カール・リヒター 1926

 今日のコピペ

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383 名無しさん@HOME [sage] 2011/10/10(月) 14:49:57.09 0 ID: Be:
中学からの友達の話。本人とその奥さんが、OK出したので書いてみます。

友達(男)は、国籍日本で金髪碧眼。
両親は元アメリカ人で日本大好きで、大学時代に日本に留学して来て、
お互いそのまま日本で就職して知り合い、結婚して生まれたのが友達。
両親が日本国籍をとったので名字はお世話になった人のをもらい、
名前だけアメリカで通用するようなジョージ=譲治みたいな名前です。
両親の意向でバイリンガルはアイデンティティが無くなるから、と家族でも会話は日本語のみ。
友達は中学で初めて英語を習った。国語が得意で英語が苦手な友達は大学は国文学専攻してました。

大学は結構留学生がいて金髪碧眼でも普通。
留学生が来ると仲間と思って、譲治に英語とか外国語で話しかける。
でも片言しか話せない譲治はいつも困り果てボディランゲージでした。
そんなとき同じ大学の英語ペラペラの同級生が助けてくれて、いつしか2人は恋仲になりました。

譲治が就職を決めて恋人の家に挨拶に行ったところ
そこはかなりな田舎で外人が来たと大騒ぎになり、
恋人の両親も「日本人と聞いていたのにだまされた」と大反対されました。
そこで滔々と譲治が持参の琵琶で平家物語を語り始め
その見事さに恋人の兄が聞き惚れ両親も聞き惚れ、家族中しーんとなったそうです。
吟じ終わった譲治が「精神は日本人です」と言い切り、めでたく結婚の運びになりました。
結婚式は古式ゆかしく神社で行われました。
結婚式でも譲治は滔々と琵琶で平家物語を語ってました。

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