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ミロコマチコ展の感想②

支持体

ミロコマチコさんは
奄美大島に住んでいらっしゃり
広大な自然の中で
作品が生み出されていました

なんと、キャンバスに貼る布を自分で染めて
泥染木綿という
泥に染めて乾かして切って貼る…
という作業をされていました!

さすが奄美大島…
さすがミロコマチコさん…

布だけでもとても綺麗で欲しくなります…

メモ

ミロコマチコさんは、「なんでもノート」という
思いついたこと全部メモをする習慣をつけているそうで、
後で見返した時に
今の私ならこう思う!と
過去の自分との考え方の違いを
感じるそうです

これ…これ!!!すごい!

図録

美術館行ったら図録絶対買うマンなので
買いました!!

そしてびっくりしました…

こだわりしかない!!!

私は本については詳しくないですし
根本的に本を作るのがめっちゃ苦手なので(好きなのに)
いつも見る専になっています…

とにかく仕掛けがすごい!
ページをめくっていて楽しい!
なんか展覧会の図録って文字だらけで
文字読みたくない…ってなるんですが

どうやって裁断されているのか分かりませんが…
紙の切れ目が布の端っこみたいになっていて
ざらざらしてるんです

紙の大きさが微妙に違うところがあったり、
なんでもノートを印刷した紙は
大きさも紙も本当にメモ用紙みたいで(最初挟まってるだけかと思って引っ張ってしまった)
楽しい!!!!

紙フェチなのでずっと触ってます(怖い)

グッズ

ユニークすぎる!!!
こういうの大好き…

話逸れるんですが、アニメの公式立ち絵をそのまま
グッズ化するアレ
なんなんですかね????

「正統な長方形には、なりきれなかったポストカード」

「ミロコさんの絵をおさめるのなら、ミロコさんの描く四角にしてみませんか?」まさか、その一言がこんな事になるなんて。
ミロコさんが描いた線に沿って刃物(型)をつくり切り抜きました。型のセットも、周囲の紙をむしり取るのも手作業です。
型抜き技術の習得には最低でも5年はかかるのだとか。なんとも「型破り」のポストカードが出来ました。
https://mirocomachiko-cm.exhibit.jp/goods/


「大きく育ちすぎてしまったポストカード」

ミロコマチコ作品の一部は、とにかく大きい。中には幅4メートルに及ぶものもあります。
その圧倒的な力強さは、小さくしても変わりませんが、少しでも大きい方がその迫力は残ります。
もう少し、もう少し、、、と大きく育ちすぎてしまった規格外の大判のポストカードになりました。


「いきものたちが、ちいさくしても、いきいきしているピンバッジ」

通常では細かすぎてカタチに出来ないような「うしろあし」とかまで再現出来ているのは、
特殊な機械を使うからなのではなくて、職人さんが一生懸命だからです。


…などなど
名前も内容も面白い!

ポストカード絶対出しません
額買って飾って満足します

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