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8門アニバSAOとその後の周辺

こんにちは、もあいぞう〇です。

店舗決勝お疲れ様でした。僕は6店舗全て出れなかったのでお疲れ様もへったくれもないんですけど、5か月の間使い続けていく中で、どういう風に環境が変わって、どういう立ち位置になったのか、その中で構築やプレイがどう変わったのかについて書いてみたいと思います。個人的な見解が多く含まれているので、そーゆー考え方もあるんだなーくらいに思って見て下さい。


①環境の変化と雑感

2月の店舗決勝まではDC中心の環境というイメージでしたが、緊急事態宣言で延期になった後、オンライン大会でかぐや様や8宝プリコネ、シャニマス、SAO6門2ブなど、強いデッキがどんどん出てきて、目まぐるしく変わっていった印象です。個人的には、かぐや様とデアラが強すぎて他のデッキ出てきても、知識として知っておけばいいだろうくらいの印象でした。

最近だと、転スラ、アサリ、虹が研究中のイメージで、店舗決勝で当たりたくないなーと思ってました。わからん殺しが一番怖いので。個人的な現環境のTier1は、かぐや扉電源とデアラ8電源の二つで、その他Tier2が沢山いるイメージ。1000/1を打つほうが好きか、電源で面を取っていくほうが好きか、使用するデッキは好みで選択すればいいと思います。それくらい明確なトップはいないなーと思っています。


②8門アニバSAOの立ち位置

群雄割拠な今環境、何を使っても有利不利が出てしまうので、何かに特化したデッキよりも、どのデッキにも対応できる対応力が必要だと思います。ざっくり言うと、デッキパワーが高いデッキを握ることが大事です。

デッキパワーが高いってどういうこと?ってなると思います。これは諸説ありまくりなので、ここでは僕が考えるデッキパワーが高い要素について話してみたいと思います。

1、レベル0のカードが強いかどうか

2、レベル1の連動が強く、打つやすいかどうか

3、レベル2帯で盤面を取る力があるか

4、レベル3で相手を倒せる詰めがあるかどうか

5、防御札があるかどうか

上記5点をある程度満たせるデッキが僕が考えるデッキパワーが高いデッキの要素になります。ふわふわした表現もあるので、1項目ずつ嚙み砕いて話していきたいと思います。

まず1についてですが、レベル0のカードに求められる要素は

(1)生き残りやすいか;移動、高パワー(3500以上)

(2)多パンしやすいか;霞互換、リバースか控えでクロック受けて手札増える系統

(3)ハンドの質を上げる;控え暁、フィレス、オカ研

ざっとこの3点だと思います。

(1)については、単純に殴ったキャラが戻ってきれば1アドってことです。先攻で移動持ちキャラで殴れば、よほど相手の手札が良くない限り帰ってくるでしょう。キャラが帰ってくる=ハンドが1枚増えているのと同じなので、後の展開に必要な札を抱えられます。この1アドが得られるか否か、相手に与えるか与えないかでゲームの流れが決まると言っても過言ではありません。

(2)は、序盤にどれだけハンドを保ちながら殴れるかです。前環境では中学生互換がトップメタに多数いたため注目されませんでしたが、今環境はいかに霞互換を通しながら序盤にパンチ数を稼げるかが重要です。ヴァイスというゲームの性質上、1周目の山札が一番圧縮率が低く、打点が通りやすいので、序盤にたくさん殴れるとダメージレースで有利に立つことができるでしょう。

(3)は、次の2の項目に繋がりますが、レベル1のクライマックスコンボを決めるためのハンドを準備できるかどうかという点です。理想は、序盤から最大パンチ数で殴り続けることですが、レベル1の準備ができていない状態でパンチ数を稼いでも必ずどこかで息切れします。そこでテンポを失わずに手札を整えることができる控え暁互換やフィレス互換(登場1コス1ハンドで山サーチのこと)、オカ研互換があるタイトルは自分が持つ勝ちプランの再現性を上げやすく、強いデッキには必須の要素となります。

デッキ画像20210424_201456

8門アニバSAOの話に戻りますが、このデッキはこの3つの項目を満たすことができています。(1)については、スプリガンの全体500パンプと3000以上のパワーを持つキャラが多数いるので、3500以上のパワーは満たしやすくなっています。(2)については、霞互換が4投されるので満たしています。(3)については、控え暁互換とフィレス互換が計6枚採用されているので、かなり高い確率でレベル1の強い動きを実現出来ます。


次に、レベル1連動が打ちやすいかどうかという要素について。現代のヴァイスでは、一部の例外を除いて強いデッキはレベル1帯で強力なクライマックスコンボを擁しています。では、強いクライマックスコンボとはどういったものかについて考えていきます。個人的に、クライマックスコンボには以下の2点が重要だと考えています。

(1)手札の枚数を増やす、質を向上させるあるいは両方

(2)パワーを上昇させる

これら2点の中で一番重視されるのが(1)の項目だと思います。ヴァイスというゲームは、盤面のやり取りが発生し、理論上は毎ターン最低3枚の手札が必要です。しかし、ルール効果だけだと、ドローとクロックドローでハンドは2枚しか増えません。そのため、何も手札を増やす行動を取らないで最大数パンチすると5ターン目以降3パンできなくなってしまいます。そうならない為には、ハンドが増えるクライマックスを採用したりハンドを増やすクライマックスコンボを使用して手札を増やすないし減らないようにしなければいけません。

次に(2)についてですが、ヴァイスというゲームは盤面のやり取りをするゲームです。自分のハンドを保つだけではなく、相手の盤面を割ることも求められます。相手の盤面を割るためにはキャラのパワーを上げる必要があります。理想はハンドを増やしつつ相手のパワーを超えられるクライマックスコンボが使えることですね。1000/1を連打する対面なら7000、8電源のように1/1/7500が並ぶ対面なら8000以上を出したいところです。

これら2点においては、イノセンスが単体でクライマックスコンボを打てば7000、後列2面をスプリガンにすれば8000出るので、このデッキだと比較的簡単に満たすことが出来ます。回収に関しては落下するカード次第なので確定回収のキャラには劣りますが、1周目の弱い山を削れるのでかなり強いクライマックスコンボだと思います。

イノセンスの強いところはかなりあります。こいつが強いからこのデッキ使い続けてるまでありますね…。

・相手に依存しせずにアドバンテージが稼げる

・ノーコストで山削りができ、山削りが任意の為、強い山を崩さなくて済む

・単体7000までパワーが伸びる

・クライマックスが門の為、クライマックスコンボが決まりやすい

・スプリガンがいるため、いつ門を噛んでも好きなキャラに変換できる(対応CXと対応キャラを一気に揃えやすい)

冷静に強いことばかりですね、みんな使いましょう()

1レベルのクライマックスコンボは準備するターンが短い為、クライマックスがなかなか手札に来ないこともあります。素引きに頼らなくても手札にクライマックスが加わりやすい宝や門が連動のキャラのほうが、トーナメントシーンでは安定したゲームがしやすくて向いていると個人的には思っています。

続いて3の項について触れていきます。何回言うんだって感じですが、ヴァイスは盤面のやり取りをするゲームです。盤面が勝てないとハンドは減るし、ダイレクト面から大ダメージを貰いやすくなってしまう為、レベル3の詰めがいかに強くても、打点差が開いていては勝てません。レベル3の詰めを決めやすくするために、相手に継続的に圧力をかけつつ打点レースを有利に進める…そのためにレベル2帯で盤面を取れるかは現代のヴァイスにおいてかなり重要な要素だと僕は考えています。8電源のデッキが強いと言われる理由は、盤面を取って受けるダメージを減らしつつダイレクト面で与えるダメージを大きくできるからです。レベル2で盤面を取るとなると、最低でも11500以上のパワーラインが必要だと思います。根拠はないです()。

8門アニバSAOのPR記事の側面もあるので、それっぽい数字はだいたい8門アニバSAOに都合がいいやつだと思って下さい。

話は戻りますが、11500という数字をレイピアの名手アスナでハンド消費無しで多面しやすい8門アニバSAOは盤面取れて強いです。相手の面はキリト&ユージオを絡めつつ倒します。キリト&ユージオはハンド消費が激しいので1ゲーム最大2プレイで十分なので3枚がオススメです。4枚も入れたらハンドまじでなくなります。キリト&ユージオを過信しないことがこのデッキで勝率を出すポイントです。このデッキのはレイピア2面+2000応援出してスプリガン込み13500を2面目指すデッキです。レイピアの名手アスナが最強クラスの早出しなので、経験でレベル置場に置くことも考えると4枚採用が一番強いと思います。この3の項目については、このデッキの最大の強みなので、なるべく狙いましょう。早出しできないゲームは、イノセンス連動連打で打点を押し込みましょう()


次に4の詰めの強さについて。ヴァイスで勝つには相手をレベル4にしないといけません。詰めと呼ばれるものには、以下のようなものが挙げられます。

・バーン、ショットダメージ、クロック送り

・連パン

・光景や逆圧縮

他にも細かく言えばあるかもしれませんが、だいたいこの3つだと思います。打点を伸ばすか、山札を弱くするか、はたまた両方か。複数の詰めを組み合わせることができるタイトルは詰めが強いと言えるでしょう。

8門アニバSAOは、光景持ちのキャラとクライマックスコンボで連パンできるシノンがいます。しかも、2000応援のアスナで相手の防御イベントを回避できるので詰め性能としては十分です。


最後に5の防御札について。ヴァイスというゲームは、基本的にキャンセルでしかダメージを防ぐことはできません。つまり、どんなに有利な状況でも負ける確率は常に存在するということです。特に、大会シーンで負けられないゲームにおいて、キャンセルに頼らずに生存できる防御札の存在はとても重要だと思います。8門アニバSAOは山札の強さで勝負できるデッキではないので、このデッキリストのように防御札を採用するほうが勝てる対面が増えます。色発生がシビアですが、あるのとないのでは大違いなので、是非試してみて下さい。


長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。8門アニバSAOというデッキ、強さの割には安く組めるので良かったら使ってみて下さい。採用カードの意図については以前書いた記事で詳しく触れているので、そちらを見て頂けると幸いです。もし、それでもわからない点がありましたらリプライで訊いて下さい。

それではー。



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