見出し画像

英語独習法(岩波新書)前半を要約してみた!

「英語独習法」を読んでみたら、なかなか面白かったので、要約してみます。

英語を学習する際に最も重要なのは、スキーマとコーパスです。

ことばについてのスキーマは、
氷山の水面下にある、非常に複雑で豊かな知識のシステムである。
スキーマは、ほとんど言語化できず、無意識にアクセスされる。

要は、このスキーマを習得すれば、英語をマスターできる、ということです。
では、そのためにはどうすればよいか。

その時に活用すべきなのが、コーパスです。

コーパスとは、
新聞、雑誌、本などに書かれている中身や、文字化した話し言葉を大量に集め、コンピュータでいろいろ検索・分析して調べられるようにしたデータベースのことです。言語研究のためにバランスよく収集された多種多様な英語が取り入れられています。

英語を学習する際には、重要な単語について、コーパスで調べる。
そして、その単語の類義語についても、コーパスで調べ、比較対照する。
この過程を通じて、両者の微妙な違い(スキーマ)が理解できる、ということです。

コーパスの具体例としては、SKELL が挙げられています。
試しに、embarrassedをSKELLで調べ、Similar wordsをクリックしてみると、こういう結果が表示されます。

ここに表示された類義語について、あらためてSKELLで調べて比較対照すれば、embarrassedという単語についてのスキーマが見えてくる、ということです。

いかがでしょうか。
実際にやって見ると、なかなか楽しいので、ぜひやってみて下さいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?