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水色のブラウスを買おうと思う

あまりにも衝撃だった自問自答ファッション教室。これを踏まえてさあ次に何をしよう?と考えた時。

実は私はまだnoteなどには書いておりませんでしたが、運命靴(ローファー)と運命バッグ、そしてエモーショナル時計(これは書いた)と演歌リングを既に所有しております。
なので、いわゆる三種の神器は一つずつではありますが揃っています。
(この辺りのことは語れば何時間でも語れそうなのですがまた次回以降ぽつぽつ書いていこうかな…!)

30日チャレンジは「ファッション」を選定しました。その中でも私のイメージは「衣服」。
というのも、身の回りのものに一つずつお金をかけ始めたものの私が財布を緩めたのはあくまでも「貴金属・ジュエリー」「靴・バッグ」。
経年劣化がしづらく長年使える=お金をかけてもいいだろうと思えるものでした。
金額ではかるのはナンセンスな気もしますが、服についてはトップスで5000円以上のものは恐らく人生で買ったことがないと思います。何ともアンバランス。
ファッション教室後、初のお買い物として「ブレイクスルーするならこの部分かな?」と感じたのでした。

今後自分で制服化を考えるのであればどんなスタイルがいいだろうか。
あきやさん曰く「まずは基本の1スタイルを作ってみましょう」とのこと。

私の今・これからの生活を考えてみます。
これから検討するならやはり春服。

・小さな子供が2人いる
・私服を着るのは主に休日。買い物や街歩き(+公園)が多め。
→動きやすさを考えると、フラットシューズ+黒テーパードパンツ+トップス

が一番考えやすく、かつ今現在もほぼ制服的に着ているなと感じました。

黒いパンツは持っている。そこでトップス。どんなトップスがいいだろう。
やっぱり、かわいいトップスといえば私の中ではなんと言ってもブラウスです。
洗えることは前提として、フリルがついていたり、袖がふわんとしているとなおよし。
「着ない服を考える」の時はパフスリーブNGとか言ってましたが、ここは私の雫ちゃんだったのかもしれません。スクショ撮ってた服ほぼ袖がふわっとしてました。笑った。
雑誌ヴ○リィのイメージですね。でもやっぱり皆制服のように着ているのには理由があるんだなと思います。

そんなことを考えながらあきやさんに教えていただいたブランド群をぽちぽち見ていると、

いました。
カンワイイ、ブラウス。
お色は水色。


自問自答ファッション教室の中の内容の一つに「好きな色を教えてください」というものがあります。
私はその時、あきやさんにこう答えました。

「本当は水色が好きなんです」

と。
でも自分の肌色や周囲から似合うと言われる色、かつ好きな色である「黄色・クリーム色」が1番好きかも、とも答えました。

「何で水色はだめなんですか?」
と聞かれた時、とっさに

「なんか似合わないんですよね。」

確かこんな感じでと答えたと思います。
パーソナルカラーが、とか何とか。
だから小物でちょっとだけ持ってるんです、とか。

そのブラウスを見た時にそのコトが思い出されて、なんで似合わないと思ったのだろう?と振り返ってみました。


水色の、ブラウス。
もう処分してしまったけれど、1番思い入れのある服は?と聞かれたらあれだな、と思い当たるのは私にとって水色のブラウスでした。

まだ社会人なりたての頃、スーツのインナーとしてプチプラブランドで買ったもの。
先輩に「それ似合うね」と言われたことをきっかけに、私の勝負服になっていきました。
大事な商談の日、初めて大きな取引を成功させた日、上司との面談の日。
ミスして怒鳴られたり、思うように運ばずギリギリ唇を噛んでいた日も。
何度も何度も擦り切れるまで着ていたあのブラウス。
合わせるように仕事の相棒である名刺入れも水色にしていましたし、キーリングも水色。
本当は結構、かなり好きな色。

私にとっては過去の仕事をがんばっていた自分を思い出してしまうから、そして育休を経て「仕事を頑張れていない自分」を実感してしまうからあまり着たくなかったのかもしれません。
「頑張っていた若い頃の自分に似合っていたもの」が、今の自分にふさわしくないような。そこまで深く考えてはいなかったかもしれませんが何となく避けていたのは事実。

でもなんだか今なら着れる気がしています。
私は「かわいい」を許容したことで自分自身を過去や現在も含めて許容できたのかもしれない。
むしろ、「似合う」と言われた経験がある好きな色なんて本来勝ち戦!

画面の中のブラウスは、綺麗で明るくて、もしかしたら私に似合うかもしれない水色をしていました。


今度試着に行ってみよう。そこで愛せると感じたら、それを私の教室後最初の買い物にしよう。
何か違ったなと思ったら、また別のものを考えればいい。
そもそも試着は100着しなさいってあきやさんも言ってた。
水色のブラウスにこだわる必要もない。
世界にはかわいい服がたくさんある。
私には選択肢がたくさんあるのだ!

そう考えたら、生きていくのがとても楽しくなってきました。

3年後に買いたいカバンがある、今年の春夏に向けて欲しい靴がある、ジュエリーはいつでもウィッシュリストはいっぱいだし、色んなコレクションを数日だけど見始めて面白さが分かってきた、着てみたいワンピースやスカートやらブラウスやらがたくさん出てきた、
つまりは、

生きて、育てて、食べて、働いて、

そして好きなものを買おう。

ファッションがある世界は思っていた以上に面白い!

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