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山形旅

僕には、志の会という仲間がいる。元々は識学をエンジン本田幸大ちゃん、COメディカル瀬出井亮に紹介したくて出会った会で、最初に知覧特攻平和記念館に旅して以来、毎年の三合会局や、2ヶ月に一度程の旅をしている仲間。

いつも僕が旅をプロデュースする事が多いので、持ち回りでしようという事になり、今回は識学の安藤広大がプロデュースする事になった。

先ずは湯殿山神社に向かう。ここは少し登ると本殿手前で靴と靴下を脱いで裸足になる。御神体はお湯が噴き出る岩で、足湯をしながら本殿まで歩く。湯殿山神社で参拝させて頂いたあと、梅蕎麦に向かう。山形は蕎麦がうまい。軽い昼ご飯をとった後、定番のサウナに向かう。本当は庄内の方が良いサウナ多いのだけど、トリップ的に市内のサウナへ。

ホテルにチェックインした後、駅前の飲み屋街に繰り出す。昭和の匂いがする素晴らしい街だ。向かったのは焼肉冷麺漢陽苑。

ザ 昭和焼肉

ややこしい名前の部位とかは無い。タン、ロース、ホルモン、冷麺。焼肉を食べたら、スナックを何軒か梯子。地方の情報集めはスナックが中心。この後山形旅をリピートするきっかけになる、ナチュールワインのプルピエも、スナックで情報収集できた。

いつもの悪癖で居眠りしてしまった僕は、あんまり飲まない幸大ちゃんとアキラにホテルに連れて帰られたんだけど、何故か、ホテルのフロントで目が覚めた。そしたらまだ10時じゃないか。広大と2人山形の広瀬すずと言い張るママの店に駆け戻った。

しばらく飲んだらお腹が空いて、ラーメンでも行こうとなったけど、開いてるのは近くのえぞっ子ラーメンだけ。流石にチェーン店はなーと気が進まなかったのだけど、満席の店内を見るとなかなかの感じ。入ってみる事にした。

あたかもチェーン店な外観

コの字のカウンターで15席くらい。餃子とビール頼んで調理場を覗くと、整然と整理されていてダクトもピカピカ!素晴らしい。名物の納豆味噌ラーメン(相当旨い!)を頼むついでに
「ここってチェーン店ですよね?」と聞くと
「いえ違います。」と若旦那
「でもえぞっ子ってありますよね」
「うちは違って、平成になった頃に山形にもチェーン店ラーメン屋が入ってきて、それっぽくした方が良いかなと思った親父が名前変えたんです。」「へぇーそうなんですね!でも木彫の熊とか、アイヌの置物とかあるんで、北海道の方ではあるんですよね?」
「いえ、全く関係ありません。山形生まれの山形育ちです」
「そうすると置物とかは、、、」
「偽物です。関係ないです」
「、、、、、、、、、。」

何となく焼き飯も食べたくなって、「焼き飯お願いします!」った言ったら
それまで全く動かずに座っていたAIロボットみたいな親父さんが、急にテキパキ中華鍋を振るい始めた。見事な鍋捌き。パラパラのチャーハンが納豆味噌ラーメンに合う!!

結局酒飲んで深夜のラーメンandチャーハンをやってしまった僕らは、せめてもの罪滅ぼしに駅前の駐車場で腕立てふせをしてホテルに帰ったのだった。

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