ほっち

いきものがかりの山下穂尊さん。愛称は“ほっち”。

ファンとして、いろいろと魅力の感じる方でした。

まずはファッション。グループで一番のオシャレさんと言われていた通り、いつも派手というか目立つ格好をされていました。近年は衣装でも私服でも、女性ものの服を着ていることが多かったですがそういうのもセンスが無いと着れないですよね。ファンの間で度々話題に上がっていたほっちの髪型。お友達の美容師さんにお願いしていたらしいですが、いろんな髪型が見れて私は好きでしたよ。

次に、多趣味なところ。本当にいろんなことに興味を持つ方でした。幼少期の頃からそういう環境で育ったということもあり、アウトドア志向でラジオなどでも度々その話題が出てきました。建築関係も興味があり、基礎を見るのが好きと言っていたのはちょっと驚きでしたね。他にも、家電だったり食だったり。アンテナの広さが並みでないなと思いました。

山下さんと言えば、あのおおらかな性格でしょう。ここに惹かれてファンになった方も多いのではないでしょうか。衝突しがちだった吉岡さんと水野さんの仲を取り持っていたというのは、ファンの間では有名な話。

山下さんが執筆された「いつでも心は放牧中」という連載の中に、“「じゃない方」の選択肢を持とう”という項がある。今回の脱退にあたってのコメントでも引用されている箇所なのですが

年齢というのは、（中略）単なる年数を表す数値でしかないのではないかー

と。２０歳の頃バックパッカーとして旅行をし、様々な人たちと出会い交流をする中で、年齢よりも自分が何を感じ何をやろうとしているのかの方が大切だと思うようになったそうです。

それを聞いた私は、そんな考え方もあるのだと知りハッとしました。ちょうど、いろいろと焦っていた時期だったので余計にそう思ったのかもしれません。

そういう経験を踏まえて、このような考え方が出来るのはなんて広い心を持った方なんだと思いました。

センスと広いアンテナと、思考。

山下さんが生来持ち合わせているものが、これまでの曲作りにいい影響を与えているのかもしれませんね。

そんな山下さんの曲について、ちょっと書いてみたいと思う。