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第1回キャラクター考察「リドーラ姫」

かつての周年記念キャラの生まれ変わり?!覚醒した姿??彼女には、モンストの今までの深いストーリーが隠されていた、、、


1,始めに

初めましての方は初めまして。オゾン墨(おぞんすみ)と申します。モンストも今月でもう10周年ということで、今回、Noteに初投稿させていただきます。

2,テーマ

今回、題名の通り、10周年記念キャラ「リドーラ姫」について、考察してきた内容を記述していきます。緑の髪とドレスが可愛らしい妖精の女の子ですね。ちなみにドーラはイタリア語で”贈り物”という意味であり、名前はリドラとのダブルミーニングです。
では早速、結論から述べます。それは、「1周年記念キャラ、エンシェントリドラの生まれ変わりであり、3周年記念キャラ、バースデーの覚醒した姿、そして歴代の周年記念キャラたちの本家の血筋の真の女王である」というものです。
その根拠を述べていきます。

3,根拠

一つ目の根拠はその外見です。両者の耳の部分には、大きな球のようなものが埋まっており(リドーラ姫は進化前の方がわかりやすい)、明らかに酷似しているため、これは大きな理由の一つです。

リドーラ姫(左)とエンシェントリドラ(右)の比較

では次に、なぜ「生まれ変わり」で「真の女王」なのか。その根拠を述べていきます。

二つ目の根拠は種族です。
まず、リドラ、正しくは5体の各色リドラとエンシェントリドラの6体、これらはいずれもドラゴン族です。しかし、リドーラ姫は妖精族です。これはなぜなのか、それを探るために、まずは歴代の1~10周年記念キャラの種族を調べました。
(以降の議論では、1周年の記念キャラはコノハナサクヤヒメではなく、エンシェントリドラとして扱っていきます。ちなみにコノハナサクヤヒメは、イザナミ夫婦の子孫の日本神話の神です。クシナダ姫は、その姪にあたります。クエスト背景などからも、当時の超絶シリーズのオマージュだと考えられます。)

コノハナサクヤヒメの降臨バナー

各周年記念キャラの種族をまとめた結果は以下です。

  • バースデー,キュウト,リドーラ姫:妖精

  • ヨトセ,ヤトセ,ヴィクトリー,ヘックス,ナーナ:亜人

  • キュベレー:魔族

  • エンシェントリドラ:ドラゴン

更に重要なのは、リドーラ姫以外に名前で王家だと表記されているのは、2周年記念のキュベレーだけということです。そして彼女は”死と再生”の女王、、。また、ヨトセとヤトセは姉妹だということが公言されています。

4,考察

以上の根拠により、かなり結論に近づいてきました。そしてここまでは、比較的探りやすい内容でしたが、ここから更に深掘りしていく為に、より細かい文章から探し出していきます。その結果、判明した内容をひとまず箇条書きにしました。(参考にした元データは、7項目の参考資料の所にまとめてあります。)

  • 「アイスシール」の意味は、”氷で隠す”

  • キュベレー進化前SSの「マーテル」とは、ラテン語で”母”

  • キュベレーの意味はギリシアの大地母神で、「知識の守護者」

  • バースデーのイラストのみ、リドーラ姫以外で3色のリドラが共に写っている(+ケーキとクラッカー)

  • バースデーとリドーラ姫は、SS名に関連がある。(進化前「どきどきサプライズ」↔︎「わいわいお祝いケーキ作り」、進化後は10キャラ中両者のみ”!”マークが付いている)

  • ヘックスは”魔女”であり、”音楽魔法”を使うことができる

  • キュベレーとヘックスは、SS効果が号令と大号令で似ている

  • ヨトセとヤトセは、服や見た目は中華風である

  • ヴィクトリーとヘックスの髪色は、黒に近く、人間の色合いに見える

  • ナーナのイラストには、隣にフラッグJr.がいる(他のフラッグJr.シリーズは龍などに乗っているが、ここでは背後にいる)

  • キュウトは”案内人”の要素を持っている

  • キュウト、バースデー、リドーラ姫は進化後イラストで同じく左目をウインクをしている

  • ヘックス、ナーナ、ヤトセは逆に右目をウインクしてる

  • ヨトセ、ヴィクトリー、ヘックスは大きな武器を持っている

  • SS名で英語を使っているのは「リドーラ姫」だけ

これらの事実から、さらに分かったこと。

  • バースデーとリドーラ姫は明らかに共通点が多い

  • キュベレーとヘックスにも少し共通点がある

  • 3~10を区分分けするなら、リドーラ姫,バースデー,キュウト/ヨトセ,ヤトセ/ヴィクトリー,ヘックス,ナーナ

  • それぞれのキャラは、上の括りにまとめられる通りに、住んでいる地域が異なっている

5,結論

以上の根拠から、以下のようなストーリーを考えることができます。ここからは、読み取れることだけの範疇を超えて、自分自身の考察に入っていきます。

<ストーリー>

繁栄した大国、リドラ王国には、ある一人の偉大な王がいた。しかしある時、その王は死んでしまった。それを嘆き悲しんだ王妃は、自身の魔術によってその亡骸を封印し、地下深くに格納していた。
そしてその後、王妃は女王となった。女王にはかの王を復活させる野望があったが、自身の力が足りなかった。そのため女王は、自身の娘に知識を託し、分家の姉妹たちにも、それぞれ”王の復活”のために必要な力を分け与えた。
そしてその女王の娘とその姉妹たちは、各地にて自身の役目を果たしていく。長い年月をかけて民衆(ストライカーたち)による”希望への力”が集約する必要があったからだ。王の復活のために必要なのは、各地の民衆の意思が一つになることだったのだ。
年月を経て時は満ちた。そこで、女王の娘に最も近い側室の子が、かつての王の復活のための案内役となった。そして今、女王の娘は、晴れて”新たなる王女”として、このリドラ王国に再び降臨したという。そしてその時初めて、10年間の王の意思と共に、地下深くの封印は解かれたようだった、、、。

いかがだったでしょうか。女王はキュベレー、女王の娘はバースデー、各地の王女たちがヨトセ〜ヤトセ、案内人の子がキュウト、そして真の王女となったのがバースデーの覚醒した姿、リドーラ姫です。
我ながらいい考察だったのではないでしょうか。歴代の周年記念キャラの力と意志を継いでいく感じがエモくて満足度が高いです。

ちなみに、アイスシールの神化、エンシェントリドラはなんなのでしょうか。それは、ストライカーが無理やりキュベレーがアイスシールにかけた封印を解き、王の意思だけが誤って世界に放たれたキャラだと思っています。なので、リドーラ姫の失敗作といったところです。
また、キュベレーは力を求めたために、ストライカーからその強い力を探していました。そのため、クエストは難しく、新たなギミックとして魔法陣が登場していたのです。
バースデーの”3”には、3周年という意味以外にも、自身が3代目の王になるという意味も込められていそうです。
また、ヘックスはキュベレーの隔世遺伝で、少し魔術の才能があります。
ナーナがフラッグJr.といる理由は、フラッグJr.が彼女の国の騎士だからです。
各々のイラストのテイストの違いは、文化圏の違いを表現しているように捉えられますね。
以上となります。読んでいただきありがとうございました。

6,余談

余談です。リドーラ姫は妖精族ですが、王の器であるバースデーと同じ種族という理由以外にもう一つの理由があります。それは、アニパのラスト発表がガブリエル獣神化改だということへの伏線だったからです。
リドラといえば、3体のリドラの声優は福島亜美さんが担当されていることで有名ですが、ガブリエルも同じく担当されています。そして改めて考えてみると、木属性、妖精、声優が(おそらく)同じ、共通点が多いですよね。ということで、これは伏線ということに勝手に認定させていただきます。

最後に、歴代の周年記念キャラの中でバースデーの進化前が一番好きです。かわいいお顔をして、箱から覗いている所が非常にGOODです。

「サプライズだから、内緒だよ? せーの!」

改めて、モンスト10周年おめでとうございます!!

7,参考資料

歴代周年記念降臨キャラのイラスト
歴代周年記念降臨キャラの降臨バナー
歴代周年記念降臨キャラのステータス内情報

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