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駅伝とは??

みなさんは、駅伝を見たことがありますか?

私は、両親が見ていた箱根駅伝からずっと、駅伝の魅力にとりつかれているような感じです。観るのも、走るのも好きです。

私は、あまり団体スポーツが得意ではありませんでした。バスケ部の副部長をしていた中学時代、実は勝手に息苦しさを感じていました。「自分がミスしたらどうしよう。チームに迷惑がかかる」というどうしようもないことを、それはもう盛大に悩みました。私はとても繊細な人間なのかもしれませんが、気になって仕方がなかったのです。今は、チャレンジすることが大切であるということを、人生を通じて学びましたが…

そんな中学時代に参加した、福島県内で行われている市町村対抗駅伝の練習。箱根駅伝は面白くて見ていたのですが、自分が駅伝と関わることになろうとは…という感じでした。

当時は、大人も子供も同じように練習しました。私はペースに遅れることを嫌い、必死に前を追い続けます。誰に迷惑をかけることもなく、ただ自らの限界に向かって。

それが、精神的にとても楽で、また仲間からの信頼を走りに繋げられることが、単純に楽しかったのです。私は、バスケではなく駅伝にのめり込み始めます。

駅伝は、走っているときは孤独です。でも、どこかで仲間の顔が思い浮かびます。できるだけ前で、チームの仲間に楽をさせたい。そんな風に考えながら走ります。それはもう、必死に。

もちろん、他のランナーに抜かれることもあります。でも、抜かれたあとに考えることは、感情的にならず、前との差を最小限にするために何をすればいいか考えて、足を前に進めるのみです。

こんなことを書いていますが、実は駅伝を走ったことはあまり多くありません。特に、高校、大学時代は強豪校だったので、走れること自体が稀でした。私はスタミナタイプ。ですから、長い距離=エース区間に適性がありますが、どう考えても私より速い選手が必ず一人はいます。だから、当時は駅伝で走れることがとても嬉しくて。仲間の想いを繋ぐことができる、持ちうる限りの力を振り絞れるのが、とても誇りに思えました。

一度、駅伝を見てみてください。または、チームで駅伝に参加してみてください。参加するなら、結果は二の次で良いと思います。みんなはじめは初心者です。

見て、または参加してみて、自分が、もしくはチームが力を出しきることで、何らかの感情を共有してみてください。走って襷を繋ぐ、ただそれだけのシンプルなスポーツですが、チームのために限界を超えられる瞬間を、ぜひ味わってみてください。

私にとって駅伝は、「自分の人生を表現できる場所」でした。それだけ、大きな意味を持ちました。

学生や社会人向けに、チームを作って駅伝に参加する試みをはじめました。ファンランもあります!興味があれば、ぜひご連絡を。

今はもう40近いですが、駅伝に対する情熱は衰えません。ランニングをより身近に感じてもらえるよう、チームとしてイベントを作成しています。

少しでも駅伝に興味がありましたら、ぜひご参加ください。遅いということはありません。また、ランニングをしたことのない人も大歓迎です。走ってから分かることもありますよ。

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