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ごあいさつ:私が新卒訪問看護師になったわけ🌱

はじめまして。

関西の田舎町から上京して、はや1年。
現在、新卒訪問看護師1年目、もうすぐ2年目になります🐣


2年目が見えてきて、以前から考えていた「自分の経験を発信すること」をやってみることにしました。


『新卒からの訪問看護』というまだまだマイナーな道を1年歩いてきて、感じていること、考えていること、忘れたくない経験、
そしてこれから2年目のいろいろを、日記や備忘録代わりに書いてみたいと思います。


新卒訪問看護師は病棟看護師と比較して圧倒的に母数が少ないため、
実際どんな感じなんだろう?と興味を持っても、ネットで得られる情報には限りがあるのが現実です。
言語化や文章が苦手な私の練習も兼ねてるので、読み苦しい(?)ところも多々あるかと思いますが、新卒訪問看護に関心がある方も、そうでない方も、もし誰かのお役に立てれば幸いです🐰

私が新卒訪問看護師になったわけ

まずは自己紹介もかねて、なぜ私が新卒から訪問看護師になったのか?というお話をしたいと思います。

新卒から訪看やってると言うと、「なんで新卒から訪問看護なの?」と聞かれることが多いです。

かく言う私も、新卒から訪問看護をしている方に出会うと、同じ質問をしたくなります笑

まあ、私にはそんな立派な理由はないですが、説明会など外部に発表するときにお話させていただいていることを書いてみます。

小さいころの夢💭

実家を出るときに見つけた年少の頃の誕生日カードには、ヘリコプターの運転手になりたいと書いていました🚁
この質問をされたときの記憶はあるのですが、そのときの私が本気で言ってたのかは定かではありません笑
それにしても、なぜヘリコプターなのか...?

それはさておき、2分の1成人式では介護福祉士になりたいと発表した覚えがあります。
この頃から、「人と関わりながら、人の役に立つ仕事がしたい」という思いがありました。

そして、小学生、中学生のときは、救命病棟24時が大好きで、漠然と医療職への興味をもつようになりました。

助産師になりたかった

中学生のころ、産婦人科を舞台にしたコウノドリというドラマにどっぷりはまります。

かなり重いテーマもありましたが、出産後の産婦さんの笑顔があまりに素敵で、それをサポートして、その現場に一緒にいることができる助産師(吉田羊さんの役です)に強い憧れを抱くようになりました。

ここで、私の夢に「誰かの笑顔が見られる仕事がしたい」が追加されます。

助産師になるには、看護師資格が必要なので、
中3のときの担任の先生に看護職に興味があることを伝えました。
そのときに、学生向けに県が作成している看護職の紹介冊子を貸してもらい、ここで(たぶん)初めて訪問看護師という存在を知ります。
でも、このときは、ふーんこんな人もいるんだ〜ぐらいの認識でした。

そして、高校生になって、進路学習を進めていく中で、自分の中で、助産師or訪問看護師という構図ができていました。
ここに至るまでの細かい経緯は記憶がなく、気づいたらこうなっていた感じです。
たぶん地元に貢献できることがしたい!という気持ちだったのだと思うのですが、私も知りたい...🥲

で、地元の看護学部がある大学に進学します。

初めての実習での衝撃

看護学生になって初めての実習は、夏休みに3日間病棟に行きました。

1回生なので、シャドーと担当患者さんとのコミュニケーションのみの実習です。

地元の大病院、しかも急性期病棟🏥
今考えればあたり前なのですが、実際の現場を見て、当時の私はかなり衝撃というかショックを受けました。

決して、病棟の看護師さんを悪く言うつもりはありません。
でもそのとき、私は本当にこういうことがやりたかったのか?と疑問を持ちました。

それから、助産師の夢は諦めていなかったものの、就職先として病院以外の選択肢を考えるようになりました。

新卒で訪問看護師になれるのか?

当時の私は、新卒訪問看護師事情は知りませんでした。
調べていく中で、「3年は病棟で働かなければいけない」と言われていること、一般的に新卒で訪問看護師になるのは難しいということを知ります。

でも、助産師になるか、新卒で訪問看護師になりたい!という気持ちは消えず、一度在宅の先生に話を聞きに行くことにしました。

そこで、地元でも新卒で訪問看護師になるための体制作りが進んでいること、毎年新卒採用している今お世話になっているステーションの存在を知ります。

在宅看護学実習での出会い

2回生の1年はコロナ禍真っ只中で臨地実習は中止。
3回生の各論実習も臨地実習は例年の半分以下でした。

臨地に行けるかギリギリまでわからない状況でしたが、私たちのグループは、4日間だけ在宅の臨地実習に行くことができました。

そのときに受け持たせていただいた利用者さんは、独居のがん末期の方。

同行していた看護師さんから、「この人は今は家にいるけど、最期は病院で、と決めているんだよ。でも本音は家にいたいと思っているんだ。」と聞きました。

学生の私は、なぜ本音を叶えるための調整をしないのか?と疑問でした🤔
どうしても納得できなくて、最終カンファで指導者さんに聞きました。

この利用者さんは、1人の男としてじゃなくて、父としての自分を大事にしたいんじゃないかな。

たとえ本心じゃなくても、その人がそうすると決めたことを支えるのも看護として大切だよ。

いい意味で、衝撃を受けたことを覚えています。
こんなふうに人の役割を大事にする看護がしたい!この指導者さんみたいになりたい!!と思ったし、今でもずーっと私の中に残っている言葉です。

在宅の実習では、
・1人の人として利用者さんを深く知って関わることができる。
・利用者さんが笑顔で生き生きした表情で過ごしている。
ということも感じて、

これこそ、私のやりたい

「人と関わりながら、人の役に立つ仕事」
「誰かの笑顔が見られる仕事」
の両方を叶えられるのではないか?と思いました。

その後の母性の実習では、ろくなことがなく...😂
進学しなければならないことも考えると、助産師になりたいという気持ちは、弱まっていきました。

そして、やりたいことがやりたい、他人と違うことがしたい自分の性格もあり、壁はあっても、新卒で訪問看護師を目指すことにしました。

就活もいろいろあって今に至りますが、それは後々書ければいいなと思っています。

思っていたよりもずっと長くなってしまいました。。。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます🙇‍♀️

うまくまとめるのが苦手なので、長くなりがちだと思いますが、
ゆっくりのんびり気が向いたときに書いていこうと思います🗒

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