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フジロックでSamphaを見た。

世界最先端の音が鳴る街サウスロンドン発のネオソウルシンガーSampha、7年ぶりのフジロックに帰還

7年前はまだデビュー直後でまだ彼の存在を知らなかったので見に行かなかったけれど、それからSamphaの音楽に触れる度、行かなかったことを後悔していた

だからこそ今日は何としても見たかったアーティストだった

音源の出来があまりにも素晴らしいので、ライブでは音源通りは無理だろう

と思っていた、少なくとも音は打ち込みを使うのかなと

でも実際は何もかも予想の遥か上を行くものだった

まずステージ上の楽器の配置から見たことない配置で、楽器を縦に置いて、ドラムを前方に、Sampha自身は中央の奥からバンド全体に指揮を振るように唯一無二の歌声を重ねていく

打ち込みも使うんだけど、基本は人力なことにも驚いた

あくまでも1番はSamphaの歌声で、でも楽器に頼るところは声を抜いて楽器、打ち込みに頼るところは完全に頼る。すべてを計算し尽くしてライブをやっている。

照明の使い方も最低限で、スクリーンにムダなものは一切写さない。それがSamphaの歌声を際立たせる。

ソウルシンガーという肩書きにはなっているけれど、ソウル感はあまり感じなくて、でも既存の音楽ジャンルで分類することは難しくて、Samphaという新しい音楽に挑戦しているようだった。

次は1番大きいGREEN STAGEで夜に見たい!

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