【175ページ目:もちおのソフトテニスノート】ボール管理術とベースラインの内側の乱打の意図(TNBソフトテニスクラブ見学Vol.3)

//もちおのソフトテニスノート
//2020年7月8日(水) 第175号

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こんにちは。もちおです。

今回も、埼玉のTNBソフトテニスクラブというチームの見学記録です。

一昨日書いた「ベースラインの内側の乱打」について、TNBソフトテニスクラブのTさんに補足をしていただきました。

今回の記事では、「ベースラインの内側の乱打」の意図に関する追記をして、さらにTNBソフトテニスクラブのボール管理術について説明します。

※指導者のTさんのTwitterアカウント→@TNB32791773



TNBソフトテニスクラブのボール管理術

まず、TNBソフトテニスクラブのボール管理術から。「なるほどおお」って思ったことが2つありました。

1つ目が、ボールを区別するということ。TNBソフトテニスクラブでは、ボールを3種類に区別していたんです。

(1)試合用ボール:新球を使う
(2)乱打用ボール:試合で使ったボールを使う
(3)練習用ボール:古くなった乱打用ボールを使う

試合をやる時は新球を出して、試合で使ったボールはそのあと乱打用ボールに。で、乱打用ボールは乱打をしているうちにだんだん汚れて古くなっていくので、しばらくしたら練習用ボールに格下げ(?)される、という形式。

新球を下ろす時って10ダース(120球)をいっぺんに出しがちですが、TNBソフトテニスクラブはいっぺんに出さない。少しずつボールを出すことで、試合や乱打を良い状態のボールで行えるようにしているわけです。

これが「なるほどおお」って思ったことの1つ目。


そして2つ目が、ジップロックでのボールの管理。試合で使ったボールはそのあと乱打用ボールになるわけですが、乱打用ボールをジップロックに入れて保管して劣化を防ぐ工夫をしていました。

画像1


ちなみに、練習用ボールも袋に入れて保管。(乱打用ボールから格下げされた直後のボールが、色でわかります)

画像2

ジップロックでボールを保管する習慣がつくと、良いボールで実戦練習ができるだけでなく、ボールを大事にする意識が高まりそうなのが良いなあ、と思いました。勉強になりました。



ベースラインの内側の乱打の意図(追記)

そして、ベースラインの内側の乱打の意図について。先日の記事を読んでいない方は、そっちを先に読んでください。

Tさんに捕捉していただいたのは、「この練習はショート乱打の延長として考えると良い」ということ。

なぜかというと、試合の中でよくあるミスと深い関係にある練習だから。

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