令和元年司法試験の結果

 令和元年の司法試験の結果が発表されましたね。合格された方は本当におめでとうございます。私も、初めて法務省の合格掲示板に行ってきましたが、みんなわいわいしてて楽しそうでうらやましかったです。
 今回は、法科大学院等別合格者数等を参考に、様々な合格率を分析してみました。これからロー進学を目指している方の参考になれば幸いです。

1.令和元年司法試験の結果

受験者4,429人→短答合格者3,287人→最終合格者1,502(合格率33.9%)
※受験者は4,466人ですが、途中欠席した37人については除外しています。

参考として
平成30年司法試験 5,200人→3,669人→1,525人(29.3%)
平成29年司法試験 5,929人→3,937人→1,543人(26.0%)
平成28年司法試験 6,846人→4,621人→1,583人(23.1%)

 今年も1,500人の合格者が維持されました。合格率もここ数年で10%も上昇しています。司法試験が難関資格であることには間違いないと思いますが、今がねらい目ともいえるでしょう。

2.最終合格者数

1 予備 315人(81.8%)
2 慶應 152人(50.7%)
3 東京 134人(56.3%)
4 京都 126人(62.7%)
5 中央 109人(28.4%)
6 早稲田 106人(42.1%)
7 一橋 67人(59.8%)
8 大阪 46人(41.1%)
9 神戸 44人(33.9%)
10 明治 26人(16.1%)
11 名古屋 25人(37.3%)
12 北海道 25人(24.0%)
13 立命館 24人(21.1%)
14 首都大東京 22人(22.9%)
15 九州 20人(33.9%)
16 東北 20人(38.5%)
17 筑波 18人(23.4%)
18 創価 16人(24.6%)
19 広島 14人(35.9%)
20 日本 14人(14.6%)

3.最終合格率(全受験者ベース。全体33.9%)

1 予備 81.8%
2 京都 62.7%
3 一橋 59.8%
4 東京 56.3%
5 慶應 50.7%
6 愛知学院 42.9%(3名)
7 早稲田 42.1%
8 大阪 41.1%
9 東北 38.5%
10 名古屋 37.3%
11 広島 35.9%
12 九州 33.9%
13 神戸 33.9%
14 東海 28.6%(2名)
15 中央 28.4%
16 創価 24.6%
17 北海道 24.0%
18 筑波 23.4%
19 首都大 22.9%
20 大宮・神奈川 22.2%

4.論文合格率(短答合格者ベース)=論文の強さ(全体45.7%)

1 神奈川 100%(2名)
2 予備 82.7%
3 京都 71.2%
4 一橋 70.5%
5 東京 68.0%
6 慶應 61.8%
7 愛知学院 60.0%(3名)
8 大阪 53.5%
9 早稲田 52.2%
10 東海 50.0%(2名)
11 名古屋 48.1%
12 九州 47.6%
13 広島 46.7%
14 東北 46.5%
15 神戸 44.4%
16 創価 38.1%
17 福岡 37.5%
18 中央 37.5%
19 立命館 36.9%
20 北海道 35.7%

5.既修者合格率(法科大学院全体:40.0%)

1 静岡 100%(1名)
1 明治学院 100%(1名)
3 東京 77.6%
4 京都 77.2%
5 一橋 74.3%
6 慶應 58.7%
7 早稲田 55.0%
8 大阪 51.9%
9 名古屋 50.0%(17名)
10 金沢 50.0%(4名)
11 南山 50.0%(2名)
12 香川 50.0%(1名)
12 信州 50.0%(1名)
12 獨協 50.0%(1名)
15 九州 47.2%
16 東北 44.7%
17 創価 43.8%
18 愛知学院 42.9%(3名)
19 広島 41.2%
20 筑波 37.5%
21 神戸 35.6%

6.既修1年目合格率(全体56.4%)

1 横国 100%(1名)
2 東京 86.4%
3 京都 82.7%
4 一橋 75.0%
5 慶應 72.7%
6 九州 68.8%
7 名古屋 50.0%(6名)
8 金沢 50.0%(3名)
9 大阪 59.1%(13名)
9 北海道59.1%(13名)
11 早稲田 57.8%
12 筑波 57.1%(4名)
13 東北 50.0%(11名)
14 立命館 50.0%(7名)
15 創価 50.0%(4名)
16 広島 50.0%(3名)
17 神戸 45.1%
18 関西 44.4%(4名)
19 立教 40.0%(2名)
20 日本 38.9%(7名)

7.未修者合格率(全体15.6%)

1 一橋 35.7%
2 広島 31.8%
3 大阪 31.7%
4 慶應 29.2%
5 関西 27.8%
6 神戸 26.9%
7 京都 25.0%(14名)
8 愛知 25.0%(2名)
8 神奈川 25.0%(2名)
10 東海 25.0%(1名)
11 名古屋 24.24%
12 東京 24.21%
13 中京 23.1%
14 早稲田 22.8%
15 大宮 22.2%
16 東北 21.4%
17 関西学院 20.5%
18 筑波 19.7%
19 千葉 19.1%
20 首都大 18.8%

8.有名大学の比較

数字の並び順
・受験者→短答合格者(短答合格率)→最終合格者(短答合格者中の論文合格率)
・全体合格率、既修者合格率(既卒1年目合格率)、未修者合格率(未卒1年目合格率)

⓪法科大学院全体
 4,081人→2,906人(71.2%)→1,187人(40.8%)
 29.1%、40.0%(56.1%)、15.6%(21.3%)

①東京大学(国) 
 238人→197人(82.8%)→134人(68.0%)
 56.3%、77.6%(86.4%)、24.2%(13.8%)
→圧倒的安定感(ただ、今年の未卒1年目は振るわなかった模様。もしかしたら未修の優秀層が予備抜けしている可能性もある?)。

②京都大学(国)
 201人→177人(88.1%)→126人(71.2%)
 62.7%、77.2%(82.7%)、25.0%(46.7%)
→東大と同レベルの安定感。最終合格率が東大より高いのは、未修者が少ないだけ。既修者、未修者それぞれの合格率は同じ(年によると思うが、今年の未卒1年目の合格率がかなり高い点には驚き。体感的には隠れ既修の人も決して多くない。)。

③一橋大学(国) 
 112人→95人(84.8%)→67人(70.5%)
 59.8%、74.3%(75.0%)、35.7%(40.0%)
→東大・京大と同レベルの安定感。未修が強い。

④慶應義塾大学(私) 
 300人→246人(82.0%)→152人(61.8%)
 50.7%、58.7%(72.7%)、29.3%(36.4%)
→全体の合格率とか既修全体の合格率でみると上3つと差があるように思うが、1年目の合格率は同レベル。私大では断トツトップ。
————トップ4————
⑤早稲田大学(私)
 252人→203人(80.6%)→106人(52.2%)
 42.1%、55.0%(57.8%)、22.8%(35.5%)
→文句なしの私大トップ2。

⑥中央大学(私)
 384人→291人(75.8%)→109人(37.5%)
 28.4%、31.9%(37.8%)、17.7%(23.3%)
→既修者の合格率が全法科大学院の平均を下回っている。。

⑦神戸大学(国)
 130人→99人(76.2%)→44人(44.4%)
 33.9%、35.6%(45.1%)、26.9%(35.7%)
→今年は不調みたいだが、例年は阪大に近い合格率。
————LL7————
⑧大阪大学(国) 
 112人→86人(76.8%)→46人(53.5%)
 41.1%、51.9%(59.1%)、31.7%(29.4%)
→LL7に入っていないが、東京一の次にすごい国立。



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予備校を使わず在学中に予備試験・司法試験に合格 / H29予備試験合格 / H30司法試験合格(論文10位台・全科目A) 「論文を意識した会社法超インプット講座」https://bexa.jp/courses/view/239
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