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スタッドレスタイヤとテストコース

国内、海外問わず、多くのタイヤメーカーの試験場が北海道には集まっている。それだけこの環境が車にとって過酷だという事らしい。今回自動車関連の連載が3本あるコラムニストっぽく、住友ゴムさんの試験場に行くという。(正直僕は全く興味なかったのだけど)それもこれもというか、名寄ではいつもそうなのだけど加藤市長だったり、山﨑さん=名寄駐屯地の一番偉い人の段取りのお陰。

最初に、住友ゴムの歴史を聞く。ダンロップって人の名前なんだ!とか宮崎に工場あってゴルフクラブとかはそこで作っている。だから宮崎のフェニックスカントリークラブでトーナメントやるんだ!とか。

座学は程々に、早々にコースに出てみましょうと言われてまず向かったのは、斜度別に作られた雪の坂道コース。テストカーは二台あって、夏用タイヤとオールシーズンタイヤ。いきなり「乗って下さい」と言われたので後ろに乗ろうとすると、「前です!運転してください」って、都内でもほとんど運転しないのにとか思いながら乗り込み斜度13°を上がる。オールシーズンだとタイヤが噛んでないことは解りながらも何とか登れるし、途中静止しても坂道発進する事ができる。因みに車種はカローラとプリウス、どっちもFF。乗り換えて夏用タイヤで13°を登る、回転をあまり上げず合わせながら登る。ゆっくりなら登れない事はないけれど、止まって再発進は無理だった。オールシーズンでもこれだけの違いがある。次は室内に移動してアイスリンクの上を走る。ここでは現行のスタッドレスタイヤと一つ前のものを同じグレードで乗り比べてみる。アイスリンクってつまりはスケートリンクをより滑るようにした感じなのだけど、そこを車で走るって⁉︎オスロとかヘルシンキでブーツのソールがビブラムだからって調子に乗って何回か思いっきり転けたし、とか思いながら恐々とテストカー(ここではフォルクスワーゲンゴルフの最新式FR)に乗る。先ずは旧式(と言っても四年前の型式スタッドレス)直線を走る、結構噛む、急ブレーキ、おおー止まる。コーンが置かれた周囲を周りながら走っても、耐えてるし敢えて滑らせてもまだコントロールできる範囲。

このアイスリンクは人工ではなく外気温で凍らせている

次に最新のスタッドレスタイヤ。圧勝‼️走り、止まり、滑り。レベルが違う。
1888年に獣医のダンロップさんが世界で初めて空気入りのタイヤ作ってまだ135年。そのうちの4年でこんなに進化するんだ!ビックリした。感動した僕は直ぐに会社に連絡して、唯一冬用タイヤ履いているアルファードのタイヤを現行のwinter maxx03に直ぐに替えてって伝えた。なんか、体験即売会みたいだけど(笑)
その後はもう一度外に出て、オールシーズンタイヤの四駆、現行のRAV4(ここのテストカーは全て現行だけど)とスタッドレスタイヤのゴルフFRで、外周をテストドライバーさんにブン回してもらう。こんな雪道でもここまでグリップするってタイヤってすごい!
帰り道、運転モードが最強スタッドレスから切り替わらないフェルさんに「これレンタカーよ!何のスタッドレスかわからんよ」とか警告しながら(笑)話してたら「あそこまで丁寧に乗せたり体験させてくれるのって相当珍しいよ、よくわからない自動車評論家とか来てもあそこまではやってくれないよ」という。てかそれって加藤市長とか山﨑さんのお力添えでは、、、。なんていいながら、名寄定番、下川町にある大好きな五味温泉で炭酸温泉✖️天然水水風呂の交代浴✖️サウナ。
一日中遊んでお腹ペコペコになったところでいつものみんなとごはん。今回は名寄市と北大で運営している天文台北すばるのあるサンピラーパーク内の施設。いつも名寄駐屯地の皆さんからのおもてなし。今回はジビエ。獲ってきたのはライフルハンター升川さん。自衛隊のスキーの先生の先生。主に調理してくれるのは。名寄の酒場放浪記エイジさん。いつもの皆さん毎度本当にありがたい。皆さんのお陰で、普段民間人が乗れない車両に乗れたり、入れないところに入る事ができたりいつも本当にありがたい。

鹿のタン初めて食べたけど一番美味しいかも

名寄、大人のワンダーランド。無いものは全て作れる。
夏にまた帰ってきますね。

空母いぶきの話しようと思ってたのに、寝落ちしてしまった(泣)

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