厄介なコミュ障が一番大変

私は、世にいうコミュ障である。
大事な点は、人見知りではなく、コミュ障であるということだ。

つまり、初対面の人とある程度の会話を展開するスキルは兼ね備えているが、「深く」仲良くなることが難しいという厄介なタイプのコミュ障である。

人と話すことが難しいとか、辛いとか、そういうのではなく、むしろ仲良くしたいのに、仲良くする方法がわからないのである。

そのような意味では、がちのコミュ障ではない。

しかし、深く仲良くなることが難しいタイプのコミュ障にも辛いことはたくさんある。

①大量の浅い付き合いの友達

私は、大学のサークルに9個ほど所属していた過去がある。
友達ができなかったら怖いので、保険をかけたわけだ。(さすがにかけすぎた)

当時は、体が3つあっても足りない超ハードスケジュールでサークル活動をこなしていた。

サークルにたくさん入っている分、一つのサークルに定着する暇もなく、更に厄介なコミュ障であるため、所謂「よっ友」が増えた。

よっ友の面倒な点は、お互い顔は知っているため、否が応でも挨拶しなければならないということだ。しかもよっ友の数が尋常でないほど多かったため本当に辛かった。大して仲良くない人と挨拶+αの雑談を一日に何度もこなさなければならない。終わりの見えない会話を愛想笑いをしながらしなければならない。(早く授業に行きたいのにお互い気を遣って会話が終わりそうにないことも何度もあった。お互い気を遣うタイプだとなおさら厄介である。)

あまりにだるすぎて、よっ友が見えた瞬間違う道から教室に行こうとしたこともある。嫌いなわけではなく、ただただ面倒なのだ。

私のような、深く仲良くなることが難しいコミュ障は絶対にサークルを少なくして、一個のサークルに定着するようにしたほうが良い。めちゃくちゃ仲の良い友達が一人でもいたほうが、よっ友が100人くらいいる人より絶対に質の良い人生を送れる。
少なくとも私はそう感じた。

私は、もはや取り返しのないことをしでかしたが、全国の大学生になる予定のコミュ障にはぜひ参考にしてほしい。

サークルは意外と大学生活の多くを占める。
アルバイトをしてない学生は特に。マンモス大学において授業で仲良くなることはかなりハードルが高いので、何かしらのサークルに入って少なくてもいいのでちゃんとした友達を作ることをおすすめする。