愛される営業
皆さんは仕事をしている時や部活に取り組んでいる時に、相手を怒らせてしまったり、上手く指示が出せずに相手にヘソを曲げられた経験は無いですか?
「もうやってられない!」と言われたり、「お前にはついていけない!」と言われてしまったりしたこと、誰もがあるんじゃないですかね?もしくは、それを感じる側です!なんてこともありそうですね。
僕は、社会人になって初任配属が営業だったわけですが、社内にいるたくさんのエキスパート集団、しかもみんな先輩という状況下で上手に協力してもらいクライアントの課題解決に向けた武器を調達してもらわないといけないわけです。
「こういった傾向が出る資料は無いですか?作ってもらえませんか?」
「こんなことを示唆できる数字やデータ無いですか?」
「××という課題感に沿う企画無いですか?」
など、結構めんどくさいお願いや時間の無い中でのお願いをせざるを得ない時もありますよね。
一年目で経験のない(=提案が通る保証の無い)営業に先輩方がめちゃくちゃ忙しい時間を割いてわざわざ僕のためにどうやったら協力してもらえるかを考えるわけです。
もちろん最初の方は、「なんでお前にそんなに指図されなきゃいけないんだよ!」「本当にそれ提案通るの?その資料必要?」とかあれやこれや先見の明を駆使して断られるわけです・・苦笑
ここで大事になるのは「愛され力」と勝手に名付けているのですが、相手が「なんだよ、めんどくせーなあ」と言いながらも協力してくれる状態です。これ、理想形だと個人的には思っています。
僕が具体的に何をしたかと言うと、いくつかありますが代表的でシンプルかつ威力があったのは「足を使う!」これめちゃくちゃ簡単なので若手の方おすすめです。というか、営業の人には何歳になろうとどんなに実績を残せたとしても、このスタンスでいてほしいな、と思っています。
どう使うか!?
ちょっとした時間が出来た時に関連部署のフロアを歩き回って、会釈したり挨拶したり、「最近なんか面白い企画とか話題ありました?」とか「実は~なんですよ!」と自分から話のタネを振ってみたりするだけです。ほんとにこれだけです。
そうすると、「そういえば、こんな企画をさっき手に入れたよ!」とか「こんなことできるみたいよ!」とか最新のネタやとっておきの企画をその場で仕入れることができます。何なら企画書をそのままくれたりもするので、良い事しか起きません。
この足の使い方の良いところは2つです。
①営業なのに自分のところに来るヤツ
営業ってお金を稼ぐし、年次も高い人多いし、会社の中でのカーストで言う上の方に位置付けられがちだし、位置づけです。だからこそ逆張りをするんです。一気に差別化できるし、好感をもってくれます。
何か質問があるときや打ち合わせの時も呼びつけるのではなく、「15分だけお邪魔していいですか?」と自分で足を運ぶこと、これだけ圧倒的に差別化できますし、好感を持ってくれます。
②あー、あいつねという純粋想起
自分がお世話になっている先輩の周りの席に座っているヒトにも顔が売れ出します。「あー、あそこの部署の営業でしょ?いつも来てるし、いいやつだよな」とどんどん話が広がります。思ってもみない仕事が舞い込んできたり、相談されたりします。
実績も経験もないなら、自分の足を使う事、そして真摯に向き合う事、これに尽きます!
そして、頂いた企画は全力で通す!これも最後には大切です!どこまでいっても営業は結果ですから。
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