1年ちょいでYouTubeチャンネル登録500人に到達した振り返り

チャンネル登録500人ということで、感謝です。
ありがとうございます。
感謝の気持ちはさっきの投稿に書きました。

さて、この記事では500人に到達するまで
僕がどんなことをしていたか記録しておきたいと思う。

申し訳ないけど、アナタのためではなく
自分自身の振り返りのためです。
いつか100万人に到達したら本を出版するので
その中に「1番苦労したのは500人に到達するまでだった」って書くためです。

この記事は決して、偉そうに語る気もないし、
「こうやったほうがいい」ってアドバイスする気もないし、
「YouTubeを伸ばす秘訣」なんてコンサルするつもりもない
※俺が知りたいw
ただの僕の記録だ。

本題に入るでござる。
2020年6月16日。記念すべき今日。
チャンネル登録500人に到達した。

僕がYouTuberを始めたのは2019年3月なので、
1年以上掛かっている。
ハッキリ言って長い。
ショボいほうだと思う。それは自覚してる。

でも、同じYouTuberならばどう感じる?
配信してない人とは感じ方が違うかもしれない。
「500人の壁が遠すぎて見えない」とか
「100人の壁すら越えれない」とか
色々あると思う。
僕もそうだった。

この28日間でチャンネル登録が134人 増えている。
これは僕史上でも驚異的なミラクル数字になっている。
自分が1番驚いてる。

マグレやラッキーの部分は大きいけど、
結構な試行錯誤があったんだよ。

時は遡り2018年3月。
YouTubeを始める前、僕はShowroom配信者だった。
西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」を読んで
その日にShowroomを始めた。

ShowroomはYouTubeのLIVE配信バージョンで、
視聴者が投げ銭をしてくれる。
僕は筋トレ配信者だったので、自宅で筋トレしてる姿を流してた。
コメントが来たら会話をするって感じで。

Showroomは半年くらい続けた。
でも限界が来た。
LIVE配信というのは、視聴者のライフスタイルに組み込まれる必要がある。
要するに、何曜日の何時には配信してるって状況を作るわけ。

それがとにかく難しかった。
なぜなら僕は会社員で、通勤に片道1時間半かかり、更に小さい子供が2人いる。

何曜日の何時にスタートしますって決めるのも、事前告知も難しすぎた。

視聴者は告知に合わせてアイテムを集めておく。集めたアイテムを応援してる配信者に投げることで
配信者は人気者扱いを受けるって仕組みで
(YouTubeの高評価みたいなもん)
それが僕の配信ではできなかった。

応援してくれてる視聴者から「いや事前に言ってよ!貯めとくから!」と言われた。
そりゃそうだw

でもその気持ちには応えられなかった。
僕はShowroomを引退した。

それから半年、たまたまYouTubeにハマった。
最初はシバターだった。
シバターの「TOKIO山口を救いたい」を見て
シバターのファンになったw
「TOKIOデラックス打とう」で死ぬほど笑った。
わかんないかw

そして、ヒカルとラファエルを知った。

ヒカルもシバターもラファエルも、YouTubeで成功したいなら「継続すればいい」と言っていた。
トークも素人、編集も素人、そうだとしても「継続」さえできれば勝てると。
みんな「継続」ができないと。

ホンマかいな。と思ったけど、ホンマだった。
底辺YouTuberは死ぬほど増えてるけど、死ぬほど消えている。
みんな続けられないんだよ。
気持ちはわかる。
わからない人は、動画をアップしてみたらいい。
再生回数「3回」とかザラだから。

再生回数3回の動画を365日5年間続けられる奴なんていないよね。
どこかで心が折れる。

その後にヒカキン、マナブ、イケハヤ、とかのYouTubeをたくさん見たけど、
みんな言ってることは同じで「継続すれば勝てる」だった。

そこで僕は考えた。
どうすれば継続できるんだろう?

毎日配信を続けるにはどうしたらいいんだろう?
そんな時、ヒカルとこじるりの対談動画を見た。
ヒカルはそこで「YouTubeなんてヤラセでいい」と言っていた。

僕はそこで閃いた。
そうか。LIVE配信だとリアリティが必要だけど、
動画だったら嘘でもいいのか。

そして僕は筋トレ動画を15本作成した。
服を着替えて何本も撮影した。
あたかも別の日に筋トレしてるかのように。

筋トレの体の変化はないけど時系列が狂わなければバレはしない。
それから僕のYouTube毎日更新が始まった。
半年で終わるんだけど。

筋トレ動画を毎日配信してたけど、すぐに限界が来た。
鬼のように再生されなかったのだ。
15本で合計50回くらいかな?
そういうレベル。

筋トレを量産しながら、再生回数を稼げそうなことをひたすらやった。
それはもう、本当にひたすらやった。
夜中の2時に寝て、朝6時に起きてた。

起きてる時間はネタ探し、撮影、編集、マーケティングの繰り返し。
本業もやってたから本当に死ぬ気だった。

食事系、エンタメ系、ゲーム実況、ラジオ、時事ネタ、ガジェット紹介、ビジネス系、思いつく限り全部やった。
6ヶ月で、250本くらいの動画をアップした。
本当に死ぬかと思った。

半年で限界が来たのは単純に死んだだけ。
体調を崩してしまった。

そんな生活をしてるのに、撮影も編集も楽しくなくて、チャンネル登録の増減で浮き沈みして、再生回数ばかり気にしてる毎日に限界が来た。

チャンネル登録してくれてる友達からは
「こんなの意味ない」
「誰も見てない」
「もっとこういうことやりなよ」
「こんな風に喋ってみたら?」
それはまあ好き勝手なアドバイスをいただいた。
この「いただいた」は全力の嫌味である。

やっぱりその言葉達は、「俺なにやってんだろ」と思わせるには十分だった。

それから僕は、カメラの前に立てなくなった。
ネタを考えても上手く喋れず、編集も捗らなかった。

「どうせ再生されない」
「どうせチャンネル登録増えない」
という言葉が、頭の中をグルグルグルグル。

再生回数が1番多かったので5,000回かな?
今思えば、まあまあなんだけどね。
それでも満足はできなかった。

それからは月に2本くらいにペースが落ちてしまった。
ほぼ引退に近かった。
元YouTuberって名乗ってたし。

それから5ヶ月後、本当にふとした瞬間に
YouTubeの自分のチャンネルを見た。
なんとチャンネル登録と再生回数が増えていた。

「なるほど。過去に上げた動画も急に見られるのか。とにかく上げたほうがいいんだな。それは間違いじゃなかったんだな」って。
そして、
「今YouTuber辞めたら、後悔するんだろうなぁ」と思った。
10年後か20年後、「いやいや俺がんばったよ?半年も毎日更新してさー、5000回とか再生されたんだぜ?でも無理だったなー。YouTuberなんて無理だね!」とか言うんだろうなぁって。
ダサいなぁって。

やっぱ、もっかい、足掻いてみようかなって。
ここから第二章が始まる。

長いな。ごめん。

第二章は第一章の失敗を見直すことから始まった。
なにが自分を追い込んだ?
なんで続けられなくなった?
①毎日更新を徹底しすぎた
②再生回数を気にしすぎた
③チャンネル登録を気にしすぎた
④周りの声を聞きすぎた

①は「無理しないくらいに更新」に変更
②と③は「あまりデータを意識せず、楽しいことに集中」に変更
④は「やってない奴の声は無視。友達からYouTuberが出てきておもしろがってるだけだろ」に変更した。

とても気持ちが楽になった。

次に成功してたことを見直した。
YouTubeの中で手応えがあったのはなんだったんだろう?

それは、LIVE配信だった。
少ない視聴者との会話型でLIVE配信するのは、僕も楽しかったし、コメントもたくさん来てた。
リアルな飲み会でも、1対n人っていう、ガールズバーとか合コンとかはメチャクチャ自信があった。
いわゆるコミュニケーション能力。

でもLIVE配信には大きな弱点があった。
「少ない視聴者」ということは、「誰もいない時間帯がある」ということだ。
誰もいない時間帯があると、僕も沈黙になってしまう。
たまたま見に来てくれた人も沈黙にコメントはしないので全く活性化しない。

そこで、「僕が何かをしていれば沈黙にならないのでは?」と考えた。
たどり着いたのはゲーム実況だった。

元々ゲーム実況は最低限できるようにしていたが、
見てる人にストレスを与えないために20万くらいの投資をした。
アホであるw

でももう、そこにすがるしかなかった。
最後のチャンス。

あらゆる機材を揃え、ゲーム実況LIVE配信を開始した。
僕がゲームをしてるところに、視聴者さんが見に来る。
たまにコメントをくれる。
会話しながらゲームをする。

盛り上がることもあったけど、1時間やってコメント2件とかもザラだった。
でも僕はゲームをしてるだけなのでノンストレスだった。

唯一のストレスはチャンネル登録が一気に減ったことだ。
そりゃそうだ。
急にゲーム実況ばっかりやり始めてるんだから。

残ってくれた人達には本当に感謝してる。
こんなわけわかんないチャンネルを見続けてるのかわからないけど
「見ないけどチャンネル登録の解除はしない」というのも、大きな愛だと思う。
ありがとう。

そんなゲーム実況をやりながら、視聴者さんにおもしろいゲームを教えてもらう。
いかんせん僕はゲームが好きな実況者ではなく、
YouTubeのためにゲームをしてる人なので
知識もなければ情熱もない。

視聴者さんに「これやったら?」と言われたゲームはほぼ全部買った。
たぶんそこでも2万くらい使ってる。
アホだよねぇ。

ドラクエ、ホラーゲーム、FF、コールオブデューティ、第五人格、なんか色々やった。
そして、フォートナイト伝説が始まる。

ここからは第三章。
フォートナイトの章。

たぶん僕のYouTuberの歴史を変えたゲームになるだろう。

フォートナイトのような鉄砲ゲームは嫌いだった。
モンスターハンターも嫌い。
いわゆる技術介入のゲームが嫌いで、ひたすらレベルを上げてA連打でボスを倒すのが好きだった。
無双シリーズみたいな。

本当に強い奴は技術なんて使わないでしょ?
野球ならストレート一本、サッカーならドリブル一本が美学でしょ。
ということで嫌いだった。

リクエストが多かったのでコールオブデューティをずっとやってて、
全く勝てないからイライラしてたんだけど
フォートナイトをやってみたら少し勝てた。

なるほど。
子供向けだから少し簡単にできてんだね。

ちょっとフォートナイトやってみた。
全く上手くないけど、本人は楽しめるくらいの難易度だった。

何日かフォートナイトをやってると、運命的な出会いをする。
とある博多の中学生軍団だ。
ボイスチャットという電話しながらゲームをする機能を使って僕に話しかけてくる。
それもタメ口で、舐め腐った態度で、ガンガン下ネタで。
32歳のおっさんが、中学生と会話をしながらゲームをする図である。

視聴者は大ウケだった。
ちなみに僕は中学生に舐め腐った態度を取られても、ほぼイラつかない。
なにも感じない。
なぜなら、僕もそういう中学生だったからだ。
他人を責めることはできない。
たくさんの大人に怒られてきたw

その子達は、コロナウイルスの影響で学校がなく、深夜ずっとゲームをしていた。
さらに他の子供達に比べて格段に上手かった。

僕のチャンネル内で、視聴者の子供が博多の中学生に戦いを挑む。
下ネタばっかり言ってる博多の中学生に、誰も勝てない。
ボコボコにされる。

戦いの舞台は僕のチャンネルで、僕を通して、子供達が知り合い、全国の子供が集まり、協力したり戦ったり、コミュニケーションの場が拡がっていく。

岡山の子達、北陸の子、青森の子、関東の子、本当に色んな子が集まって、児童館みたいに僕のチャンネルを使う。
ワイワイ騒ぐ。
なにを言われても怒らない大人、最低限の監視役、の僕。

盛り上がらないわけがない。
徐々にその輪は広がり始める。

その博多の中学生は企画も考えてくれた。
他のチャンネルがやってる企画も教えてくれた。
研究対象になる人気のチャンネルも教えてくれた。

僕が目指していたゲーム実況の形を、彼らが成形してくれた。
少しずつ拡がってきたとき、中学生YouTuberが現れた。
フォートナイトの実況をしてるという。
僕のチャンネルを見ながら「参加型。ギフトあり」って書いたら再生されますよ。とコメントしてきた。

なんじゃそりゃ?と思ったけど、僕がその時にやっていることは、
「参加型。ギフトあり」だったらしい。
それをどこにも書いてないから、集まるはずの視聴者が集まってなかったらしい。

じゃあ、入れてみるか。

爆増した。

信じられないくらい視聴者が増えた。

おぉーーー✨ってなった。

そして、もう一つ、ここで転機が訪れる。
ここから先は有料です。

嘘です。誰も読んでないと思うから言っちゃいます。

その転機とは、朝配信です。

ずっと夜中にゲーム実況やってました。
子供が寝静まった後に。
そりゃそうでしょ。
ゲームといえば夜でしょ。

でも、僕は朝方人間なのと、第二章は「無理しない」と決めてたのに
だいぶ無理をしてました。

睡眠時間は4時間くらい。

22時から3時くらいまでゲームやって寝て、7時に起きて仕事へ。
いや、無理ですよね。

割と早めに体がおかしくなってきました。
体というよりは、脳ですね。
頭の回転が鈍い。
眠いんだもの。

だから苦肉の策で朝にしました。
もう仕方ないなって。
今やってる子達とやれる回数は減っちゃうけど、
10年スパンで考えたら仕方ない。と。

朝なんて再生されないけど、コツコツやってくしかないと。

朝6時から8時まで配信してみました。
死ぬほど再生されました。

なんで?って視聴者に聞きました。
「学校の時間まで暇だから」
「学校の準備しながら見てる」
「朝しかゲームを許されてない」

なんと!!
そんなパターンあんのか!!
生活リズムが20年前と違うのね。

まぁ極一部の例かもしれないけど、朝はライバルいないから
戦いやすいわけですね。
ゲーマーなんて不健康だからね。

そんな積み重ねがあって、ついに500人に辿り着いたんです。
長かった。
このnoteも長いけど、歴史も長かった。

色々あった。
俺だからできた部分もあるし、俺だけじゃできなかった。
特にゲーム実況は。

今はギフトしか送れないけど、いつかきっと、俺とゲームしてたことを自慢させてやるよ。

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