お早いのがお好き?

こちらはすーさん(@su_san4221)主催の「あなたは謎が好きですか?Advent Calendar 2019」に寄稿する記事です。

初めましての方もそうでない方もこんにちは。
キュータ(@mnmy_f)と申します。
ツイッター謎解きにハマってもうすぐ丸2年になります。
謎は解くばかりで作るほうではないのですが、
多くの謎制作職人さんのおかげで日々楽しく謎解きライフを送っております。

さて唐突ですが、ツイッター謎の形式にもいろいろありますよね。
出題形式としては、一枚謎やら大がかりなイベント謎やら複数人で挑む診断謎やらetc。
正解発表の方法も出題者さんにより様々です。

ところで自分は、正解発表時に正解者発表がある謎が好きでして、
そのような謎解きには積極的に参加させていただく傾向があります。
名前が載ったからといって「正解してやったぞヘヘー」とふんぞり返るわけでもないのですが、
謎解きを始めた頃は自分の名前が紹介されるだけで出題者さんに認めてもらえたような気分で誇らしく思えたのを覚えてます。
極端な話、グループの末席に加えてもらえたような感覚なんですかね。
そんな感じもあって、未だに名前を紹介していただくとニヤニヤ眺めてしまいます。

中でも、早解きの上位ランキングが発表されるタイプは特にモチベーション上がります。
運よく上位にランクインできた時は嬉しさもひとしおなので、積極的に狙ってるのが実情です。
ツイッターのプロフィール欄では「まったりマイペース」などと標榜しておりますが、実際はそうでもないのがお恥ずかしいやら何とやら。

ただ、ツイッター上には歴戦の猛者がひしめいてますので
最速正解者になるのは当然ながら非常に難しいです。
いくら早く答えを閃いてもそれだけでは勝てないのがこの世界。
競技クイズの早押しだとボタンを半押ししておくとか体重を乗せやすく構えるとかありますが、ツイッター謎解きでもいち早く回答するためにはある種の「テクニック」が欠かせません。

例えば、出題1分前にアラームをかけて待ち構えるのは当然として、
回答フォームに名前・アカウント等をあらかじめ入力しておくとか
検索謎に備えてgoogleのページを開いておくとか
パソコンとスマホで複数画面を同時に扱えるようにするとか…。
逐一上げるのも何ですけど、いろいろ準備して臨んでたりするわけでして。

…でも、こういうことをしていると時々思うのですよ。

これって謎解きと関係ないよね。。。

純粋に「謎を解く速さ」とは異なるベクトルで時間を縮めたところで、
それは誇れることなのだろうか、と。
回答を急ぐあまりフォームの感想欄はほぼ定型文ですし、
出題者さんに対しても失礼なのではないかと思うこともあります。
感想は引用リツイートとかでも付けられますけど。
「解神」ぐらい純粋な早解き勝負ならまだしも、ただ早く回答を送るだけでは単なる自己満足でしかないような…。

ただ、最近はこうも思うようになってきました。

アスリートが特注の靴や服でコンマ1秒を縮めようとするように、
最速正解者の称号を狙う謎クラがあの手この手の工夫を凝らす…。
その上で争うのもまた謎解きの楽しみ方の一つとは言えないでしょうか?

普通にマイペースで解いている方々やストイックに謎解きと向き合っている高次元の謎クラの方々にとってはどうでもいい話かもしれませんが、こういう楽しみ方もあるということで温かく見守っていただければ幸いです。

…まあ、いくら工夫しても解けなければ意味無いんですけどw

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