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蟲神器の大会に踏み出し始めた蟲主達へ

初めまして。関西で蟲神器をプレイしているもょもとという者です。私が今回記事を書こうと思ったのは色々な大会に出る中でやはりいつも好成績を残す人と伸び悩む人が毎回明確に別れているなと感じていて伸び悩む人は伸び悩む理由がなんなのかを分からずに勝てないなぁと浮かない顔をしている場面を少なからず見ることがあり、ゲームの基礎的な事を理解出来ればもっと楽しめるのになぁ…と思うところがあったためです。したがってこの記事は伸び悩む中級者向けの記事でありますがそうで無い方も読んで何かしら響くところが有れば幸いです。



とりあえず…

この記事は熟練者とそうでない人とで差が出る殴り方などについて掘り下げていきたいと思ってます。
アグロなどの攻め全開なデッキに関しては割愛します。(実際な話アグロなどは突き詰めると凄く難しいのですが勝つという点に関してはまだ分かりやすいため)
なのでスターター戦やらシールド戦みたいな状況を想像してもらえればわかりやすいのかもしれません。

あなたは理由無く殴っていないだろうか?

蟲神器始めたての人が恐らく一番敗因になるのがこれだと思っています。蟲神器というゲームは基本的には殴ると手札を与えてしまうので不利になってしまいます。でも殴らないと勝てないですよね?なのでここから先はどうやって殴れるのが比較的良い方法であるのかという事と何故手札を与えるのがそんなにいけない事なのかを説明していきます。


どう殴ればいいのか?

じゃあ殴ったら不利なら殴らずにどうやって勝つの?という話なのですが、極論殴らずに手札を溜めて7回殴れる時に殴りそのまま勝つのが一番効率が良いです。しかし、普通のデッキではそれが出来ないので殴りには行くわけですが問題は次のターンの事を考えて殴らなくてはいけません。

殴りに行くターンからはなるべく行動を途切れさせないようにする

慣れていない人は出せる蟲を即座に出して殴り次のターンは何も出さないという行動をするのもよく見ますがこれは相手に何のリスクも与えずに手札を与えるだけの行為になってしまうのでオススメしません。殴り始めるのであれば次のターンも蟲を出して殴れる、さらに言えば2ターン後もまだ殴れるというぐらいには先の手を用意しておきましょう。
一体で殴り始めて次のターンに複数の蟲を用意出来るなんて状況を作るのもベターです。
後は擬態持ちを出すので有れば基本的には殴りに行くターンで出すのがいいです。たまに擬態持ちを立たせるだけでターンを返す人が居ますが擬態持ちを出すので有れば縄張りを一つぐらい取れた方が無駄は少ないのかなと個人的には思います。

色の相性で蟲を出す順番を考える

さて…どちらから出して殴ろうかな?

慣れていない人は恐らくパラワンの方が強いからパラワンから出すのが良い!と思うかも知れません。もちろん、小型の蟲でペチペチ殴る相手にはそれがベターです。しかしこのゲームには色の弱点がありパラワンを取れる大型の緑の蟲を相手が出した場合残ったジャイアントウェタではそれを取り返す事が出来ません。
逆にジャイアントウェタから出してジャイアントウェタを取れる赤い大型の蟲を相手が出した場合残った方のパラワンが無駄なく活躍できます。
大きい蟲を主体に使いたい蟲主はこの順番を大事に展開していく事を覚えておいてください。


手札を溜めて仕掛けるターンで複数の蟲を展開して殴る

先程も少し触れた事ですが恐らくこの行動が現状蟲神器において一番強いのではないかと思えるぐらい理にかなった戦術だと思います。もし縄張りより蟲が多く展開出来るならば防御においても強く、そのまま倒せる打点が有ればそれが最良です。
そしてこれこそがこのゲームにおいて迂闊に殴ると負けに近づくという最大の理由でもあります。
並べるだけ並べて相手の蟲だけ殴り縄張りを出来るだけ引かせず次のターンで残った蟲でトドメというのがよくある流れです。

手札枚数=打点数ぐらいの危機感をガチで持った方がいい


一マナで全ての蟲を倒せるかも知れないカード
5兆点のカードパワーを持つ一枚で2打点生み出すハイパーカード

このゲームは手札とエサが有れば平気で4点5点は出てしまいます。先程の溜めて一気にトドメという説明と照らし合わせると無意味に殴って相手に手札を与える事がいかに恐ろしい行為であるかお分かりいただけるかと思います。さらに言えば纏めて縄張りを取って勝つというは相手が使うはずだった大量のカードを無かったことにするのと同義でもあるので強い勝ち方です。
殴りに行く事を検討する際は特に相手の手札枚数を確認しましょう。毎ターン確認しても良いぐらいです。


ワンショットのススメ

恐らく相手にして一番何も分からないまま倒されるという事になるのが所謂ワンショットというデッキです。このデッキには蟲神器の殴り方における重要な事がとても詰まっており一度は触れておく事を勧めます。ワンショットデッキを理解出来るようになると他のデッキを使う時にも経験が生きこのゲームそのものの練度が大幅に上がります。
難しいデッキですがこれを最初から握るのもアリです。筆者は最初ワンショットを使い、その時の経験がかなり活きてそこそこの蟲主にはなれました。

ワンショットデッキについてはこちらの記事が物凄く良い記事をを書いているのでワンショットを使いたい方は一読することを推奨します。

経験値を手軽に積みましょう

大会が少ない地域でもリモートならば日夜行われており手軽に遊べるので色々試してみましょう。 
上に貼り付けているヒグラシサーバーは大手のサーバーでリモート大会なども頻繁にあります。
また、普段やらないようなプレイングを試してみるのも良いかも知れませんね。
後は基本的にこのゲームみなさん優しいです。強い人は大体優しくて教えたがりなので対戦後何が良くて何がダメだったかを聞けば快く教えてくれます。
色々試行錯誤して楽しんでいきましょう!

最後に

拙い文章ですがお付き合い頂きありがとうございます。このように言語化すると長くなりますが勝率の高い人は恐らくここに書いた事を自然にやってます。なのでそのメカニズムを少しでも理解頂ければ幸いです。ここで語った事以外にも色々なテクニック等はありやはり蟲神器というゲームは奥深く楽しいのでそれを伝えていければなぁと思います。
また環境が変わりもしかしたら溜めて殴るのが通用しなくなったりなどもあるかも知れませんがその時はまた記事を書いていきたいと考えています。

長々とお付き合い頂きありがとうございました

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