見出し画像

自分が好きなことを自分で認めてあげたら人生楽しくなった話

「あなたは、自分の好きなことを好きだと胸を張って言えますか?」

自分がゲームが好きだということを自分で認めてあげて、ゲームに関連するサービスを創ったら、想定以上に楽しく、面白い方向に進んでいけそうなのでこの記事を書くことにした。

自己紹介

3歳の息子から探究活動の大切さを学んでいるパパ。
息子の誕生をきっかけに、半年間の育休を取得し、妻と一緒に子育て奮闘しつつ、プログラミングを独学。時間と場所に捉われない働き方を実現するために9年間勤めた大手メーカを退職し、異業種からWEBエンジニアへ転身。
エンジニア歴2年。

私は子供のころ、ゲームがめちゃくちゃ好きでした。
ゲームは一日2時間までと親と約束するも、もっとやりたい欲が抑えきれず、夜中に起きて真っ暗なリビングの中でこっそり「ゼルダの伝説」をプレイするも、トイレに起きた親に見つかり、ゲームを没収されるという悲しい過去が。

親だけではなく、社会的にゲームは無価値という風潮が強いからか、自分は、知らないうちにゲームが好きだということを隠すようになった。

結婚してからも、妻からは何も言われていないのに、「ゲームに時間を費やすことは悪だ」と思い込み、隠れてゲームをする日々が続いていた。(当然、妻は気付いていた)

つい、この間までは本当にそう思っていた。

3歳になる息子は、好奇心旺盛で、恐竜や乗り物、パズルなど好きなことには時を忘れて没頭する集中力を持っている。

「これからの時代は、自分の好きなことを見つけて、没頭できる人が自分らしく活躍できる」ということを大事にする妻の教育方針が身を効したといえる。

そんな息子を見て、すごいな、と感心すると同時に自分はどうなんだろうと疑問を抱く。
好きなことをやって自分らしく生きることが大事だとこどもに教えているのに、自分は自分に正直に、好きなことで活躍できてるか?
残念ながら、できていない。

つい最近まで、「自分がゲーム好きだということを隠している」ということすら自覚がなかったから、習慣って怖いなと思う。

自分がゲームが好きだということを自分で認めてあげて、ゲームに関連するサービスを創ったら、想定以上に楽しく、面白い方向に進んでいけそうなのでこの記事を書くことにした。

FFBE幻影戦争とは

正式名称は「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS WAR OF THE VISION ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス幻影戦争」です。
私の大好きなファイナルファンタジーシリーズのタクティカルRPG最新作です。
詳細は公式HPを参照ください。

創ったサービス


FFBE幻影戦争のゲーム内の素材ドロップ検索するサービス。
素材を選んで検索すると、ドロップするクエストを一覧表示。

・複数素材をand条件で検索対応
例:「ソルジャーの記憶・碧」と「闇の輝石・碧」が同時にドロップされるクエスト


検索システムを創ろうと思ったきっかけ

・素材集めが辛い
すべての元凶はこれです。素材集めが辛くなければ検索性なんて大して重要ではありませんでした。まぁ、これは自分のコントロール外なので仕方ないです。(今後改善されることを期待)


・ゲーム内の素材ドロップ検索システムが使い辛い
素材ドロップ検索システムがないわけではありません。実は、ゲーム内で検索システムは実装されています。
問題は使い辛いことです。

具体的に何が使い辛いかというと、下記です。
1. 素材をドロップするクエスト一覧が表示されるが、クエスト詳細にまで行かないと他のドロップ素材がわからない
2. 複数同時検索ができない

ユーザーは「必要となる複数の素材を効率よく回収したい」という点が解決できていないんですね。

運営側で対応される見込みがない
課題を感じて、ただ文句を言っていても解決できません。一番最初に考えたのは、「運営に対応してもらう」でした。
お問い合わせから改善要望を出してみました。アプリ内実装が難しければ、WEBページとしてでもどうか、と。
しかし、未だに音沙汰無しです。。。まぁ、期待はしていませんでした。

これは、運営批判ではなく、優先度としては低いということがわかっていたからです。必須じゃないけど、欲しい機能に関しては、リソースが限られていて利益を追求する企業であれば後回し(というか対応しない)するのも容易に想像できたからです。

自分でスプレッドシートなどにまとめる
次に、考えたのが自分でまとめよう、と。
一番簡単なのはたぶんスプレッドシートなどを活用する方法でしょう。
ただ、やっぱり使い辛い。もっと直感的に使えるようにしたいしなぁ。
てか、他の人も絶対困ってるよね。

・自分でWEBサービスを創る
さて、いよいよここにたどり着きました。よし、自分でWEBサービスを創るぞ。
ただ、これにはハードルがありました。大変なことは間違いない。工数かかるのは目に見えていました。

自分はエンジニアだし、こういうのサクッと解決できるようになりたいと思ってたので、挑戦することにしました。
これまで、個人開発の経験もそんなに多くないので、自分の勉強のためにもいっちょやってみっか!

ということで自分でWEBサービスを創ることにしました。

製作の流れ

こういうのってどういう流れで創るの?と思うかもしれないので簡単に紹介します。

概要だけ記載すると下記。合計ざっくり40時間。
課題設定(所要時間:数時間)
構想・設計(所要時間:16時間くらい?)
実装(所要時間:12時間くらい)
データ作成(所要時間:12時間くらい)


課題設定(所要時間:数時間)
何を創るかを考えるよりも先に、「何が本当の課題なのか」を考えました。
課題が変わればソリューションは変わります。

上記でも触れましたが、今回の件で言うと、下記を課題と仮設しました。
ユーザーは「必要となる複数の素材を効率よく回収したい」

ポイントは、単体素材じゃなくて、「複数の素材」なんですよね。

構想・設計(所要時間:16時間くらい?)
どうやったら上記の課題を解決できるのだろうか?どうやったら使いやすいだろうか?というのを考え続けました。
トイレに行ってる時間や、通勤電車の中、机上で紙に書き出して整理など。
時間は計りにくいので概算です。

実装(所要時間:12時間くらい)
設計がある程度固まれば実装に移ります。
ちょっと試しに実装してみて使用感を確認して修正してというのを繰り返します。
コードを書く時間は意外と他よりも短いです。

データ作成(所要時間:12時間くらい)
これが一番辛い作業でした。もし、APIとかでデータベースが公開されていればこの作業はいらなかったのに。。。(ゲーム情報などはまず公開されません)
具体的にやったことは下記です。
1. 検索対象となる素材の画像用意
スマホのゲーム画面をキャプチャして、200*200のサイズにトリミングして保存。この作業が苦行すぎた。自分は何をやってるんだろうと。。。(笑)だれかいい方法知ってたら教えてください(泣)
2. ストーリークエストのレコード作成 (110レコード)
3. 素材アイテムのレコード作成(132レコード)
4.ストーリークエストでドロップする素材アイテムの関連付け(803レコード)


サービス公開後の反応

2019/1/4にツイートしたところ、想定以上の反響が!!
頑張って創っただけに、これだけ喜んでもらえたことは開発者冥利に尽きますね!!

ありがたいことに、1/4,5の2日間で約2500PVです。

今後の展開

上記のように、想定以上の反響をいただき、嬉しい反面、今後の運用をどうしようかなとも思いました。

運用コスト
諸経費に関しては、極力かけない方針で創ったので今のところそこまで問題にはなってないですが、サーバーとかもしょぼしょぼプランなのでもしアクセス増えたり高負荷な機能を付けていくと増強するためにコストがかさみます。

そして何より、時間ですね。。これまでにもざっくり40時間以上。仕事だと週5日稼動くらい費やしてきていて、今後も無償で時間を費やしていくにはなかなか辛いものがあります

ある程度のマネタイズは必要になってくるなと思ってます。

マネタイズ方法
これはかなり悩みました。
どういう方法で行こうかなと思ったときに、一番最初に考えられるのは「広告」。アドセンスとか他のゲームのアフィリエイトとかですかね。

仮に、アドセンスでいった場合これくらいいけそうな気がします。
1,500PV/日×30日=45,000PV/月
45,000PV×0.3円/PV=13,500円/月

でも、思ったんです。
広告ってノイズになる印象が強く、ユーザーからすると嬉しくないですよね。。。自分も別に薦めたいものを薦めている訳じゃないからなんか騙してるようで気持ちよくない。。

そこで、初めて挑戦してみたいと思います。投げ銭制に!
広告じゃなくて、サービスの質で勝負してみたいです!!

システムを使って便利になった、嬉しい、この記事を読んで応援したくなったという方はこの記事の最下部から「サポートをする」を押して応援をしていただけると嬉しいです。

・機能拡張スタイル
次に、今後の機能拡張をどうしていくか。
前述のとおり、私に時間的リソースがありません。なので本当に必要なものから優先度を付けて拡張していきたいです。
ためしに、アンケートをとってみました。

結果は、半々やないか!!どっちもいるってことか(笑)
というより120票以上集まったことに皆さんの関心の高さを感じて驚きです。(がんばるゾ!)

こんな感じで皆さんと一緒に創っていけたら楽しいな♪

まとめ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
また、サービスを使っていただいている方、喜びの声をいただいた方、ありがとうございます。

良いサービスにブラッシュアップしていきたいので今後とも応援いただけると嬉しいです。

本サービスは、サービスの質で勝負していきたいので広告ではなく、投げ銭制によるマネタイズ方式を採用しました。

サービスや私自身を応援してもいいよと思っていただけた方は、記事下の「サポートをする」より支援いただけると嬉しいです。(100円からサポートできます)
支援いただいた方には個別にメッセージでお礼をさせていただきます。

冒頭でも触れましたが、「自分の好きなことを自分で認めてあげる」ってすごく大切なことなんだなと感じました。

今後ともよろしくお願いします。

サービスや私自身を応援してもいいよと思っていただけた方はサポートをよろしくお願いします。跳ね回って喜んじゃいます♪