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ミロコマチコ展の感想①

in 神戸ゆかりの美術館!!
交通の便が良い

感想を忘れる前に記録しておこうと思って始めました!!
使い方全くわかりません!

電車に貼られていたポスターに一目惚れして、ミロコマチコさんを知りました!
一瞬で大好きになってしまった…


生き物と

ミロコマチコさんは、全身全霊の魂を懸けて絵を描いていらっしゃいました…
生き物が大好きで、愛していて、
もう生き物達がミロコマチコさんと一体化してるような…

とにかくひとつひとつの迫力がえぐい!
遠くから見ても、近くで見ても宇宙を感じる…(???)

動物が可愛い

動物の絵がたくさんありました!可愛い!!
絵本で見ると、可愛いな〜ってなってたのが

展示してあると絵画やん!!!すげえ!な、なんなんだこれは…ッ!?生きている…と
一人で刃牙の画風になっていました

本当にこういう生物いるんじゃないか?というか可愛いからいてほしい
紙から出てきているように見える…

こだわり

なにより色彩感覚がおかしい(いい意味で)……
ビビットな色からモノクロまで、もうなんでも出来るぞ!!って感じで
これがプロか…とドキドキしてしまいました

近くで見ると、黒の中にまた黒を重ねていたり
黒って影とかのイメージですが
意味がある黒に感じました

赤でも1000色くらいあるんじゃ無いか?ってくらい、いろんな赤を使っていたり…
とにかくこだわりがすんごいんです!!!

そして筆のタッチ!いろんな線があって、なにで塗っているんだ…?と思ったり
わざと塗った絵の具を指でとってたり
絵の具を上品に撒き散らしたり
顔の部分だけビニールが貼ってあったり
布でコラージュをしたり
すごい絵の具が盛られているところもあれば
水が多くて水彩みたいなところもあったり
多分ヘラかなんかで塗ってたり…

言い出すとキリがないくらいで、
印刷されると消えるところもあるので本当に
生で見る価値しかない…

なんでこの部分はこう工夫されたんだろう?って考えるのも
難しいですが楽しいです

眼力

作品に一貫して思ったこと!
ミロコマチコさんは、生き物の目を描くのがすごいこと!
何かが憑依しているような、
目が合うと「えっ…?」ってなるような
特徴的な目を描かれていました
人生で一回も見たことのない目でした…!!

🌞

ドクルジンという絵本の中の挿絵に、
ほとんど赤と黄色の二色で描かれた、太陽の昇る絵があります。
太陽の部分は本当に赤と黄色だけなんです…

凄い迫力!!!!うわーーー!!!
ミロコマチコさんは、線の神様だと(勝手に)思いました

線だけで表現されているんですが
あっっっっつい太陽🌞がエネルギー爆散してるような…
君が代にファンファーレついたみたいな…

やはり生命の生命力についてずっと追いかけ続けていると
なんにでも生命力を生み出せる
そんな人でした

一番突き刺さったもの

私はまだまだ全然未熟者なので、
安い感想文かもしれませんが…

黒のインクだけで描かれた絵があったんです
素直な感想↓
「黒のインクだけでこんなにやばい表現ができるんですか!?!?」
と、同時に

心の中でいろんな色を使いまくって
幅を広げようとする自分が
「じぶん、これがプロフェッショナルやで」
と言ってきて

まだスタート地点にも立っていなかったのだと
ひしひしと感じさせられました…

本人が神様

最近の絵は、神様が見えました

生命の神様というか、ひとつの宗教画のような、
極めて極めて生み出されて
生き物ってなんだ…と考えさせられる

静かで心地のいい、
深みのある恐怖感がありました。

宗教画とか、そういう神様系とかが地味に好きな私に
ぶっ刺さりました🗡

「崇め奉る」という言葉が
そのまま具現化してました

見たことある!!

そして!
赤い像の絵があって、なんか見たことあるな…と思ったら
私が最近ワークショップに参加した
矢萩多聞さんの「偶然の装丁家」の表紙だった!!!と一人で感動の再会してました

あとは万引き家族の字とか
ミロコマチコさんの字すごく好きなんです…

楽しく一文字一文字書いてて
もはや文字じゃなくて生き物だとおもっているんじゃないか???

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