#マスナリジュン氏への反論 Vol.0 そもそもの経緯

どうも、スマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスです。

現在マスナリジュン氏のnote上で複数回に渡り、私・他複数名の批判が行われていますが、事実に基づかない表現、あるいは当事者だから分かる重要な事実が抜け落ちているため、私も反論という形でこのnoteをまとめます。

※もともと、私の双極性障害に対する知識、彼の病状に対する現状認識が十分といえないと考えている中、Kさんに関する話題がネットで拡散されることが彼自身の病状に悪影響を与える可能性を恐れ、これまで一切の発言を控えてきました。
このnoteを上げることも、全く本意に反するものです。
どうか、皆様におかれましても、Kさんの状態に配慮をいただき、野次馬的に、面白半分なノリでこの話題を拡散することは、控えていただけますよう、固くお願い申し上げます。

マスナリ氏の該当のnoteはこちら。

以下、私の主観でこれまでの経緯を簡潔にまとめます。

■7月末 団体へ参加

私は今年の7月末に「#AgainstSexismProject」という男性フェミニストグループにアイディアを出して欲しいと呼ばれ、TwitterのDMグループに参加しました。
参加して分かったのですが、面識のない人たちがとりあえず同じDMグループにいるだけの状態で、グループ・組織とまだ呼べないような状況でした。

その中で、積極的に意見を出していたのがKさんでした。
グループとしてやりたいことを出し合った結果、合わない部分もあったので「お互い協力できることは協力し、意見が違っても否定はせずに、見守ろう。しかし女性に対して問題行動を起こしたら批判し、自浄作用働かせよう」といった認識が固まり、その後はそれぞれで行動することになります。


■8月中旬 Kさんイベントを計画

そうした中でKさんは性暴力を描いた映画上映会と、有識者を集めたトークショーの主催を企画し、一人で動き出します。事実上のソロプロジェクトでしたが、彼は「#AgainstSexismProject」の団体主催・企画によるものとして、イベントの告知などを行います。
その後、彼からの進捗の報告だけがDMグループに入るような状況でした。


■9月中旬 トラブルの発生、イベントの中止

9月に入りイベントが近づくと、最終確認の段階で、色々な人と揉めたという報告がKさんから届き、イベントの雲行きが怪しくなります。この辺りから、みなKさんの話を聞くと共に、(団体で主催という形式になっている以上迷惑がかからないよう)相手方にも話を聞き、事実のすり合わせを行います。
その際、Kさんから私に対し一方的かつかなり強い侮辱のDMが何度も届きました(最初は驚きましたが、物腰柔らかいKさんがあまりにも突然変わっため、不安定な精神状態であると認識し、以後侮辱の件を含めて彼を直接非難する行動は取っておりません)

結局Kさんは9月16日にイベントの「延期」を一旦表明。その理由を、「映画のプロデューサーと出演予定だった石川優実さんにある」と事実とは違う説明をTwitterに書き込み、特に石川優実さんへの批判を後押しする形となりました。(実は石川優実さんも私と同じようにDMで侮辱されており、なおかつ表で事実とは違う説明で一方的に批判されるというダブルパンチ状態であることが後に判明します)

その後、イベントは延期から中止へと変わります。

■9月17日 内部で検証しようとするも...

事実上、Kさんのソロプロジェクトと化してた「#AgainstSexismProject」ですが、団体として経緯の説明と反省を示すため、何らかの文書を出す必要があるだろうと、話し合いがスタートします。が、Kさんはそうした状況下でもなお、他の女性フェミニストの名前を挙げ「この人にはフォローされているからまだ大丈夫」「次はこうしたイベントを企画したい」とのべ、同じトラブルが繰り返されることが懸念され、謝罪文だけでなくメンバーで再発防止策を含めた対応を考えることとなります。

■9月19日 石川優実さんにDMを送っていることが発覚、問合せ

経緯の事実確認中、Kさんがイベント出演者の石川優実さんに対しかなり攻撃的な内容のDMを送っていたことが発覚します。本人にDMグループで確認をするも返事がなく、K氏はTwitterで関係ない投稿をしていたため、グループメンバーが表で批判を行います。

■9月20日午前 病気の告白

K氏からの対話拒否が続き、#AgainstSexismProjectメンバーのくぼさんが石川さん宛の攻撃DMのスクショを公開します。説明が必要と感じたのか、KさんはTwitter上で「トラブルの原因は双極性障害である」旨を公言することになります。

公言後はSlackを使っての話し合いに応じ、「謝罪文書に、『双極性障害から来るものだった』と付け加えて欲しい」との申し出がある。専門家不在の中での作成だったため、具体的な病名を削除し文書を作成。
私はそれが彼の「ヘルプサイン」であると察し、批判せずにコミュニケーションを取って完全に孤立させないよう動くことを決意。

その一方で、有名人の名前を出し、責任を石川優実さんに押し付ける発言も続く。「女性を守る」という大義名分で集まったグループで、女性への侮辱行為が何度も行われるのは避けたかったため、結果的にマスナリ氏が問題視する「注意喚起」の文言が付け加えられることになります。

その後、外部からKさんへの強い批判・追求を避けるため、Kさんの身内の#AgainstSexismProjectメンバーで経緯の説明、今後の方針、Kさんへの批判、外部への謝罪を行う。
私は引き続きKさんと対話し、孤立させない方向で動き続けます。

■9月20日夜 ツイキャスにコラボ参加

今回の被害者でもある石川優実さんがツイキャスで事情を説明するということで、私もコラボで参加する旨を伝えました。
石川さんが知らない事実、特にKさん側での言い分で補足が必要になった時のため、私はKさんの代理人の気持ちで入りました。

結果から言うとマスナリ氏のツイキャスへの批判は、かなり恣意的な切り取りをしていて、論拠に瑕疵があるが、こちら側の状況含めて、不適切な部分があったと反省しています。

特に、人とのトラブルの説明で、焼肉屋から酒を飲んだ状態で配信を行うのはこれまでの経緯と関係なくマナーとしてダメだったという認識です。

ツイキャスに関してはすごく細かい話になるので、別途まとめたいと思います。

ちなみにこのツイキャスをリアルタイムで聞いていたマスナリ氏から「差別的である」という指摘は入っていませんでした。

■9月21日 文書の公開、そして収束へ...?

ツイキャスの翌日に、文書が公開されます。

その時も私は、KさんがショックをうけないようDMで対話を続けておりました。(以後、現在にいたるまでゆるく対話し続けております。DMでは互いに好きな本を紹介しあうなどしており、通常の友人とやりとりをするような内容です)

この文書に限らず、一連の流れでの私の行動を振り返っていますが、未だにどういう対応がベストだったのかは分っていません。もちろんツイキャスでの言葉の選び方など、細かい反省点は見えているのですが、そこを差し引いてもこの一連のトラブルは防げたのだろうかという問いです。
双極性障害という本人も周りも対応が大変な疾患に加え、(前例がある)他者への加害行為の可能性もあり、このような対応を取ることになりました。

個人的な事情ではありますが、過去最高量の仕事、身内の不幸、子育てなどやるべきことがたくさんある中で、目の前の人が深く傷つくのでないかと思い、できることはやろうと、裏側で睡眠時間を削りながら動いていました。

文書の公開後、Kさんは病院へ行って薬を変え、報告を私に行い、また外部からKさんへの批判も出ていませんでした。批判が表立って出なかったのは文書の「これ以上Kさんを精神的に追い詰めないでほしい」というメッセージが読んだ方に伝わったからだと思っていました。
この問題は一旦は終わり、あとはKさんが回復すれば収束すると思っていました...。

■9月23日 終わらせてはくれなかった

そうした中で、マスナリジュン氏から私あてに突然4,000文字オーバーのDMが届きます

丁寧な口調でしたが、要約すると「明日までにK氏告発文章を訂正しないと、差別主義者としてあなたたちを糾弾する」という内容です。

次回予告
「蒸し返し」



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