先の見えない不安
こんにちは!
私は今、ロンドンにいます。現在の時刻は3/17の8:25です。
今回はnoteのタイトルからも分かるように現在世界中で猛威を振るっているコロナウイルスに対して私自身がいま、率直に思っていることを綴りました。
私は2月の2週目にロンドンに来ました。当時は日本でマスクが売り切れたり少しずつコロナウイルスが流行り始めていた頃でまだ、ヨーロッパにはほとんど広がっていませんでした。
ロンドンに来てからはほぼ毎日、新聞にコロナウイルスに関しての記事が載っていますが、はじめはほとんどがダイアモンドプリンセス号に関しての記事でした。
そしていよいよイギリスにもコロナウイルスの猛威がまさにこれからやってくる雰囲気となっています。現在UKでは感染者1,543人、死者55人となっています。
イギリスのBoris Johnson首相は封じ込めを事実上諦めて、比較的症状の軽い若者に感染してもらって集団免疫を獲得するという、【コロナと共に生きる】プランを発表しました。
そして昨夕、コロナウイルスの新たな対策が発表されました。私たちの行動も制限されつつあり、自宅での仕事を推奨しています。なお、学校は全面閉鎖とはなっていません。また多くの人が集まる劇場やパブなど営業禁止などの声明はありません。避けてくださいとのことです。
以下、公式声明です。
正直いつこの状態が落ち着くのか、果たして夏に帰国できるのか、そういうところまで影響が出る可能性も十分に考えられる状況までやってきました。僕が通っている語学学校では今朝、多くの学生(特にアジア系)が帰国を決断し航空券の手配をしていました。学校自体は今のところ閉鎖の予定はありませんが、Boris Johnson首相が学校閉鎖を宣言したら閉めざるを得ませんので、その場合はオンラインでの授業となります。また月末から始める予定であった資格コースも人数不足のため受講できない可能性が出てきました。3週間後にはホームステイ先を出て新しいフラットに移動する予定なのですが、状況が状況なので、ものすごく心配ではあります。
今のところ早期帰国する予定はありません。ですが状況が数時間単位で変わっているのが現状です。この先何が起こるのか、明日どうなっているのかも全く見当もつきません。
イギリスも他のヨーロッパ諸国と同様にいつ国境を閉鎖しても状況的にはおかしくないし、公共の施設が閉まることも考えられます。現在ヨーロッパ各国に渡航危険情報が出されています。(以下外務省のHP参照)
とにかく予防を徹底し、最新の情報を常にアップロードしておくことが対絶です。
私のこの留学の目的の一つ、多くの国に行って文化を体感することがもし、この夏にできなかったら、また落ち着いた時期を見てヨーロッパを旅したいと思います。まぁいつコロナウイルスが収まるのか分かりませんが。(笑)
ただ、中国や韓国で新規感染者が著しく減っているというのは朗報だと私は思います。ただ、今度は海外(特に欧州)から帰国者が増えるのでまた増加する可能性は十分に考えられます。
おそらくイギリスはイタリアのパターンに近い形でピークをこれから迎えるのだと私は勝手に思っています。イタリアや他のヨーロッパ諸国が一刻も早くコロナウイルスの猛威が収まり、減少傾向が見えた時、少なからず収束への希望の光が見えるのかなと思っています。
正直、めちゃくちゃ不安です。
慣れない地で、新たな感染症の猛威と共に生きていかなければならないのですから。こちらも日本と同じようにマスクやHand Sanitizerなどは売り切れています。保存できるパスタなどの乾麺もほぼ売り切れです。
私はヨーグルトとオレンジで免疫強化を図っています。
明日何が起こってもおかしくない状況であるこの不安をめちゃくちゃな文でもいいから文字に起こしてみようと思いました。
最後に、コロナウイルスに万が一かかって一番懸念していることは他の多くの方に迷惑をかけてしまうことです。若者は比較的軽症で済むと言われていますが、若者の感染がきっかけでお年寄りに感染させてしまうことも十分考えられます。
できる限りの努力を施し、コロナウイルスに感染しないよう手洗い・うがいを徹底します!
私にできるのは先の未来に悲観せずに今の現状を受け止め何をすべきかしっかりと考え、実行していくことです。
"正確な"情報を日々アップデートすることが何よりも大事です。くれぐれもfake newsに騙されぬよう徹底してください。そして徹底します。
皆さんもお気を付けください。
17/03/2020
※ここに書いている情報が古く、新たに更新されている可能性がありますので必ずご自身で正確な情報(政府発表、外務省など)を確認するようお願い致します。くれぐれもフェイクニュースにお気を付けください。
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