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ソフトテニスの初心者指導で僕が意識していたこと【基本編&フォア・バックストローク編】


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こんにちは。もちおです。


このノートは、ソフトテニスの初心者指導方法【基本編&フォア・バックストローク編】です。


初心者の選手を指導する時に僕が意識していたことや、初心者向けの練習メニューまとめました。


このノートは、次のような人向けです。

「ソフトテニス部の顧問になったんだけど、ソフトテニスは未経験。生徒のためにできる限り頑張りたいんだけど、どうやって教えればいいんだろう。」

「ソフトテニス部に入部して、はじめて後輩ができた。先輩として、初心者の後輩にしっかりと教えられるようになりたい。」

「子供がソフトテニスを始めるんだけど、どうやって教えればいいかわからない。自分の子供のためにもソフトテニスの勉強をしたい。」

このような人の役に立つことを願って、書きました。


このノートを読むと
ソフトテニスの初心者指導方法がわかる。


ここまで読んだ時点で、「お前誰だよ」って思っている人が多い気がしたのでw、少し自己紹介をすると…

僕(もちお)は、ソフトテニス経験者。
・中学校からソフトテニスを始めて、大学では体育会でプレー。
・輝かしい実績はないけど、ソフトテニス漬けの学生生活を送った。
・全国優勝経験のある人に2年ほど教わった経験あり

僕(もちお)は、ソフトテニス指導歴がそこそこ長い。
・母校で外部コーチをして、選手が関東大会に出場。
・中学校で顧問になり、1年目でジュニアなしのチームが1年生大会優勝。
・その後もジュニアなしのチームで各種の大会で入賞。

という感じです。


中学1年生のみが参加できる1年生大会では、「優勝→準優勝→優勝→3位」と、毎年入賞することができました。他の学校とは違い、小学生からソフトテニスをやっていた選手が誰もいないチームだったので、当時の選手達はよく頑張ったと心から思っています。

ちなみに、ぶっちゃけ僕自身は下手くそです。
でも、ソフトテニス愛は結構あって(たぶんいろんな人から「ソフトテニスバカ」って思われていたと思うんですけど)、ソフトテニスについて考えるのが好きです。


そんな僕が、初心者の中学生を指導する時に意識していたことなどについて書きます。


全ての内容が役に立つかどうかはわかりませんが、実体験から学んだ自分なりのノウハウをまとめておけば、何かしらソフトテニス界にプラスになるかもしれない…と思って、出し惜しみせず全て書きます。

金額:200円

※ちなみに、ソフトテニスの書籍って買った後に情報が更新されることはないですが、このノートは「これも追記しよう!」「こんな方法もあったのか!」と思う内容を、どんどん書き加えていきます。
いわば、このノートは「どんどんアップデートされるテキスト」です。

※ボリュームが増えるにつれて値段を上げる予定なので、なるべくお早めにゲットした方がお得です。

※第1章は無料公開します。


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【第1章】初心者指導の流れ

まず、初心者指導の全体像から。
初心者指導の大まかな流れはこんな感じです。

(1)グリップの握り方を覚えさせる

(2)ラケットとボールに慣れさせる

(3)ルールを大まかに理解させて、試合をやらせてみる

(4)練習と試合をバランスよくグルグル回す

グリップの握り方を覚えて、ラケットとボールにある程度慣れたら、すぐに試合をやらせてみるようにしていました。
「試合のために練習をする」っていう感覚を持ってもらうためです。

これとは逆に、「しばらくは試合はやらせない」っていう方針のチームもあるとは思います。
「ある程度打てるようになるまで試合はやらない!」っていう方針のもと練習をした結果、「初めて試合をやらせたのは半年以上経ってからだった」っていう感じ。

ですが、僕はこの方針には反対です。
ソフトテニスのゴールは試合なわけなので、そのゴールとなる試合をできるだけ早く体験させた方が良いと思うからです。


もちろん、初心者が試合をしてもダブルフォルトの連発ですし、サーブが入っても全然打ち返せなかったりして、試合なんて全然成立しません。

が、実際に試合を体験させてみることで、「試合でできなかったことをできるようにしたい」「次に試合をする時のために、もっと練習したい」って思う選手が多かった気がしています。
(なかには、「どうせうまくできないから試合したくない」って言う選手もいますが、そんなこと言ってたらいつまで経っても試合なんてできないですよね)


というわけで、グリップの握り方を覚えて、ラケットとボールにある程度慣れたら、すぐに試合をやらせてみるようにしていました。

ただ、試合は短めに。だらだら長くやっても仕方ないです。

サーブゲームとレシーブゲームの両方を経験させるために、2ゲームマッチくらいで良いと思います(2-0で勝つか、1-1-で引き分けるか)。
※同時に、審判の練習もします。大変だけど、初心者の選手は目がキラキラしているので、頑張らせますw


この方針で指導した結果、経験者がいないチームにもかかわらず、入部して4ヶ月に開催された全日本ジュニア(@白子)の1年生トーナメントでジュニア出身選手がいるチームに勝ち、入賞することができました。


(ここは読み飛ばしてOKです)
ちなみに、僕が指導していたチームの地区では、入部して2ヶ月くらいの時期に小さな大会がありました。
で、その大会に初心者の選手もエントリーすることにしていました。

もちろん全員エントリーするわけではなく、条件をクリアした選手だけです。(大会の運営に迷惑がかかってしまうので…実際、全員エントリーしてしまってものすごく迷惑をかけてしまった苦い経験があります。本当に申し訳なかった。)

条件は

フォアハンドストロークをドライブ回転で打てる
バックハンドストロークをドライブ回転で打てる
ネットの向こう側から来たボールを●球中□球、コートに入れられる
試合のルールを覚える
審判ができる

といった感じ。
(「条件をクリアした人の中から、△人まで」って決めることもありました)

たった2ヶ月でここまで到達するのは、指導者(&先輩)も初心者の選手も大変ですが、頑張ります。

たった2ヶ月だとしても、結構良い試合をするレベルまで到達することもあります。
実際、一生懸命練習した選手の中には、2年生の相手に勝ったりする選手もいました。(かなりの泥試合でしたがw)

このように、もし小さめの大会がちょうど良い時期にあるなら、条件を設定した上で、その大会に出場することを目標にするのも良いと思います。

※試合当日は、試合中よりも負けた後の方が不安になります。「ちゃんと審判できるかな…」と。




【第2章】初心者指導の初日にする話

指導の初日に新入部員の選手たちに僕が話をする内容について。

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