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4:ペーパーマリオRPG初プレイ日記_ステージ2アフター

↑前回はこちら。


○お待ちかねのピーチパート

早くも楽しみとなってまいりました、ピーチパートの時間です。ピーチさん、送ったメールがマリオにちゃんと届いているか心配なご様子。まぁ、まかりなりにも敵のアジトの機械ですからね…。

これからの自分の処遇にも、少なからず危機感を抱いているようです。あぁ、お労しや姫様。


ま、浴びるもんは浴びますけどね。リフレッシュは大事。

トイレもミラーもしっかりと掃除されているあたり、メガバッテンといえども衛生概念にはそれなりに気を使っている模様。誰が掃除してんだろ。トイレにちゃんと備え付けのトイレットペーパー置いてあるのも細かいわよね…。

○テックとの会話<ピーチの「恋」>

テックに招かれ、コンピュータールームへ。
今回はどんなお話をするのでしょうか。

ピーチさんの独り言を盗み聞きしていたテックさん、自分もピーチ姫とダンスを踊りたいという感情が沸いたとのこと。なぜこんな感情が沸いたのか原因を突き止めたいと言うテックに対しピーチさん、


自身の思う「恋」の形を話します。「きっと(小声)」がいい味でてますね。ここの味、鰻丼のタレ並みに濃いので銀シャリ2杯いけます。

現実世界で換算するとン十年間の重みがあるマリオとピーチ姫の間柄。いや~、公式的にはどうなんでしょうね、二人の間の恋愛感情的なものというのは。
残念ながらシリーズが続く限り恐らくずっとこの宙ぶらりんな状態がキープされるのはもうわかっちゃあいますよ、マリオの世界も若干サザエさん時空じみてきてますしね。

だからこそ、ここでピーチ姫が「恋」について自らの口で言及するという行為自体が、長年のマリオシリーズファンからすると超巨大質量の情報になるんです(※…個人の感想です)

しかも、「きっと」って小声でしゃべるあたりに、自身が思っている恋の形が正しいものなのかという不確かさや自身のなさを感じるのが非常にいいです。銀シャリ2杯いけます。

なんやかんやお姫様ですしね。キノコ王国としても、ピーチ姫の将来の婚約者を誰に定めようとしているのかとか、恋愛結婚を認めるのかとか、そういったものも曖昧で不確かである以上、ピーチ姫自身も恋に対して明確にこうだと言い切ることが出来ないもどかしさはきっとあるでしょう。

……いや、まてよ。何か、見落としているな。




(天啓)

そういや「マリオといっしょに何かしたい」という恋心、冒頭に出してるじゃん!!!!


あー!!そうか、「いいわよね」とか「ぜったい きてくださいね」という念押しは、それほどまでにマリオに来てほしいという感情の裏返しって事ですね!!!!そう解釈していいですね!!??

よかった、あの手紙は単なるワガママプリンセスのヤバい恐喝文書じゃなくなった!!「マリオといっしょに何かしたい」という感情が詰まった念押し、すなわち素直になれない乙女心の演出だったということだ!!!!ウッヒョー!!!!!!!!

宝の地図を見つけたという切っ掛けを使ってマリオと一緒に過ごす時間を作りたかったんでしょうね…きっと…。

いいねぇ…ワイ、5歳からずっとマリピーカップル推しだったから、そういうピーチ姫のいじらしい感情に触れると腹ァ一杯になっちまう…。銀シャリなんて余計なもん、腹に入らねぇよ…。


○テックダンス

まーた脱線しちゃった。話を戻します。
ということでテックさん、ダンスを踊りたいと熱望します。


当然困惑するピーチさん。肉体のない相手と一体どうやってダンスを踊ろうというのでしょうか。


するとテックさん、まさかのホログラム投影でダンス相手を作ります。そのモデルは、なぜかピーチさん。

なぜホログラムはピーチがモデルだったのか。少しだけ憶測を立ててみましょうか。

1.テックがつぶさに観察している対象がピーチだったので踊る姿まで再現できるのがピーチしかいなかった
2.自分が恋をしている相手が二人いるというお得感を味わいたかった
3.実はマリオも投影可能だったが、葛藤を感じてそれを実行できなかった
4.実はメガバッテンのメンバーも投影可能だったが、さすがにそれはと配慮した結果がピーチだった

もし2だとしたらテックがやや歪んだ愛情を持っている事になってゾクゾクしますし、万が一3だとしたらクリスチーヌのヤキモチと同じやつじゃんとなって脳の裏側までゾクゾクしてしまいそうにはなりますが、個人的には1と4の複合説を推します。

ダンスをする前のテックはこんな事を話していました。

恐らくピーチが来てからはずっとピーチしか見ていなかったことでしょう。そこですぐに投影データとして作ることができるのはピーチしかいないとなれば、それは合点がいきます。
それに、恋心が芽生え始めたテックさんは「ピーチが嫌がること」は絶対に避けたかったと思います。で、ピーチが嫌がらない相手の最適解がピーチだったとするなら、トリッキーながらもアリな解決策だなと思うわけです。

そして、ダンスを終えたテックに「楽しい」という感情が芽生えます。AIが感情に目覚める過程のストーリーなんて今まで何回も見てきたはずなのに、そのたびに「いいねぇ…」と感じてしまうのは何故なんでしょ。

今回もテックの要望に応えたお礼として、マリオへのメールが許可されました。どう考えてもメガバッテンに背く行為なのに、自身の感情に対するお礼は禁則事項すら超えるっていうのは「いいねぇ…」となってしまう。

ここも「いいねぇ…」ポイントです。テックにとっての「楽しい」は、すぐに分析したいと思うほどには、すぐに反芻したいくらいには、心地よい感情だったんでしょうね。余韻を含ませる「…」が非常に印象的です。

ピーチも何かを感じたようで、テックに対して微笑みを浮かべます。あー…お互いがお互いを少しずつ認め合うこの感じ、非常にいい…。敵陣で広がるユートピア…。

ピーチパート、いいなぁ。これはワイにとってはご褒美だわ…。


○その頃クッパ様は

大技林の無限増殖バグを使ってました。


ポスターを口説いていました。


ドンマイ。


↓次はコチラ。

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