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経済産業省は、大臣官房内に「Web3.0(ウェブ・スリー)政策推進室」を設立

経済産業省は、大臣官房内に「Web3.0(ウェブ・スリー)政策推進室」を設立し、資金調達、税制、事業体(ビークル)などの事業環境を担当する課室と、コンテンツ、スポーツ、ファッション、アートなどの業種を担当する課室が一体となり、デジタル庁など他省庁と連携して、ブロックチェーンを基盤としたWeb3.0に関連する事業環境の課題を検討する体制を強化します。

1.趣旨
Web3.0は、暗号資産やNFT(Non Fungible Token)などのトークンを基盤とし、ブロックチェーン上でユーザーが自らデータを管理・活用し、新しい価値を生み出す動きです。この潮流がグローバルに広がりつつあり、特に若者世代を中心にメタバースが新しい個人のインターフェースとなっています。デジタル空間の比重が高まり、ビジネス的価値も急速に上昇する可能性があります。

このような状況に対応するためには、Web3.0関連ビジネスが国外に流出している現状を踏まえ、そのポテンシャルとリスクを正確に把握し、国内の事業環境整備に関する検討スピードを向上させる必要があります。問題意識から、経済産業省はWeb3.0関連課室などが一体で政策を策定する「Web3.0政策推進室」を設立しました。

2.業務内容
Web3.0政策推進室では、海外での事業環境や国内での事業環境課題について、事業者、投資家、法曹、エンジニアなどから情報を収集し、関連する府省庁と協力してWeb3.0に関連する事業環境整備に取り組みます。

関連資料
第30回産業構造審議会総会 資料(PDF形式:3,577KB)

担当
大臣官房 Web3.0推進室長:浅野(経済産業政策局 産業資金課長)
担当者:和久津、板垣、奈良崎
電話:03-3501-1676(産業資金課 直通)
メール:exl-web3@meti.go.jp

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