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「なりたい」を考える

あきやあさみさんの提唱する自問自答ファッション。「コンセプトづくり」が重要視されていますが、肝心要の「なりたい姿」が本当にぼやぼやとしていて、こりゃいけない!決められないにしろ考えよう!と思い立ちました。

こんな時は再履修です。色んな情報源がありますが、ひとまず著書を開きます。ふむふむ。まずはキーワード探しから・・・

「こんな褒め言葉をもらったら嬉しい。(もらってみたい。なりたい。)」
洗練されている、知的、落ち着いている、品がある、芯がある

「憧れの人の好きなところ、好きな言葉」
余裕がある、懐が深い、自分をわかっている、マイスタイルがある。
潔い、プロフェッショナル。
頼ったら全力で返してくれそうな信頼感。柔軟でしなやか。肝が据わっている。安定感がある。

「人生でこうありたい」
落ち着いてゆったりと暮らしたい。お気に入りの服と雑貨に囲まれてフィンユールの椅子やウェグナーのソファを置いて、ヴィンテージのビューローを置いて好きな絵や置物を管理し切れる数飾って、日当たりと風通しの良いリビングの広い家に暮らして。コーヒーと美味しいクッキーを常備する。そして気の向くままに世界中の美しいものを見に行き、その土地の美味しいものを食べたい!

ふむふむ。アガってきました。ここから更に現状分析をしていきます。
ワードを拾っていきます。

「似合う。強いて言えば言われることが多い」
かわいい、若い(幼い)

「これは違う」
個性的、情熱的、反逆、セクシー

もらう言葉をあげるなら「かわいい」が多いのですが、これについてはもはや語り尽くせない。好きだけど、好きじゃない。私の中では「弱さ」「庇護の対象」「表面的な見かけ」の「可愛らしさ」面と、「もうとにかく好き」の「カンワイイ!」面があります。
小さい頃から話しかけられやすく道を数日間連続で聞かれるのはザラで、唐突におすすめのラーメン屋やレストランを聞かれることもありました。
学生時代は電車通学だったこともあり変質者との闘いでした。よくある事象以外にも様々なバリエーションの変な人を集めてしまうようで、嫌な思いをたくさんした結果、「近寄ってくる人=攻撃してくる、もしくは利用しようとしてくる人」だと思うようになり警戒心がとても強くなりました。
社会人になっても、いわゆるハラスメントを受けたり目の当たりにしたり、大人になっても悪口陰口ってこんなにあるんだと絶望したり。人に対して信じるという感覚が薄くなっていったように思います。
母になると、より自分が弱い存在になってしまったと感じます。
子ども、特に赤ちゃんを連れていると本当によく話しかけられます。殆どは好意的だと思いますしほっこりすることもあります。ただ、前述の通りに基本的に他者に対して警戒心が強いので、「あ、今何かされても荷物多すぎて逃げられないな」「お願いだから触らないでくれ」としか感じられません。
子どもに手を出されるのでは。守りたいのに私が弱そうなせいで狙われることがあるかもしれない。それだけは避けたい。
私が今欲しいのは、「似合うだろうし、好き」な「かわいい」や大好きでエモーショナルな「カンワイイ!」だけでなく、手を出されない「強さ」「意志や芯の強さ」かもしれません。
鎧で戦いに行くというよりは、守ってくれるシェルターのような装備が欲しいのかも。

長くなりました。グルグルしてきたので今日はこの辺で。


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