあっていいと思います?1軒所有しているエリアのお店を2軒買えば半独占に、2軒所有しているエリアのお店を2軒買えば自力独占になるんですよ?同一エリアのお店を2軒購入するのが基本ですが、他にも他プレイヤーの独占を阻止する、遠く離れた2エリアを同時に半独占にするなど、用途は多彩。いたスト3以外の作品では登場していませんが、二度と復活してはならない極悪カードです。

103 めくれたカードを元に戻す


すでにめくられたカードを1枚選んで、めくられていない状態に戻すことができます。上記のチートカードに加え、73や3、33、70など、特に強力な効果のカードを戻すのが基本です。ただでさえぶっ壊れの102や93や87がもう1回使えるとか、考えたくもありません。獲得済みの8列のチャンスカードスペシャル(+200G)の獲得をもう一度狙うこともできます。
ただし、戻されたカードが何かは全プレイヤーが知っているため、次にそのカードをめくるのが自分とは限らないところが難点ですが……気合いで自分がめくりましょう。ゲーム終盤に13を元に戻し、最後に13を引くのが誰かを争うのも面白いかもしれません。

117 深海魚を発見
125 寿司の中に真珠が!


それぞれ「マーメイドシティ」「回転寿司」固有のカードで、効果はどちらも500Gもらえるというもの。このカードを引いたタイミングによってはあまり旨味がないかもしれませんが、何の制約も条件も代償もなくその場で500Gもらえるという効果は許されるものではないでしょう。

132 銀行が引っ越し


銀行と株屋の位置が永続的に入れ替わります。これまでのように、引いたプレイヤーだけが大きく得をするようなカードではないですが、このカードを引く前と後では各エリアの価値や戦況などがまるっきり変わってしまうため、プレイヤー全員に影響を与えるカードの中でも特に強力な効果と言えます。

【いたスト3初出】

57 好きなマスへワープ


3は「チャンス・マークを除く好きなマスへワープ」、5は「好きなお店へワープ」、6は「好きなチャンスかマークへワープ」、58は「100G払えば3と同じ効果」なので、これらの上位互換として登場しているカードです。3・5・6・58だけで十分強力なので、これ以上強力なカードを入れる必要あったんですかね……?

101 すべてのマークが揃う


70の下位互換と思われることが多いですが、こちらはマークを消失しないため、相互互換と考えられます。これ、禁止にした方がいいんじゃないですかね……?

いかがでしょうか? 歴代いたストシリーズの中でも、明らかに効果がぶっ壊れているのがご理解いただけたのではないでしょうか? 自分が引けば超ラッキーですが、逆に誰かに引かれると一気に窮地に追い込まれるカードが多く、運の要素が多いシリーズなのが、よくも悪くもこの作品の特徴と言えるかと思われます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?