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9年前、浅草に住み始めた頃に発覚した衝撃の事実。

先日、「888 + 222 = 1110」になることに気付いてしまったから、合同会社ハハハに続き合同会社フフフを作ろうと考えているという話を書いた。

これに気付いた時には本当に衝撃で「こんなことがあるのか!」と興奮が冷めやらずウホウホ言っていた。

noteで書いた後、いろんな人から「読んだよ。面白いね」的な反応を返してもらって、その時の衝撃が大きかったことを共有できて良かったなと感じた。

で、そう言えばと思い出したことがある。

それは、「9年前、浅草に住み始めた頃に発覚した衝撃の事実」のことだ。
もうそれは自分の中で当たり前のことになってしまっていて、わざわざ話すこともなくなってしまったことだけれど、当時はウホウホ言ってしまった記憶。思い出したので今日はそれについて書いておきたい。


浅草に住むことになった経緯。

その衝撃を伝える前に、まず自分がなぜ浅草に住むことにしたのか経緯を説明しておきたい。それがないとなかなか伝わりにくいところもある気がする。

まず、川口は、横浜で生まれ横浜で育った。
横浜市港北区日吉。駅で言うと日吉と綱島の間あたりが地元だ。
小学校は日吉南小学校、中学校は日吉台中学校に通っていた。

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横浜出身という話をすると、「いいなー」と羨ましがられることが多いけれど、横浜から中華街にかけてイメージされるような港町が各所に広がっているわけでもない。
日吉は普通のベッドタウン的な街並みで特にこれといったカラーもなく、なんで横浜というだけでそんなに羨ましがられるのだろうと思ってきた。
「横浜」という港町の開放感とどことなくオシャレな雰囲気のブランディングが今尚有効ということらしい。
(同じことが神戸にも言えると思う)

2008年に転勤の辞令を受け、札幌に住むことになった。
初めて関東を離れる。札幌はご飯も美味しいし、遊びのパターンも多いし、行くところも多く、至れり尽くせり。

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で、札幌で2年半暮らした後で、再度の転勤。今度は金沢へ。
雪国 to 雪国。金沢もご飯が美味しく、文化のある街を楽しむことができた。金沢では1年半を過ごした。

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2012年4月に再々度辞令を頂き、今度は東京に戻るとのこと。
この時に、どの街に住もうかということを考えた。
札幌・金沢と転勤した後に東京に戻る、最初に思ったのは、「何も文化がない街は嫌だな」ということ。札幌も金沢もそれぞれのカルチャーがあり、主要な街の機能はコンパクトに集まっている。なんでもないベッドタウンは面白くないなと思ったわけだ。

そんな気持ちでどこに住みたいかなーと考えた時、「浅草」がいいなと頭に浮かんだ。浅草は下町カルチャーが濃いし、人生一度は住んでみたい街だと感じた。

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入籍前の嫁に相談したところ、「浅草だったら埼玉の実家に帰るのもスムーズだしいいよ」とのことでOKを貰えた。
で、住む町を浅草に住むことに決めたという流れだった。

うちの母親の実家は東京都荒川区なので、東京の東側に全く所縁がないわけではない。けれど、浅草に何か地縁があってとか、仲のいい友達がいてとか、三社祭や隅田川花火が好きでとか、そういったものはなかった。
何となくイメージで浅草に一度は住んでみたいなっていう直感から決めたといって過言ではない。


発覚した衝撃の事実。

話を引っ張っているつもりはないのだけれど、そろそろ衝撃の事実について触れたい。

それは、引越を終えてから、家で契約物件の住所を確認している時に気付いた。

・・・

それはなんと、郵便番号だった。

東京都台東区浅草は「111-0032」と決められていたことに衝撃を受けた。
「うわー、こんなことがあるのか!」

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繰り返しになるかもだけれど、「1110」は中学の時に「川口」と読めることから多用してきた数字だ。

何となく「浅草に住みたい」という気持ちから選んだにも関わらず、ここで「1110」に出会ってしまうとは。

これは長く住むことになるなーとその時に感じた。

「111-0」で川口。その後ろの「032」は使い道が難しいのだけど、
「OH SUNNY!」とでも読んでおけば良いとしている。
(「川口、OH SUNNY!」の方が「川口、おっさんに」よりはいい)

そんなこんなで浅草に住んで9年半が経過した。
三社祭の時は笛の音で目を覚ましたり、サンバカーニバルの時にはTVの音が聞こえず、窓を開ければ花やしきからの楽しそうな悲鳴が届く。
そんな賑わいのある街がどんどん好きになって今に至る。

まさか住み始め当時は浅草で自分が会社を設立し、瓦割り屋を始めるなんて思ってもみなかった。あの頃はまだ中国人の爆買いが起きる前だったりもする。

たまたまのきっかけで住み始め、ひょんなシンクロを感じた浅草だけれども、どんどん浅草色に自分の生活がなっていくなーと思ってる最近だ。

未来に何がどうなってくかなんて、本当に分からないものだったりする。


楽しく暮らすためのサジェスト
「イメージで住みたい街を考えてみる」

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