やぎ
朝、いつもと違うみちを散歩しているとやぎがいた。
3度見くらいした。
やぎ...
わたしはその道を散歩したいんだ...
どっしりと座り込みこちらを見つめるやぎ。
ビビりながら距離をとり目を合わせながらすれ違うわたし。
首輪みたいなのが付いているように見えるから誰かが飼っているのだろうか...。
畑の雑草を食べてくれるので農家さんとかだろうか...。
頑張ってビビりながらすれ違ってしばらく歩いていると、小屋と柵が見えた。
柵の中には1匹やぎがいた。
...あのやぎもしかしなくてもここから抜け出したのでは...。
小屋を通り過ぎ、やぎのことで頭いっぱいになりつつ散歩を続けていたら...
なんと...なんと...
2匹...2匹...道にやぎがいた...
何匹脱走しとるねん。
色々大丈夫なのだろうか...。
他の畑の野菜とか食べたりしないのだろうか...
頭がやぎパラダイスになりながら散歩が終わった。
こういう出会いがあるから散歩は毎回違う道を歩くに限るなと改めて思った。
やぎってそんなに鳴かないんだね。